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子犬の甘噛みはいつまで続く?しつけはいつから行うかと噛み癖の理由と直し方についても

2019/08/08
 
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うちでは盲導犬センターから子犬を預かり1歳まで育てるパピーウォーカーのボランティアをやったことがあります。ラブラドールのパピーはとてもかわいかったです。でも犬を迎えた最初の頃はいたずらに大いに手を焼きましたし、甘噛みにも悩まされました。

幸い盲導犬センターの訓練士にしつけについて相談することができましたが、対処に困っている飼い主さんも多いはずです。

ここでは子犬の甘噛みについてまとめました。甘噛みはいつまで続くのか?しつけはいつから始めたらいいのか?どんな方法で直せばいいのか?
などについて解説します。

 

子犬の甘噛みとはどういう行為?

子犬の甘噛みとは人や他の犬に対して手加減をして噛む行為のことをいいます。特に生後3週辺りから6ヶ月あたりに噛み癖が強くなります。

犬は軽く噛んでいるつもりでも、噛まれた方はたまったものではありません。手は傷だらけ、痛いし腫れるし「いい加減にしろ!」と叱りたくなります。子犬を飼い始めた飼い主さんならだれでも悩む行為のひとつです。

甘噛みのしつけはいつから始める?

甘噛みに限らず、犬のしつけはできるだけ早い段階から始めるのがいいです。小さいころからきちんとしつけられると、成犬になってからの行動が大きく違ってきます。私も盲導犬センターから犬を預かってすぐのころから、訓練士から教わりながら子犬をしつけていました。

多くの家庭では生後2ヶ月くらいの子犬を飼い始めます。そのころからしつけを始めましょう。「そんなちっちゃいころからしつけをするなんてかわいそう!?」と思うかもしれません。でも犬は人間の何倍もの速度で大きくなります。小さいころからでも十分しつけをすることができ ます。犬の学習は生まれて間もなくから始まっており、生後3ヶ月くらいまでが最もいろいろなことを吸収します。この時期を「社会化期」といい、しつけをするのにとてもいい期間なのです。

また特別むずかしいことを教えるわけではありません。叩いたり叱ったりしながらしつけるわけでもありません。やさしく繰り返し教えていけばいいです。盲導犬センターからもそのように言われていました。

子犬が甘噛みする3つの理由

いつから何をしつけるかについて知る前に、なぜ子犬が甘噛みするか、理由を理解しましょう。そうすることで対策がおのずと見えてきますから。

理由その1:歯がかゆくてムズムズするから

乳歯から永久歯に生え変わるまでの子犬は、歯茎がかゆくてムズムズします。だからかゆさを和らげるため家具、家電、家の柱などなんでも噛んでしてしまいます。同じように子犬は人の手などを噛んで、歯ぐきのかゆさを解消しようとします。

理由その2:コミュニケーションのひとつとして

子犬は産まれてすぐは、一緒に生まれてきた兄弟たちやお母さん犬と過ごします。そのときにコミュニケーションのひとつとして他の犬を甘噛みします。

パピーウォーカーをしていた時、盲導犬センターに犬を連れて研修会に行くと、そこに兄弟犬も来ていました。すると兄弟犬同士がじゃれ合って、噛んだり遊んだりしていました。訓練士さんは「これは犬社会ではとても大切なことです」といって、やさしくその様子を見ていました。

子犬同士がじゃれ合って甘噛みし合うなかで、どのくらい噛めば相手がいやがるか、自分が痛みを感じるかなどを学んでいきます。

ただ子犬同士では必要な甘噛みも、人にされたら痛くてたまりませんけどね・・・

理由その3:人の注意を自分に引き付けたいから

子犬は飼い主さんのことが大好きです!たくさん遊んでほしいし、たくさんかまってほしい。そのためには飼い主さんの意識を自分に向ける必要があります。

飼い主さんの手を噛めば、飼い主さんは目を合わせてくれたり、なでてくれたり、声をかけてくれたり、何らかの反応を示してくれます。

これがうれしくて子犬は飼い主さんに甘噛みをすることがあります。

多くの飼い主さんは、甘噛みは子犬の問題行動ととらえるかもしれません。

しかし個人的には問題行動とは思いません。理由があるから子犬は甘噛みをすると考えます。その理由は犬本来の習性によるところが大きいです。

あくまで人間の側から見て「問題行動」と映るだけということです。ただしこれはあくまで個人的な考えなので「ふざけたこと書くなよ!」などと怒らないでください(笑

だからといって何もしなくていい、ということではありません。しつけは必要です。それについては後ほど解説します。

子犬の甘噛みはいつまで続く?放っておいても自然に治る?

飼い主さんが気になることに「甘噛みはいつまで続くの?」「甘噛みは放っておいて自然と治るのか?」というのがあると思います。

結論を書くと甘噛みは放っておいてよくなるものではありません。子犬のうちだけだからまあいいか、と考えて特にしつけをしないと、大きくなっても噛み癖が治らないことがあります。他の人や他の犬にけがをさせたり、家の中のものを壊したりといったことが起きかねません。

すると飼い主さんにとっても犬にとっても不幸でしかありません。飼い主さんはストレスがたまり不必要に叱りたくなりますし、犬も悪気があるわけではないのに叱られてしまいとてもかわいそうです。

犬が人間社会で健全に育つために、甘噛みは放っておかず早い段階から対策していく必要があります。

子犬の甘噛みを直す5つの方法

ここから子犬の甘噛みを治す4つの方法について解説します。私が盲導犬センターの担当者から教わって実践したことも入っています。

その1:甘噛みしたときに叱る言葉を決めておく

犬が人の手を噛んだとき、叱る言葉を家族で決めておきましょう。うちでは「ノー!」でした。盲導犬の訓練では犬に決まった英単語で指示を出すからです。「ダメ!」「コラ!」「痛い!」などできるだけ短い言葉がいいでしょう。

家族でバラバラの言葉を使うと犬は戸惑ってしまいます。決めた言葉を低いトーンで、毅然とした態度で犬に伝えるようにしましょう。

その2:犬が物を噛めない環境を作る

子犬は人の手だけでなく、あらゆるものを甘噛みします。犬が噛みそうなものは高いところに置くなり、棚にしまうなりして犬が物を噛めない環境を作りましょう。これは多くのドッグトレーナーも勧めていますし、盲導犬センターからも言われていました。

犬は、飼い主さんのニオイがついたスリッパや靴、衣類などが好きで噛みたくなってしまいます。放置していると噛み癖がつくので、特にこれらはほったらかしにしないでください。

ただしできる限りでかまいません。掃除機やゲーム機などは片づけられても、テレビの台やたんすなどは片づけられませんからね。

その3:噛んでもよいおもちゃを与え、それで遊んだらホメてあげる

ものを噛むのは犬本来の習性ですし、小さいころは歯ぐきがかゆいので仕方がないことです。ですので犬に噛んでもいいおもちゃを用意してあげましょう。お店に行けばさまざまな素材で作られたおもちゃがあります。いくつか買って犬に与えてください。

そしてここからが大事なのですが、犬がそのおもちゃで遊んだときはホメてあげてください。すると犬は喜んでその遊びをまたやりたくなり、他のものを噛むことが少なくなります。

これも盲導犬センターの担当者から当時教わったことです。

その4:噛まれると困る場所には犬のきらいなニオイをつける

家具や家の柱などは片づけることができません。でも犬はこういった場所をかじりたがります。噛まれて困る場所には、犬がきらいなニオイのスプレーを試してみましょう。

ただしスプレーには効果に個体差があるようで、効果がない犬もいるようです。

その5:手を甘噛みしてきたら相手にしない

手を甘噛みされて大声を出して騒いだり、はしゃいだそぶりを見せたりすると、子犬は「手を噛んでもいいんだ!」と勘違いし甘噛みを繰り返すようになります。甘噛みされたら短い言葉で叱り、相手にしないことも有効なしつけです。その後はしばらく子犬を無視したり、その場から立ち去ってもいいでしょう。

犬は飼い主さんに相手にされないことで、「今自分は悪いことをしたんだ」「手を噛んだら遊んでもらえなくなるんだ」と理解するようになります。すると子犬は次第に甘噛みを控えるようになります。

まとめ

子犬はかわいくて、ついつい甘やかしたくなり、しつけは後回しになりがちです。ですがしつけをすることは、犬が人間社会で快適に暮らすために必要なことです。飼い主家族にとっても甘噛みが少なくなればストレスが減り、犬との生活がより楽しくなります。ぜひやってみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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