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アーヤと魔女は意味がわからない?つまらない・ひどいと言われる理由についても

アーヤと魔女

2021年公開の「アーヤと魔女」(英語タイトル:Earwig and the Witch)。

スタジオジブリ制作のアニメーション映画です。

ジブリ初の3DCGアニメーション映画ということもあり、期待が高かった本作品ですが、

  • つまらない
  • ひどい
  • 意味がわからない

という声がチラホラ・・・。

なぜなのでしょう?

今回は「アーヤと魔女」がつまらない、ひどい、意味がわからないと言われる理由を考察します。

 

「アーヤと魔女」がつまらない・面白くない・ひどいと言われる理由

ストーリーが面白くない

「アーヤと魔女」がつまらない・ひどいと言われる最初の理由は、ストーリーが面白くないから。

本作品は、赤ちゃんを連れた赤毛の女性が、何者かに追われるところから話がスタート。

逃げ切った赤毛の女性は、アヤツルという赤ちゃんを孤児院に預けます。

「これからどうなるんだろう?」と期待を持たせてくれますが、その後のストーリーや意外と退屈。

ベラ・ヤーガとマンドレークに引き取られたアーヤは、ベラ・ヤーガのお手伝いをしながら、日々を過ごすようになります。

でも「次はどんな展開が待っているんだろう?」というワクワク感はなし。

アーヤのちょっとしたいたずら心や、トーマスとの関係はそこそこ面白いんですけどね。

単調なストーリーに、「おもしろくない」と感じてしまった人は意外に多いのではないでしょうか。

ジブリを期待すると裏切られる

ジブリを期待すると裏切られることも、「アーヤと魔女」の高評価につながっていると考えられます。

ジブリと言えば宮崎駿監督作品。

深遠なテーマ、強いメッセージ性、美しい映像と音楽が特徴ですね。

鑑賞後に考察の余地を残している点も高く評価されています。

それに比べると「アーヤと魔女」は、特にテーマ性にすぐれた作品ではなく、強烈なメッセージも感じられません。

音楽はいいかもしれませんが、映像を3ⅮCGした理由は特に感じられません。

個人的には2019年公開の「ルパン三世 THE FIRST」の3Ⅾの方がずっとよかったと感じました。

ジブリを期待すると裏切られる・・・「アーヤと魔女」はジブリの呪縛に囚われた作品と言えそうです。

アーヤがかわいくない

ヒロインがかわいくないから「アーヤと魔女」はつまらない、という理由も考えられそうです。

キャラクターの外見についていろいろ言うのは好きではありませんが、アーヤをもう少しかわいらしい見た目にすることはできなかったのでしょうか?

幼い女の子はアーヤくらいしか登場しないのですから、美少女に仕上げてもよかったと感じます。

 

アーヤが努力したり、困難を乗り越えて成長していったり、他のキャラクターと協力して何かに立ち向かうという設定になっていないところも、面白くないと言われるゆえんかもしれません。

狡猾(こうかつ)で、世渡り上手な点だけが目立ってしまうのも、アーヤが損をしている理由と言えるでしょう。

アーヤとトーマスの関係はおもしろかったですけどね。

 

「アーヤと魔女」は意味がわからないと言われる理由

「アーヤと魔女」には「意味がわからない」という評価もあります。

なぜなのでしょう?

何が言いたいのかわからない

「アーヤと魔女」は意味がわからないと言われる最大の理由は、何が言いたいのかわからないという点に尽きると考えられます。

母親と思われる女性から捨てられ、孤児院で暮らすアーヤは、ある日魔女の家の引き取られます。

そこで魔法を教えてもらえると思ったアーヤでしたが、家にとじこめられてこき使われる毎日。

やがてアーヤは使い魔のトーマスと仲良くなり、魔女に対抗するための呪文を作ることに。

作戦はうまくいき、アーヤは次第にベラ・ヤーガやマンドレークとの関係を築いていきます。

 

こんな話の映画ですが、何となく淡々と話が進むだけで、見終わった後に「結局何が言いたかったの?」と感じた方は多いはず。

テーマがよくわからないし、何を訴えたかったのわからない。

気が付いたら、映画が終わっていた・・・そんな印象でした。

だから後で振り返ってみても、特に印象に残るものもない。

もう少し強く訴えるものがあってもよかったのではないでしょうか。

途中で終わった感が強い

「アーヤと魔女」は意味がわからないと言われる2つ目の理由は、途中で終わった感が強いこと。

映画のラスト、アーヤのところにカスタードとアーヤの母親がやってきます。

ですが、わずかに対面しただけで映画は終了。

残念ながら詳細な描写はありませんでした。

アーヤとカスタード、アーヤと母親の会話を見たかった、という方は多いと思われます。

何となく消化不良のまま終わってしまったという印象は否めませんよね。

 

なお参考までに、映画と原作小説の終わり方には以下の違いがあるとのこと。

  • 映画のラスト:アーヤのところにカスタードとアーヤの母親が訪ねてくる
  • 原作小説のラスト:やってこないカスタードを、どうやって招き入れるかをアーヤが考える

映画も小説も、中途半端に物語が終わるのは変わらないようです。

できれば楽しい感じで終わった方がよかったと思うのですが・・・。

少し残念でした。

 

まとめ

「アーヤと魔女」がつまらない、ひどい、意味がわからないと言われる理由を考察しました。

  • ストーリーが面白くない
  • ジブリを期待すると裏切られる
  • アーヤがかわいくない
  • 何が言いたいのかわからない
  • 途中で終わった感が強い

最後までご覧いただきありがとうございました!

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