ドラマ、映画、アニメ、読書、雑学など徒然なるままに綴っています。

「ソマリと森の神様」ゴーレムの正体や生態は?ソマリと旅をする理由についても

2020/01/09
 
この記事を書いている人 - WRITER -

マンガ「ソマリと森の神様」はとても不思議で心温まるファンタジーです。

森の番人ゴーレムと人間の少女・ソマリが、さまざまな異形たちとの出会いや別れを繰り返しながらいろいろな場所を旅をします。

2020年1月からはアニメも始まるだけに注目ですね!

さてこの記事では「ソマリと森の神様」のゴーレムについてご紹介します。

ゴーレムの正体や生態、ソマリと旅をする理由についてまとめました。

 

「ソマリと森の神様」ゴーレムの正体や生態・素顔をご紹介

ゴーレムの基礎知識

まず「ソマリと森の神様」に登場するゴーレムではなく、一般的に知られるゴーレムについて解説します。

ゴーレムと聞くとドラクエなどに登場するモンスターをイメージする方が多いかもしれません。

しかしもともともゴーレムはユダヤ教に伝わる自立式の泥人形です。

ヘブライ語で「胎児」を意味し、作った主人の命令のみを忠実に実行します。

いわばロボットのような存在で、昼間しか動かしてはいけない、家の外に出してはいけないなどの規則を破ると凶暴になることもあります。

しかし「ソマリと森の神様」に出てくるゴーレムはこのようなゴーレムとは違います。

森の番人としての役割がある存在です。

ゴーレムの役割

「ソマリと森の番人」に登場するゴーレムの役割は森の守り人、番人です。

森を歩き木々を観察し、他の植物への侵食を防ぐために衰えた草木を取り除きます。

また森は生物がいるからこそ成立するため、草食動物や肉食動物を見守ることもします。

守り人ゆえに自分の森を離れることはしません。

ゴーレムは森の守護者なので、動物と意思疎通を図ることができます。

ソマリと森を移動していたら、ツノウサギと遭遇したことがありました。

ゴーレムが声をかけるとおとなしくソマリに抱っこされていました。

ツノウサギから街や集落の場所を聞くこともできました。

人間や異形からは、森にとっての特別な存在と認識されています。

マンガではソマリとの旅の途中で、山火事のために森がほとんど壊滅してしまった集落にたどり着きました。

そこに住む異形たちは、森を再建するためにゴーレムをかなり非道なやり方で引き止めようとしたほどです。

マンガのタイトル通りゴーレムは「森の神様」と呼ぶにふさわしい存在と言えます。

ゴーレムの生態や寿命

ゴーレムとは種族の総称で、固有名詞ではありません。

固有名詞を持つゴーレムもいるようですが、ソマリと旅をするゴーレムには名前はないようです。

硬い皮で覆われ、手もゴツゴツ。

体は一回り人間より大きく、異形と呼ぶにふさわしい見た目をしています。

他の動物のような2つの目はなく、顔の真ん中に縦のすじが入っているところから物を見ているようです。

必要なときにだけ開かれます。

話す言葉は機械的かつ合理的。

感情に乏しく、喜怒哀楽の感情、特に喜びや悲しみといった感情をを表に出すことはありません。

これらの理由からとても冷酷な印象を与えます。

 

寿命は1,000年ピッタリ。

1巻4話でゴーレムは「988年と253日生きた」と言っています。

これ以上長く生きられるのか、また寿命が短くなることはあるのか、詳しいことはわかりません。

ちなみにゴーレムは食事を摂ることはありません。

水、酸素、日光があれば生きることができます。

まるで植物のようです。

ゴーレムは動物の生態の他に、植物の生態も持ち合わせているのかもしれませんね。

ゴーレムの特殊能力

動物と意思疎通ができる以外に、私が特殊と感じたゴーレムの能力を3つご紹介します。

1つ目は万物の抗生物質を目で見て判断できる能力です。

とある街の宝石店で宝石を見て、それらの商品の抗生物質を言い当て、八割が偽物だと当ててしまいました。

他の動物は決して持ち合わせていない能力です。

2つ目は敵の来襲を察知する能力です。

シズノ、ヤシバラと宿にいた時、ヒト狩りが来たことを察知します。

到達するまでに時間も正確に言い当てます。

聴覚、嗅覚、視覚などがすぐれているためと考えられるので、応用が効く能力と言えます。

感情を持たないゴーレム

先程書きましたが、ゴーレムは感情を表に出すことはありません。

本来感情を持たない、あるいは心を持たない生き物なのかもしれません。

ソマリが「楽しい」と言いながら遊んでいても「別段どうとも思わん。ゴーレムに余分な感情は備わってない」と言います。

またソマリが安心して眠っている場面で「安心とは何だ」と泊めてもらったおじいさんに尋ねる場面があります。

うれしいという気持ちも見せることもありません。

これらのことからゴーレムは感情を持たない生物であることがわかります。

ソマリへの愛情が目覚めるゴーレム

感情を持たない、心がないゴーレムですが、ソマリと旅をすることで次第に感情を抱くようになります。

足を怪我したソマリが目に涙をためているところを見て、「思考回路が乱れた。私はソマリにもうあんな顔をしてほしくないと思った」と言います。

それを聞いた小鬼のシズノは「君は心が痛かったんだねぇ」と言いますが、ゴーレムに感情が生まれていることがわかる場面です。

またソマリの乳歯が抜けた時、歯牙師が歯を保管する容器を渡そうとしますが、ゴーレムは旅のじゃまになると言い受け取りません。

しかしこれからもソマリを見守りたいと思い直し、容器をもらって帰ります。

これらのことからゴーレムに感情が芽生えてきたと考えることができます。

ソマリへの愛情が生まれたと言っていいかもしれませんね。

ソマリの父親として成長していくゴーレム

ソマリへの愛情が芽生えたゴーレムですが、父親としても日々成長しています。

ソマリとゴーレムがアリの穴街に行ったとき、ソマリは友達になったキキーラと夜覚めの花を探しに行きます。

夜覚めの花は地下にありますが、そこにはたくさんの危険が待ち受けていました。

途中ムスリカやキキーラに助けられながら、ソマリは夜覚めの花を持って帰ります。

ところが夜帰りが遅くなってしまったため、ゴーレムは「これ以上勝手な行動に出るなら旅を続けることはできない」とソマリを叱ります。

でもソマリは枯らさずに持ち帰れば願いが叶うと言われる夜覚めの花を持ち帰りたかっただけでした。

ソマリの願いはお父さんといっしょにいること。

それを知ったゴーレムは自分のソマリにとった態度を反省します。

こうしたことを繰り返してソマリと同じようにゴーレムも親として成長しているようです。

意外と器用なゴーレム

意外と言っては失礼ですがゴーレムは器用です。

例えばたまたま見つけた切り株小屋に保存が効く食糧があると知ったゴーレムは、それらを使い即興で料理を作ります。

それまでほとんど料理をしてきませんでしたが、小麦粉や粉末ミルク、野鳥の卵などありあわせの材料で手際よく料理を作ります。

森の番人だけあって自然にある食材には知識も豊富です。

そして完成したのが粗挽き小麦のスフレ。

ソマリはおいしすぎて涙が出てしまったほどでした。

またアリの穴街のレストランで路銀を稼ぐためにレストランで働いたときにも意外な器用さを発揮します。

お客様へのサービスができるとは思えない見た目ですが、一度に何皿もテーブルに運んでしまいます。

一人で3倍もの仕事をこなしてしまったのです。

料理の重量と力点を計測して運んでいるそうですが、それにしても器用です(笑。

おかげで店は大儲け!

意外な一面を見せるゴーレムでした。

ゴーレムの正体はわからない?

ここまで解説してきてこんなことを書くのはおかしいですが、ソマリと旅するゴーレムの正体についてまだわからないことがあります。

ソマリが異形たちのヒト刈りにあい、捕らえられたことがありました(5巻)。

ゴーレムはソマリを救おうと暴走を始めます。

左腕が取れ、目が見開かれ、胸辺りから何やら物体を発射して敵を倒します。

倒しきれなかった相手は手で攻撃し、仲間のヤシバラも攻撃しようとします。

そこで気を失いヤシバラやソマリらは無事でしたが、他のゴーレムとは明らかに異質でした。

ゴーレム自身も自分が何者なのか、はっきりとわからなくなってしまいます(6巻)。

ただソマリの笑顔をずっと見たいと思っていることだけは確かなようです。

物語が進むにつれてソマリの出自とともにゴーレムの正体も明らかになるものと思われます。

ゴーレムがソマリと旅をする理由

ゴーレムとソマリの出会い

ゴーレムとソマリの出会いは奴隷商の馬車が事故を起こしたことがきっかけでした。

この世界は異形たちとの争いに破れた人間たちが迫害されています。

人間たちは異形たちに殺されたり、奴隷として取引されたりすることもあります。

事故を起こした車には奴隷となる人間が何人も乗せられていましたが、大半が死んでしまいました。

生き残ったのはソマリだけ。

ゴーレムは「ここから立ち去れ。この森は外の者の居場所ではない」と言います。

それに対してソマリは「おとうさん」と言います。

ソマリがゴーレムをお父さんと呼んだ理由とは?

ソマリがゴーレムを見てお父さんといった理由はわかりません。

小さなソマリでも種族が違うことはわかったはずなのに、なぜかゴーレムをお父さんと呼んだのです。

そしてずっとゴーレムの後をついていきます。

森を管理するのが目的のゴーレムにとって、森に迷い込んだ人間が一人死のうと関係ないことです。

「とまれ。それ以上の接近を試みるなら武力を行使して停止させる」とまで言います。

それでもソマリはゴーレムから離れようとしません。

そんなソマリを見てゴーレムは森を発つことを決意します。

そしてソマリを最初に見つけたコミドリソマリという猫のような動物にちなんで「ソマリ」と名付けるのでした。

ゴーレムがソマリと旅をする理由

ゴーレムがソマリと旅をする理由、それはソマリを人間に返すためです。

両親に返せればそれが一番いいことです。

しかし両親でなくてもソマリのことをちゃんと守り育ててくれる存在ならば、両親でなくても構わないと考えているようです。

マンガ4巻では小鬼のシズノと鬼のヤシバラに「私が壊れる時がきたらソマリのことを頼みたい」と話しています。

ゴーレムは自分の寿命がまもなく尽きるのを知っています。

もし自分がいなくなったら、まだ小さいソマリは生きていくことができません。

ソマリの今後を考えて旅に出たのです。

ただこれは大きな決断だったに違いありません。

ゴーレムは森の管理者で、その管理者がいなくなればその森は衰えてしまいます。

それでもゴーレムは森を捨てる覚悟をしました。

その時からソマリの父親としての性質を得ていたと考えられます。

まとめ

  • ゴーレムは森の守り人であり番人
  • 寿命は1000年と決まっている
  • 感情に乏しく、喜怒哀楽を表さない
  • 動植物と意思疎通をしたり、物質の構成要素を見分けるなど特殊な能力がある
  • 器用な面も持ち合わせている
  • 森で事故にあったソマリを預けられる人を探して旅をしている
  • ただしゴーレムの正体はわからないことがある

ソマリと旅をするうちにゴーレムが次第に変化していくところが一つの見所です。

ゴーレムの寿命が決まっていることも大きなポイントですね。

どんな結末を迎えるのか、期待しましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

関連記事

 

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 情報チャンネル , 2020 All Rights Reserved.