映画「ベイマックス」では、ヒロの兄であるタダシの死が物語の大きな転換点となっています。
優秀な科学者であり、弟を大切にする兄として描かれるタダシが、火事によって命を落としてしまうシーンは多くの視聴者に衝撃を与えました。
しかし、この悲劇的な出来事は本当に避けられなかったのでしょうか?
タダシの死は無駄なものだったのか、それとも物語において意味のある犠牲だったのか。
さらには、彼が生きている可能性についても考察していきます。
この記事では、タダシの死の背景や火事の原因。
タダシが生きているかについて徹底解説していきます。
目次
「べイマックス」火事の原因
来週は…
『#ベイマックス』ロボット作りの天才少年ヒロ
最愛の兄を事故で失ったとき、
彼の心を救ったのは、
兄の遺したケアロボット
”ベイマックス”だった!兄の真相に迫るヒロは
世界を揺るがす悪の脅威にさらされる!人を傷つけることを禁じられているベイマックスは…どうする?! pic.twitter.com/sbXqJ1pVZ6
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 30, 2024
火事の原因は作中で説明されていない
映画「ベイマックス」では、火事の原因について作中で明確な説明はありません。
物語の中で火事は、主人公ヒロの兄タダシが亡くなるきっかけとなる重要な事件ですが、その詳細な原因は直接描かれていませんよね。
ただし、物語が進む中で、火事がストーリーに重要な影響を及ぼす要素として展開されるため、視聴者にとっては推測の余地が残されていました。
火事はなぜ起こったか考察
単なる事故として火事は起こった
火事が起こった1つ目の仮説は、単なる事故として火事は起こったのではないかということ。
放火ではなく、会場にあった機械がショートや爆発を起こしたことによる事故。
つまり、火事は誰かの意図的な行動によるものではなく、純粋に予期しない技術的な問題から発生した事故だという見方です。
作中では、ヒロや他のキャラクターたちは当初、火事がただの事故であると考えています。
火災の原因については詳しく描写されていないため、事故である可能性は完全には否定されていませんよね。
アリステア・クレイ社長が火事を起こした
2つ目の仮説はアリステア・クレイ社長が火事を起こしたのではないかということ。
具体的には、クレイ社長はヒロのマイクロボット技術を買おうとしましたが、ヒロがオファーを拒否したため、逆恨みして会場に火をつけたというものです。
クレイ社長は利益のためなら何でもするタイプの経営者であり、マイクロボットの可能性を高く評価していたため、このような行動に出た可能性があると思われましたね。
キャラハン教授が火事を起こした
次の仮説はキャラハン教授が火事を起こしたという説。
キャラハン教授は自身の死を偽装し、娘のアビゲイルを失ったことに対する復讐を果たすために、火事を意図的に引き起こしたのではないかと思われました。
その後、仮面の男としてマイクロボットを操り、復讐を遂行しようとしたと考えます。
キャラハンが火事を起こしたというのが真相
ベイマックスのキャラハン教授のこと、ポコ何度も「キムラさん」って呼ぶの笑うんだが #ポコ2歳 pic.twitter.com/InS5bfdFgr
— りんご㌠☺︎ 3y親子で花粉症début‼︎ (@ttrmk40w5d) October 4, 2023
この仮説をまとめ、ヒロの発言から考察するに、物語から暴かれるのは、「キャラハン教授が火事を起こしたというのが真相」だということが見えてきます。
個人的な復讐のために火事を引き起こしたキャラハン。
彼の娘、アビゲイルは瞬間移動装置の実験中に行方不明となり、その責任をサンフランソウキョウ技術研究所をスポンサーした企業家、アリステア・クレイに負わせていました。
キャラハンは、クレイに対して深い恨みを抱いており、マイクロボットを使って復讐。
彼はマイクロボットの強力な技術を手に入れるため、火災を引き起こし、その混乱に乗じてマイクロボットを操作し、盗んだのです。
火事自体は彼にとって復讐のための手段であり、彼の娘を失った怒りと悲しみが引き起こしたものだと考えられますね。
「ベイマックス」兄タダシは無駄死にだったのか?
ベイマックスで1番のヒットキャラはただしでした pic.twitter.com/3scWZOEETV
— あべってぃー (@tealandmidy) January 4, 2015
タダシはキャラハン教授を助けようとして死亡
タダシは、キャラハン教授を助けようとして死亡しました。
発表会場で突然火災が発生し、中に取り残されてしまうキャラハン教授。
それを知ったタダシは、勇敢にも燃え盛る建物の中へ飛び込みます。
ヒロが止めようとしましたが、間に合わず火災による爆風で吹き飛ばされ、結局、タダシは命を落としてしまいました。
タダシは無駄死にだった?
キャラハンは生きているのでタダシは無駄死にだと考えられる
キャラハンは生きているのでタダシは無駄死にだと考えられます。
火災の時、爆発と共にキャラハンもタダシも、2人共助からなかったと思っていたのに、工場で襲ってきたマイクロボットを操っていたマスクの男がキャラハンだと判明。
「兄さんは、見捨てたの・・・?」とヒロが聞くと、「余計なことをするから」と冷たい発言をしたキャラハン教授。
兄はキャラハンを救うために死んでしまったのに、そんな事を言うなんて、ヒロは怒りが抑えきれなくなり、殺そうとします。
助けに向かったタダシの勇気を無下にしたキャラハン教授を許せない気持ちはとてもわかりますよね。
そんなヤツのために助けに行ったタダシは報われない無駄死にになってしまいました。
それでもストーリー上タダシの死は不可避だった
それでもストーリー上、タダシの死は不可避でしたよね。
タダシの行動は兄として、そして彼自身の持つ強い倫理観から来ており、自らの意思で危険な状況に飛び込んでいます。
そのため、物語上では彼の死は不可避であり、彼の死がヒロの成長やベイマックスとの関係、さらには物語全体のテーマである「癒しと復讐」を展開させる大きな要因となっていますよね。
そのため、もしもタダシが違う行動を取っていたら、という可能性は物語上ではあまり考慮されておらず、彼の死は物語の展開において重要な要素として描かれています。
「ベイマックス」タダシ兄さんは生きているのか
タダシ(ベイマックス)
こんなお兄ちゃんがほしいよホント。ヒロは幸せ者だったなぁ…。あの火事で死んだとされてるタダシだけど私の中ではハワイで生きてるし、教授がマイクロボット使った時に無意識にタダシも守ってた説を推したい。生きててよ…。頼むよ…。 pic.twitter.com/zZq4c6N3cp— pentyo (@aha02233139) January 20, 2017
生きているとは考えられない
生きているとは考えられないですね。
彼の死は、ヒロのキャラクターの成長や物語の進行において重要な要素となっているため、彼が実は生きていたという展開は物語の構造上起こり得ないこと。
しかし、ヒロは映画の中でベイマックスを通じてタダシの遺志や人々を助けるという思いを引き継ぎます。
ベイマックスの人格やプログラムはタダシによって作られたものであり、タダシの精神がある意味でベイマックスを通じて生き続けているとも言えますよね。
そのため、タダシは物理的には亡くなっているものの、ヒロやベイマックスの心の中で「生き続けている」というテーマが強調されている物語となっています。
まとめ
9/6(金)よる9時~
日本テレビ系 #金曜ロードショー にて
『#ベイマックス』を本編ノーカット放送
※一部地域を除く純粋無垢で優し過ぎる、
柔らかボディのケア・ロボット(●―●)かけがえのない絆と限りない勇気を描いた
感動のアドベンチャーhttps://t.co/K0kNTYd9OQ pic.twitter.com/lfGKa8QVfL— ディズニー公式 (@disneyjp) August 16, 2024
いかがでしたでしょうか。
『ベイマックス/兄タダシは無駄死?火事の原因やタダシは生きてるかについても』でした。
「べイマックス」火事の原因
- 火事の原因は作中で説明されていない
火事はなぜ起こったか考察
- 単なる事故として火事は起こった
- アリステア・クレイ社長が火事を起こした
- キャラハン教授が火事を起こした
- キャラハンが火事というのが真相
兄タダシは無駄死にだったのか?
- キャラハンは生きているのでタダシは無駄死にだと考えられる
- それでもストーリー上タダシの死は不可避だった
タダシ兄さんは生きているのか
- 生きているとは考えられない
最後まで読んでいただきありがとうございました!