異形との争いの破れた人間たちが安心して暮らせなくなった世界を描いた「ソマリと森の神様」。
そんな世界を旅するのがゴーレムと人間ソマリの親子です。
2人が旅先で出会う異形たちとのふれあいもマンガ(アニメ)の見どころの一つです。
ここではソマリたちが旅の途中で出会ったシズノとヤシバラをご紹介します。
ソマリとの関係や再会の可能性についても解説します。
なおこの記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。
目次
「ソマリと森の神様」小鬼のシズノをご紹介
シズノとソマリの出会い
ゴーレムとソマリは迷いの森で出会ったザザおじいさんと別れ、さらに先を目指します。
森を歩いているとゴーレムはソマリが足に怪我をしていることに気が付きます。
歩いている途中に岩肌か木の幹で擦りむいて、ソマリは少しずつ痛みを感じてきました。
ゴーレムは手当てをしようとしますが、薬を切らしてしまっていました。
街まで歩いて薬を求めようとしますが、ソマリは目に涙をためています。
歩くのがつらいのかもしれません。
そこに「薬が欲しい子はいねが~?」と現れたのがシズノでした!
「ソマリと森の神様」小鬼のシズノとは?
額に角があり、黒い眼球・・・こられをひと目見るだけシズノは鬼!とわかります。
鬼というと人に危害を加えるとか怖い!というイメージがありますが、シズノはそんなイメージとは程遠い鬼です。
とても親しみやすく社交的で、やさしい鬼です。
ソマリが怪我をしているのを見かけて、声をかけてきたようです。
シズノは子どものように見えますが、すでに成人しています。
シズノは小鬼という種族のため 成人しても体は小さいままで顔立ちも少年のようです。
小鬼は鬼に比べて体が小さく力も弱い種族ですが、力が弱いぶん知能が高いのが特徴です。
シズノは薬師(やくし)として、薬草や自然にあるものから薬を作ることを生業としています。
子鬼のシズノが子どもみたいにかわいい!
ソマリと森の神様4巻買ってきた、小鬼のシズノくんとハーピーのウゾイちゃんがお気に入り🎵 pic.twitter.com/7bn4w3AHJ6
— ユメミ・DDON覚者 FF14冒険者 (@adamkyndaisuki1) December 27, 2017
シズノは成人した小鬼ですが、子どもかと思うくらいかわいいところがあります。
怪我をしたソマリのためにゴーレムが「薬を分けてほしい」とシズノに頼みます。
シズノは「いいよ!」と了承しますが「その代わり、その体よく見せてもらってもいいかな!」とゴーレムの体に興味津々です!
次にゴーレムが薬作りを伝授欲しいと頼むと、シズノは了承しますが、「その代わり、君の体の一部が欲しいな」と言います。
本人は冗談のつもりだったようですが、真に受けたゴーレムは自分の肌の一部をちぎってシズノに渡します。
シズノのこんな様子を見ていると、まるで子どものようにかわいく思えます(笑。
また薬師として優秀(?)なシズノですが、片付けができないのも子どものようです。
着るものや薬の材料を片付けず、毎日のように逃げ回っているとか?
しかも朝起きるのが苦手なんだとか。
好奇心旺盛で片付けが苦手、さらに朝起きが苦手って、シズノは本当に子どものようです。
でもそれが小鬼シズノの魅力なんですよね!
洞察力が鋭い一面も
子どもみたいにかわいい小鬼のシズノですが、洞察力がするどい面も持ち合わせています。
あと1年とちょっとで活動が停止するゴーレムの体はボロボロです。
シズノはゴーレムの旅の目的を知りません。
それでもシズノは「諦めてはだめだよ。本当はこれからも彼女を近くで見守りたいんでしょう?」とゴーレムに声をかけます。
ゴーレムは感情を持たない生き物です。
しかしシズノはゴーレムのソマリへの態度を見て、ゴーレムにソマリへの愛情が芽生えていることを見抜いていました。
好奇心旺盛で子どもみたいなシズノですが、人(異形?)の心を鋭く見抜くするどい洞察力を持った小鬼と言えます。
「ソマリと森の神様」鬼のヤシバラをご紹介
は?????ヤバシラさん推す pic.twitter.com/qWJftm9CD8
— 椛|•’-‘•)و✨ (@gumimgmg7) December 14, 2019
ヤシバラとソマリの出会い
薬をもらえることになったソマリとゴーレムは、シズノの家に行くことになります。
そこにいたのが鬼のヤシバラでした。
ヤシバラは鬼です。
小鬼のシズノが子どもみたいなので、ヤシバラと親子のように見えます。
実際にはヤシバラが薬師であるシズノの助手をしているという関係です。
でも助手であるヤシバラは片付けられないシズノを叱るなど、シズノの監視役もこなしているようです。
その一方で料理や薬の原料の管理などはヤシバラがやっているようです。
2人のバランスはうまくとれているようですね!
ヤシバラは鬼なのにやさしい!
鬼のヤシバラですが、シズノと同じようにやさしい性格です。
急な来訪者のゴーレムとソマリに、自分で作ったケーキなどのお菓子やお茶などを食べさせるやさしさを見せます。
やさしい反面、正義感が強い面も持ち合わせています。
別の機会に街のチンピラに金をせびられたときには、力づくで相手をやっつけてしまいました。
鬼という異形がそういった性質の種族なのか、それともヤシバラという鬼がそういう性格なのか、はっきりしたことはわかりません。
ただヤシバラはやさしく、正義感が強い鬼であることは間違いないようです。
シズノ・ヤシバラとの再会やソマリとの関係について
シズノ・ヤシバラはソマリと再開する?
旅が始まって最初のころにゴーレムとソマリはシズノとヤシバラに会います(マンガ1巻)。
2020年1月放送開始のアニメでもこのエピソードは描かれます。
ゴーレムとソマリはすぐにシズノの家を出発しますが、実は後に再開します(マンガ4巻)。
ソマリたちが腕の立つ歯の治療家・歯牙師(はきばし)が集うカジルバという街にいったとき、歯牙師の薬の技術を学びに来ていたシズノとヤシバラと半年ぶりの対面を果たします。
そしてしばらくいっしょに旅をすることになります。
どんな旅になるかはマンガまたはアニメでのお楽しみですが、波乱万丈な展開であることは間違いありません!
シズノ・ヤシバラはソマリやゴーレムの味方?
結論を書くとシズノとヤシバラはソマリやゴーレムの味方です。
特にシズノはゴーレムのよき理解者になります。
かなりのネタバレになりますが、カジルバで半年ぶりの再開を果たした後、ゴーレムはシズノとヤシバラに「私が壊れる時がきたらソマリのことを頼みたい」と言います。
ゴーレムはまもなく自分の活動が終わることを知っています。
それまでにソマリを両親、または信頼できるものに預けなければなりません。
ゴーレムはシズノなら安心してソマリを頼むことができると思ったのです。
ゴーレムの申し出にシズノは「いいよ」と答えます。
このあとどんな展開になるか、まだわかりませんが、シズノとヤシバラはソマリとゴーレムにとってかけがえのない存在になりそうです。
まとめ
先ほどソマリと森の神様 AbemaTV先行上映で観てみました!
BGMも作画も結構良くて声優も豪華、そして俺的にはまるでジブリのような不思議な世界観が味わえたのでこれは期待していい作品だと思います! pic.twitter.com/N0j4kBLH6o— DX (@DX87895175) January 2, 2020
- 小鬼のシズノは薬師、ヤシバラはその助手
- ソマリが足を怪我したときにシズノに出会う
- シズノは大人なのにかわいく、洞察力が鋭い
- ヤシバラはやさしく、正義感が強い
- ソマリとゴーレムはカジルバでシズノとヤシバラに再開して、その後いっしょに旅をする
- シズノとヤシバラはゴーレムとソマリの味方
最後まで読んでいただきありがとうございました!