ハードソルジャー炎の奪還の感想とネタバレ!ベッキーの小指や結末・ラストがどうなったか

映画

2012年公開のアメリカ映画「ハードソルジャー炎の奪還」を見ました。

私はヴァンダム作品はそれほど見たことがありません。

おそらくB級アクション映画だろうと軽い気持ちで見ましたが、予想に反して楽しむことができました!
頭を空っぽにして何も考えずに見るにはちょうどいい映画でした。

ここでは「ハードソルジャー炎の奪還」をネタバレありでレビューします。

 

「ハードソルジャー炎の奪還」の感想をネタバレありで

B級感丸出しだがかなり楽しめる

この映画の原題は「6 bullets」。6つの弾丸という意味です。オープニングに

現代の奴隷貿易は巨大なビジネスだ。私の前で売られた子供の値段は銃弾6発。私は何も出来なかった。

とナレーションがあり、これが映画の原題になっているわけです。

ただ「6 bullets」のままでは日本で公開しにくいため「ハードソルジャー」にしたと思われますが、このタイトルではさすがにB級映画感丸出し。

どうせ派手なアクションばっかりの映画だと思って見始めました。

ところが予想に反してなかなかおもしろい展開の映画でした。

主人公が少年を救う仕事でやり過ぎたために、少女を巻き添えにしてしまい落ち込んでしまい裏の仕事を断るとか、高級官僚がとんでもない裏の顔を持っているとか。

また世界中で実際に起きている人身売買の話とか。

ヘビーな内容があったことでアクション映画によりおもしろさを加えていました。

ただ主人公ゴールが少女を犠牲にしてしまって後悔してから立ち直るまでがあまりにもあさっりしています。

誘拐された子どもの両親に頼まれたとはいえ、もう少しゴールの心の葛藤を描いてもよかったのではと思います。

迫力はあるがほどほどのアクションシーンに好感が持てる

映画は風俗店でのゴールと人身売買組織との格闘から始まります。

強そうには見えない変装したゴールが急変し、得意のアクションで敵を蹴散らすシーンは緊迫感がありました。

また中盤で娘を誘拐された父アンドリューの飲み屋での格闘シーンもすごい。
元総合格闘技チャンピオンだから強いのは当たり前なのですが、かなりがんばってます。

ただヴァンダムとくらべると劣りますけどね。

そして最後の元刑務所での銃撃シーンでは、誘拐された娘の母がかなり活躍します。
いくら父親が軍人とはいえそこまでできるわけないだろう、と言いたくもなりますが、娘を助けるためだったら母は強くもなれるのでしょう。

最後に警察の応援部隊が到着したのはあまりに都合がよすぎる気もしますが、駆け引きがあったためこの格闘シーンも楽しく見られました。

全体としてむだなアクションがなく、適度に描かれていたことには好感を持てました。

無名俳優が多いが適材適所の配役

ジャン=クロード・ヴァンダム以外はそれほど知名度がある役者は出演していません。

その分華やかさに欠けますが、キャストは適材適所でよかったと感じます。

娘を誘拐された父を演じたジョー・フラニガンはかっこよかったですし、その妻アンナ=ルイーズ・プロウマンも娘を助け出そうと必死に頑張る妻を好演していました。

さらに裏の顔を持つ国家保安次官ステルを演じたルイス・デンプシーは、冷酷な表情がよく役にはまっていたと思います。

女優で驚いたのは、ベッキーを誘拐する敵役の女性がヴァンダムの実の娘だということ!

父と娘が直接やり合う場面はありませんでしたが、ヴァンダムファンならぜひ見ておきたい映画です。

ハッピーエンドと言えるのか?

ゴールはベッキーを救出し、フェイデン一家は晴れやかな表情で空港を後にします。

ラストでゴールは黒幕のステルを射殺します。

ハッピーエンドととらえてもいいのですが・・・

ゴールがやり過ぎたため4人の少女が巻き添えを食ったり、ターニャの妹がベッキーの犠牲になったりネガティブな面がありました。

また人身売買が絡んだ映画だけに少し暗い気持ちになったのも事実です。
日本でも性的搾取が目的の人身売買があるだけに他人事ではありません。

スッキリしない気持ちが残ったのは事実です。

それでも最後に敵のブラッドを殺したのが、妹を殺されたロシアの少女ターニャであったことで救われた気がしました。

「ハードソルジャー炎の奪還」ベッキーの小指はどうなった?

最後に気になったのはベッキーの小指。

映画終盤でベッキーとターニャの交換を要求する犯人が、ベッキーの小指を切り落とします。

でもそのシーンははっきり画面に映し出されていません。

そのあとの映像を見ると指がないように見えますが、ラストで空港からゲートに向かう場面では手に包帯を巻きつつもベッキーはにこやかな表情をしています。

できれば縫合手術をし経過良好という事情説明のひとつでも入れてほしかったのですが・・・確認できなかったのは残念でした。

「ハードソルジャー炎の奪還」のラスト・結末

この映画のラストシーンにはスカッとしました!

今回の黒幕ステルを、教会でゴールが射殺するシーンです。

ステルが懺悔室にやってきて「私は罪を犯しました。教えてください。神は最悪の罪を許してくれますが」と懺悔します。

すると「神が許してもおれが許さん」と、ゴールがステルを射殺します。そしてエンドロールへ。

さすがゴール!やってくれました。

それにしてもステルは虫がよるぎるでしょう。

立場を利用して武器を売ってもうけて、女の子を誘拐して接待として送っているのに、罪を許してくれますか?って。

ゴールがしっかり成敗してくれたので、多少溜飲が下がったラスト・結末でした。

まとめ

  • B級感あふれる映画だがかなり楽しめる
  • ほどほどのアクションシーンは好感が持てる
  • 配役は適材適所
  • 個人的にはすべてハッピーエンドというわけではない

いろいろ書いてきましたが、アクション映画として十分に楽しめる内容です。

ただし期待し過ぎなければ、の話ですが。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

アナコンダ2ボルネオ島の迷宮は面白くて傑作?評価できる点や感想についても
「アナコンダ2 ボルネオ島の迷宮」を見ました。 1作目を見ずに2作目を視聴しましたが、まったく別の話なので問題なく見られました。 見るに耐えない駄作だったのか、それとも面白い傑作だったのか? 評価できる点やいまひとつだった点、感想を交...
追跡者(映画)でジョンロイスが情報漏洩でどんな役割を果たした?ネタバレや感想についても
1998年公開の映画「追跡者」。 冤罪を晴らすために逃げる元CIA特殊工作員と、それを追う連邦保安官代理を中心に話が進んでいきます。 さてこの映画ではジョン・ロイスが悪役、つまり情報漏洩に関わっていました。 唐突に現れたので、なんとな...

 

エグゼクティブデシジョンの映画セガールが死亡するのはネタ?裏話についても解説!
1996年公開のアメリカ映画「エグゼクティブデシジョン」を見ました。一言で言っておもしろい! スピード感、適材適所の配役、ほどよい緊張感が伴うストーリー展開など、パニックアクション映画としてレベルの高い作品に仕上がっていました。 さて「...
映画エネミーライン結末のネタバレと感想!荒れ果てた女神像が示唆しているものについても
2001年公開のアメリカ映画「エネミーライン」を見ました。 ユーゴの内戦を舞台に政治的な駆け引きも絡むため、単なる戦闘シーンだけの映画と違いかなり充実した内容になっていました。 実際の空母や戦闘機を使っているため、映像にリアル感があるの...
タイトルとURLをコピーしました