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リメンバーミ―/ダンテの正体は?なぜ死者の国に行けたかやその後についても

リメンバー・ミー

映画「リメンバーミー」は、家族の絆と音楽をテーマにした感動的な作品です。

この映画に登場するキャラクターの中で、特に印象的なのがミゲルの忠実な犬、ダンテ。

ダンテは単なるペットではなく、物語の中で重要な役割を果たす存在として描かれています。

しかし、彼の正体や彼がどのようにして死者の国に行けたのか、そしてその後の彼の運命については、多くの視聴者が疑問に思うところでしょう。

この記事ではダンテの正体に迫り、彼が死者の国に行けた理由。

アレブリヘに変身した背景、そしてダンテのその後について詳しく解説していきます。

 

「リメンバーミー」ダンテの正体は?

サンタ・セシリアに住む野良犬

「リメンバーミー」のダンテは主人公・ミゲルとその家族が住んでいるメキシコの小さな村、サンタ・セシリアに住んでいる野良犬。

村の中を駆け回り、自由に動き回っていますが、ミゲルの家が主な居場所となっています。

ミゲルに懐いている

ミゲルに非常に懐いているダンテ。

ミゲルがエサをあげていくうち、次第に仲良くなりました。

ダンテはミゲルと常に一緒に行動し、彼の冒険をサポートする忠実な仲間。

ミゲルが困っているときや危険に直面しているときも、ダンテは彼を守ろうとし、どんな時でもそばにいます。

  • ミゲルの音楽を愛する心はダンテが1番よくわかっている
  • エルネスト・デラクルスのギターを盗もうとする時、ミゲルを助け見守っている。
  • デラクルスを探す旅に同行し、迷子になりかけたら導く役割に
  • 危険な場所に閉じ込められた時、アレブリの力を発揮してミゲルを救う

この強い絆と忠誠心が、彼らの友情をより感動的なものに。

デラクルスが映画で共演した馬のダンテに由来

公式での発表はありませんが、ダンテの名前は、デラクルスが映画で共演した馬のダンテに由来しているのではないかと思われます。

「リメンバー・ミー」でデラクルスと共演する馬は、「エル・ダンテ」という名前のキャラクター。

デラクルスは、映画の中で伝説的なミュージシャンであり、彼の過去の映画や音楽ビデオでよく馬に乗っています。

エル・ダンテという馬は、これらの映画の中でデラクルスのパートナーとして登場。

デラクルスに強い憧れがあるミゲルですから、同じようにパートナーとなる自分のペットのような存在に「ダンテ」と名付けたのでしょう。

犬種はメキシカン・ヘアレス・ドッグ

「ダンテ」の犬種はメキシカン・ヘアレス・ドッグ。

正式には「ショロイツクインクレ」と呼ばれます。

この犬種は、メキシコ原産の非常に古い犬種で、以下のような特徴があります。

外見

主に毛がないが、まれに短い毛を持つ個体も存在する。
皮膚は滑らかで、色は黒、灰色、茶色、赤などさまざま。

サイズ

小型、中型、大型の3つのサイズがあり、体重は4.5kgから25kgまで幅広い。

性格

知的で愛情深く、忠実な性格。飼い主に対して非常に忠実で、家庭犬としても優れている。

メキシカン・ヘアレスドッグは死者の魂を黄泉の国へと導く存在

メキシカン・ヘアレス・ドッグは死者の魂を黄泉の国へと導く存在。

アステカ神話では、この犬種が死者の魂を黄泉の国(ミクトラン)へと導くとも言われ、メキシコの先住民文化において非常に重要な役割を果たしてきました。(以下からメキシカン・ヘアレス・ドッグ=ショロイツクインクレと呼ぶ)

埋葬の際に同行

メキシカン・ヘアレス・ドッグは、死者が来世へと旅する際に道案内をすると信じられていました。

アステカやトルテカなどの古代メソアメリカ文化では、ショロイツクインクレが死者と共に埋葬。

これは、犬が死後の旅で死者の魂を導くと信じられていたからです。

考古学的には、ショロイツクインクレの骨が人間の墓から発見されることが多く、この習慣の証拠となっています。

霊的ガイド

アステカ神話によれば、ショロイツクインクレは死後の世界であるミクトランへの旅路の案内役。

魂が黄泉の国に到達するためには、9つの過酷な試練を乗り越える必要があり、ショロイツクインクレはこの困難な旅を安全に進むためのガイドの役割となっていたのです。

守護者

生者にとっても守護者と考えられており、邪悪な霊から家を守ると信じられていました。

宗教的儀式

ショロイツクインクレは、宗教的儀式や埋葬儀式においても重要な役割を果たし、神聖な儀式や供養の場でショロイツクインクレが登場し、霊的な浄化や祝福を象徴する存在に。

このような文化的背景から、ショロイツクインクレは単なるペット以上の存在であり、深い敬意を持って扱われてきました。

 

「リメンバーミー」ダンテはなぜ死者の国に行けた?

死者のお供え物を盗んで食べたから

ダンテが死者の国に行けた理由は、死者のお供えものを盗んで食べたから

ミゲルは、死者の日に広場で行われる音楽コンテストに出るため、こっそりダンテを連れて出て行こうとしたところ家族に見つかりそうに。

ミゲルが慌ててギターとダンテを祭壇の下に隠しました。

これは、ミゲルは家族から音楽をする事を禁止されており、ダンテは普段からミゲルの家族からは野良犬扱いですぐに追い払われてしまうため。

この時バレなくて済みましたが、ダンテは好奇心旺盛で、祭壇に供えられた食べ物に目を奪われます。

祭壇に置かれたお供え物のパンを見つけ、それを食べてしまったダンテ。

この行動がダンテに霊的な変化をもたらし、死者の国への橋渡しとなるきっかけとなりました。

ダンテは死んで死者の国に行ったのか?

ダンテは死んで死者の国に行ったのかどうか?

結論から言うとダンテは死んでいません。

死者の国に行けた理由は、「アレブリへ」だから。

「アレブリへ」とは、魂の案内人で元々死者の国と生者の国を行き来できる生き物です。

初めからミゲルの案内人と決まっていたのでしょう。

ダンテは映画のクライマックスでアレブリヘ変身。

そして、ダンテがアレブリヘになることで、死者の国で活動できるようになったのです。

ダンテがアレブリヘになった理由は?

ダンテがアレブリになった理由は、ミゲルがダンテを「魂のガイド」だと認めたからです。

ミゲルとヘクターが本当は家族だった事が明らかになったシーン。

ミゲルは「ダンテ!あのヘクターのこと最初から知ってたんだね!やっぱり導いてくれた。お前は魂のガイドだぞ!」と喜びを露わにしました。

その後すぐダンテがみるみるとカラフルな色に変化し、羽が生えアレブリに。

ご主人様を導き、認められればアレブリに進化できるようになっていたのですね。

家族に引き合わせる重要で感動的なシーンでした。

「リメンバーミー」ダンテのその後は?

死者の国にとどまっている

ダンテのその後は「死者の国にとどまっている」のではないかと考察。

クライマックスで、ミゲルは先祖に生者の国へと帰ることを許され、呪いが解けて無事家に帰る事ができましたが、ダンテは死者の国に残りました。

なぜ死者の国にとどまっているのかと考察すると、

  • アレブリになり、死者の国の住人になってしまったから
  • 死者の国で役立つため
  • もうミゲルと家族が良い関係になったから

などがあります。

死者の日にはリヴェラ一族といっしょに生者の国へ

映画の終盤、死者の日にはリヴェラ一族と一緒に生者の国へ来たダンテ。

死者の日には、橋を渡ると普通の犬の姿に変わり生者の国のミゲルのもとへ行きます。

その姿はみんなにも見えていて、ミゲルの祖母・エレナもエサをあげていました。

ここでもダンテが死んでいないことが伺えますよね。

年に一度の死者の日だけしか会えなくなりましたが、ミゲルが死ぬ時はまた案内人として現れ、それまではいつも見守っていてくれているでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「リメンバーミ―/ダンテの正体は?なぜ死者の国に行けたかやその後についても」でした。

「リメンバーミ―」ダンテの正体は?

  • サンタ・セシリアに住む野良犬
  • ミゲルに懐いている
  • デラクルスが映画で共演した馬のダンテに由来
  • 犬種はメキシカン・ヘアレス・ドッグ
  • メキシカン・ヘアレスドッグは死者の魂を黄泉の国へと導く存在

「リメンバーミ―」ダンテはなぜ死者の国に行けた?

  • 死者のお供え物を盗んで食べたから
  • ダンテは死んでいない
  • ダンテがアレブリヘになった理由はミゲルが魂のガイドだと認めたから

ダンテのその後は

  • 死者の国にとどまっている
  • 死者の日にはリヴェラ一族といっしょに生者の国へ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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