ジャンプで連載中の人気漫画「ウィッチウォッチ」は、魔女とその使い魔である鬼が繰り広げる、笑いあり涙ありのハイテンションな日常ファンタジー。
魔女見習いの少女・ニコと、彼女を守る“鬼”の少年・モリヒトを中心に、個性豊かな仲間たちが巻き起こすドタバタな日々が描かれています。
そんな物語の中盤から登場する謎多きキャラクター、ラン。
ランとはいったい何者なのか?
その正体や能力にはどんな秘密が隠されているのでしょうか?
モリヒトとの間にはどのような関係があるのでしょうか?
この記事では、ランの正体や特殊な能力、モリヒトとの関係について、わかりやすく解説していきます。
目次
ウィッチウォッチ/ランの正体は?
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ランの正体は黒魔女と鬼のハーフ
ランの正体は黒魔女と鬼のハーフです。
1860年に不死の魔女「雲珠」と鬼「大嶽虎落」の間に生まれたラン。
150年以上を孤独に生き続け、強さを求めて放浪する「流浪の鬼」として旅を続けていたと言います。
第84話~85話で判明する
ランの正体が判明するのは、第84話~85話です。
ランが白魔女であるニコの力を狙い、捕えたため、モリヒトとランは戦う事に。
その時、自分のアラートが鳴っているため、ランが黒魔女で間違いないとニコはモリヒトに伝えます。
昔からランと修行をしてきて、ランの事を知っているモリヒトは、「違う」と言いますが、次の瞬間ランの口から「オレは親父が鬼で母親は黒魔女」と明かし始めました。
ランの生い立ち
母の死と引き換えにランは生まれる
ランの生い立ちは、悲しく壮絶なものでした。
ランの母親は、自分の死と引き換えにランを産みます。
ランが生まれる4年前、安政3年(1856年)のこと。
とある牢獄に、一人の黒魔女が長く囚われていたランの母親となる彼女の名は雲珠(うず)です。
かつて日本で起きた黒魔女と白魔女の戦い。
魔鬧対戦(まどうたいせん)で敗れた黒魔女の生き残りであり、生まれながらの“不死”という宿命を背負っていました。
死ぬこともできず、ただ永遠に続く時を牢の中で過ごしていた雲珠。
その牢の番人となったのが、鬼の大嶽虎落(おおたけとがり)です。
ふたりはやがて心を通わせるようになり、雲珠は「死」を得るたった一つの方法として、虎落との間に子をなすことを決意。
こうして生まれたのが、ランです。
そして、雲珠はランの誕生と引き換えにこの世を去りました。
父をも亡くしてしまい孤独に
ランは、幼くして父親も亡くし長い間ずっと孤独になってしまいます。
父・虎落の手で育てられたラン。
当初は普通の子供と同じように成長していたが、10歳を過ぎた頃から突如として成長の速度が遅れはじめたラン。
その間、父は山での事故により命を落とします。
その後、ランは10歳の姿のまま60年間、山中でひとり過ごし、ようやく13歳の体になった頃、人里へと足を踏み入れることに。
そこからさらに90年、合わせて150年もの長い歳月、彼は“子供”のまま孤独な日々を生き抜いてきました。
しかし、その膨大な時間を、ただ無為に過ごしていたわけではなく、ひとり静かに、己を鍛え続けていたラン。
「父は、僕を愛してなどいなかった」とランは言っていました。
ウィッチウォッチ/ランの能力
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不死の力
ランの能力の「不死の力」とは、黒魔女である母・雲珠から受け継いだ特殊な能力で、どんな傷を負っても瞬時に治癒し、死ぬことができない不死身の肉体を持つというもの。
この力によって、ランは生まれてから約160年もの間、年を取らず死ぬこともなく生き続けてきました。
戦闘中に骨折や致命傷を負ってもすぐに回復し、圧倒的な耐久力を発揮。
しかし、現在はミハルの「トワイライト」と黒魔女・樒(しきみ)の力によって、ランの「不死の力」は抜き取られ、不死身ではなくなりました。
閃眼
ランの能力「閃眼(せんがん)」は、死角からの攻撃や相手の弱点を視覚化できる技のこと。
この技は父親・大嶽虎落から教わったもので、戦闘中に相手の動きや攻撃の死角、さらには体力の残量までも把握することができます。
ランの閃眼はモリヒトよりも高精度で、戦局を有利に運ぶための重要な能力。
「閃眼」が使われた代表的なシーンはモリヒトとの戦いです。
この場面では、ランとモリヒトが同じ「閃眼」を使い合う“同門対決”となり、互いの死角や弱点を読み合う緊迫したバトルが描かれましたね。
また、ランの閃眼はモリヒトよりも高精度で、相手の体力残量までも把握できる優れたものです。
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出会いはランが父親に手合わせを申し込んだ事がきっかけ
モリヒトとランの出会いは、ランが乙木家を訪れたことがきっかけです。
鬼艮術(きこんじゅつ)の使い手であるモリヒトの父親に手合わせを申し込んだラン。
しかし、モリヒトの父親は「自分より鬼の血の影響が濃い」として、幼いモリヒトをランの修行相手に指名しました。
このとき、モリヒトにとってランは初めての強敵でした。
幼少期モリヒトにとってランは憧れの存在
幼少期のモリヒトにとってランは憧れの存在。
ランの「圧倒的な強さ」と「初めて自分が敵わないと感じた存在」であるところに憧れていました。
モリヒトとランは言わば師弟関係。
ランが修行で身につけた技や知識を、モリヒトに伝授する場面もあったくらい。
ランが開発した拳法や鬼艮術などをモリヒトが学びながら一緒に過ごすことで、モリヒトはお兄ちゃん的存在だと思っていたのです。
また、130話ではお互い兄弟だと思っていたことも話し感動的なシーンもありましたね。(128、129話)
だが敵対関係になる
モリヒトとランは敵対関係になってしまいます。
モリヒトとランが敵対関係になる具体的な経緯は、ランが黒魔女「樒(しきみ)」と手を組み、ニコを狙う黒魔女側についたことがきっかけですね。
もともとランは乙木家を訪れ、モリヒトと一緒に過ごす中で、温かい家族の絆を目の当たりにし、自分の孤独を痛感。
その後、孤独や過去の苦しみから黒魔女の誘いを受け入れ、黒魔女側の計画に協力するようになってしまいます。
物語が進むと、ランは黒魔女の一員として初登場し、ニコを狙って行動を開始。
これにより、モリヒトたちと明確に敵対する立場となり、かつての憧れや友情を抱えながらも戦う運命に置かれました。
最終的にはお互い認め合い良きライバルになった
ランとモリヒトは最終的にはお互い認め合い、良きライバル関係になりました。
ランが不死身じゃなくなったり、モリヒトが死にかけてニコが小さくなったりと色んな展開になったこの黒魔女事件。
小さくなったニコはもう必要ないと樒は去っていき収束を迎えます。(第131話)
最後にモリヒトに「すまなかった。」と謝ると共に鬼で良かったと鬼の力にも幸せを噛み締めるラン。
モリヒトは不死じゃなくなったランに「もう1人じゃない」と励ましますが、ランはもうすでにふっきれた感じ「また旅に出る」と言います。
「また修行に出る。お前を倒すためにな。」
と言い残し人生を楽しむと、ラーメンを全国制覇する旅に出ました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ウィッチウォッチ/ランの正体と能力は?モリヒトとの関係についても」でした。
ウィッチウォッチ/ランの正体は?
- ランの正体は黒魔女と鬼のハーフだった
- 第84話~85話で判明する
ランの生い立ち
- 母の死と引き換えにランは生まれる
- 父をも亡くしてしまい孤独になる
ウィッチウォッチ/ランの能力
- 不死の力
- 閃眼
ウィッチウォッチ/ランとモリヒトの関係
- 出会いはランが父親に手合わせを申し込んだ事がきっかけ
- 幼少期モリヒトにとってランは憧れの存在
- だが敵対関係になる
- 最終的にはお互い認め合い良きライバルになった
最後まで読んでいただきありがとうございました。