養蜂で4月中にやるべきこと!春先に行う増勢の作業工程とスケジュールを解説!

養蜂

4月になるといろいろな種類の花が咲き始めます。

菜の花、桜、レンゲなど。

養蜂家にとってもみつばちたちにとっても楽しみな季節。

働き蜂たちはどんどん巣の外に出て、蜜や花粉を集め、女王蜂はますます産卵数が増えました!

まず4月の養蜂のポイントから解説します。

飼育している地域により少し事情は変わりますが、東北北部をのぞく本州のほとんどの地域で当てはまります。

4月の養蜂のポイント:増勢

4月の養蜂のポイントは増勢、つまりどんどん働き蜂を増やすことです。

4月になるとまず桜が咲き始めます。

桜の期間が短いですが、花粉をたくさんみつばちに供給してくれます。

すると女王蜂の産卵が一層進み、働き蜂の数も増えます。

一番外側の巣枠にみつばちが重なるくらい増えたら、新しい巣枠を入れてください。

するとその巣枠に巣を盛り、女王蜂がすぐに産卵をしだします。

こうして女王蜂の産卵をどんどん促すようにして、増勢をはかりましょう。

8枚または9枚の巣枠がみつばちでいっぱいになったら、その上に継箱をして巣を2階建てにしましょう。

4月下旬には継箱をして2段になれば、はちみつが多く集まる5月に間に合います。

2019年4月上旬:桜が満開

白くぽつんと見えるのが働き蜂の卵

当地宇都宮市では3月の末に桜が開花。4月上旬に満開になりました!

近所に陽南南公園というところがあり、30本ほど桜が植えてあります。

うちのみつばちたちはその桜に訪花していました。

桜の開花期間は短くそれほど蜜は集まりませんが、貴重な花粉源になります。

桜が咲くと女王蜂の産卵もより活発になります。うちの女王蜂も毎日たくさんの卵を産んでいました。

外の巣枠がみつばちでいっぱいになったら、新しい巣枠を足してさらに産卵が進むようにしました。

2019年4月上旬:巣箱を掃除、メインテナンスする

去年の巣箱

今年ペンキを塗り直した巣箱

私のところでは4月に巣箱を掃除します。巣箱は使っていると中にゴミがたまったり汚れがついたりします。

最低でも1年に1回は掃除をして清潔にする必要があります。もともとみつばちは清潔な昆虫ですからね。

予備の巣箱にみつばちと巣枠を入れて、1年間使った巣箱を掃除。最初は水洗いし、その後ガスバーナーで汚れを熱して汚れを落とします。

最後にもう一度水洗いをしておしまい。

またうちでは3,4年に1回、巣箱をペンキで塗装します。

みつばちの巣箱は1年中外で使うものです。そのまま使うよりペンキで塗装したほうが長持ちするんです。防腐剤の役割をしてくれますからね。

以前はグレーのペンキでしたが、今年からは茶色に。

たまたまうちにあったペンキを使いましたが、悪くない色ですね(^^

2019年4月中旬:みつばちを蜂場に移動する

4月13日、みつばちの巣箱を自宅から5㎞ほど離れた蜂場に移動。

敷地内には栗の木が4本植えてあります。6月には栗の花が咲いて、栗のはちみつが貯まります。

この場所は特に花が多いというわけではありません。

それでも例年春の他に、秋にもはちみつが採れるのです。

夏には栗の木が直射日光を遮ってくれるので、みつばちたちも快適です(^^

2019年4月下旬:みつばちを分割する

4月下旬になると蜂の数がかなり増えてきました。そこでみつばちを2つに分けることに。

みつばちの群れには女王蜂が1匹います。

それを2つに分割すると1つの群には女王蜂がいて、もうひとつの群れには女王蜂がいなくなります。

するとその群れは「女王蜂がいなくなった!」と認識。新しい女王蜂を作り始めます。

写真にあるのが女王蜂のさなぎ、王台と呼ばれるものです。王台がいくつも作られて、そこから女王蜂が生まれてくるのです。

いくつも作られた王台の中から形がよく大きめの王台を2つ残して、あとは全部取り除きます。

先に生まれてきた女王蜂がもう一つの王台を壊して、その群れの女王蜂になります。

そして4月の末に新女王蜂が生まれました!7~10日後に交尾飛行に出かけるでしょう。

2019年4月下旬:継箱をのせてはちみつ採取に備える

写真をみると巣箱が2階建てになっていますね。継箱とは上の段の箱のこと、つまり2階部分です。

なぜこうするかというと、はちみつを採取しやすくするためです。

1段目と2段目の間には、隔王版(下の写真参照)と呼ばれる仕切りがしてあります。

女王蜂は働き蜂より体が大きいので、隔王版のすき間を通ることができません。女王蜂は下の巣箱に隔離し、上の段に行けないようにするのです。

すると下の箱で産卵、育児、上の箱で貯蜜するようになります。

採蜜する際、上の段の巣枠だけを取り出し遠心分離器にかければいいので、作業が楽なんです。

あとははちみつがたまるのを待つだけ(^^

この時期は養蜂をしているものにとって、一番楽しみな季節です。

まとめ

4月はどんどん花が咲くので、みつばちの増勢をはかりましょう。

みつばちが外側の巣枠にあふれたら新しい巣枠を入れて、女王蜂の産卵を促す。

そしてみつばちで巣箱がいっぱいになったら継箱をして2段に。

増勢と継箱が遅れると、はちみつが採れる量が少なくなりますよ。

参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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