2021年公開の「アーヤと魔女」(英語タイトル:Earwig and the Witch)。
ジブリ初の3DCGアニメーション映画ということもあり、注目を集めた作品です。
今回はそんな「アーヤと魔女」に登場するマンドレークの正体を考察します。
マンドレークは、ベラ・ヤーガと同じ家に住む小説家で、怒ると歯止めが効かなくなる性格の持ち主。
物語が進むにつれて、マンドレークの過去も明らかになっていきます。
ここでは
- マンドレークの正体
- マンドレークはアーヤの父親?
- マンドレークは魔法使い?
以上3点について考察します。
目次
「アーヤと魔女」マンドレークの正体は?
「アーヤと魔女」まだ途中までしか見てないけど、怒りっぽいけど根はいい人っぽい悪魔使いのマンドレークが実は小説家だけど書く作品がクソつまらんという点に涙した!😭悪魔に書いてもらえ!w pic.twitter.com/JoAaTtCUBz
— モロ平野(馬路まんじ先生の主治医) (@8O7TEPVybIxEZ9U) December 8, 2021
正体は明確に説明されていない
マンドレークの正体については、作中で明確な説明はありません。
謎が多いキャラクターということになりますね。
ですがマンドレークとはいかなる人物なのか、作品のところどころに情報がちりばめられています。
次からまとめていきます。
ベラ・ヤーガと一緒に暮らす小説家
マンドレークは、ベラ・ヤーガと一緒に暮らす男性。
初登場は作品前半。
ベラと一緒に孤児院にやってきます。
アーヤを紹介されたベラが「どうだろうね、マンドレーク。あんたはどう思う?」と尋ねると、マンドレークは、「いいんじゃないか?」と返答。
どうやらマンドレークは、アーヤのことが気に入ったようです。
そんなマンドレークは小説家。
怪しげな呪文を作るベラをよそに、せっせと小説を執筆しています。
どんな小説を書いているかは不明ですが、アーヤが最初にマンドレークの小説を読んだときに「何これ、クソつまんない」と言っていたことから、少なくとも子どもが喜ぶ話ではないようです。
煩わしいことが大嫌い
マンドレークは煩わしいことが大嫌い。
何か面白くないことがあると、目の中で炎がメラメラと燃えて、怒りをあらわにします。
例えば作品中盤、ベラが駅のパイを「あたしの嫌いなやつだ」とけなすと、マンドレークは「わたしの大好物だ」と怒ります。
このとき、マンドレークの目には炎がメラメラと燃えていました。
作品後半、アーヤが作った黒焦げの揚げ焼きパンを目にしたマンドレークは、またも怒りの表情に。
「二度とこのことで煩わせるな」と、ベラにきつく忠告していました。
そんなマンドレークにベラも気を遣っていて、何とか怒らせないようにと工夫をしているようです。
EARWIGのリーダーだった
そんなマンドレークは、かつてはEARWIGのリーダーでした。
EARWIGは
- マンドレーク:キーボード
- ベラ・ヤーガ:ドラム
- アーヤの母親(名前は不明):ヴォーカル
からなるバンドでしたが、ベラとアーヤの母親が仲たがいしたことから解散。
マンドレークは自分の部屋で小説を書く傍ら、時にはキーボードを演奏することもあるようです。
マンドレークはアーヤの父親?魔法使い説も考察
昨日、ジブリの新作アニメ「アーヤと魔女」を見たのですが、マンドレークというおじさんがとても素敵で…
もしかして、井上陽水さんがモデルかなーと思ったり…
ちなみに、陽水さんの旧芸名はアンドレ・カンドレっていうのですww#アーヤと魔女 pic.twitter.com/XBCaKy6WVd— じゅってぃー (@watawata0408) December 31, 2020
ここではマンドレークの正体について、さらに詳しく考察します。
マンドレークは魔法使い?
ベラ・ヤーガとアーヤの母親が魔女であることは明らか。
ではマンドレークはどうなのでしょう?
マンドレークも魔法が使える魔法使いである可能性が高いです。
作品中盤、小説を読んで「何これ、クソつまんない」と感想を漏らしたアーヤの頭上から本が落ちてきます。
本はアーヤの頭を直撃。
これは偶然ではなく、マンドレークの魔法によるものだと考えられます。
デーモンを操っていることからも、マンドレークは魔法が使えることは明確。
魔法のミミズがマンドレークの部屋に行ったことからも、マンドレークは魔法使いと考えて間違いないと思われます。
マンドレークはアーヤの父親?
マンドレークはアーヤの父親だという考察もあるようです。
ですが、個人的にはマンドレークはアーヤの父親ではないと考えます。
作品終盤、「Don’t disturb me」が流れるシーンで、マンドレークとアーヤの母親がキスしそうになりいます。
演出かもしれませんが、見方を変えるとマンドレークとアーヤの母親は恋人同士だったと考えることも可能。
となると、マンドレークとアーヤの母親の間に生まれたのがアーヤと解釈することができます。
それでもマンドレークはアーヤの父親ではないと考えます。
もしマンドレークはアーヤの父親なら、アーヤの母親が12人の魔女から逃れようとしたとき、マンドレークがアーヤを引き取るはず。
孤児院に預けられるより、父親の元で育てられた方が安心ですからね。
マンドレークのアーヤに対する態度を見ても、父親ではないと考えるのが自然ではないでしょうか。
まとめ
次回の金曜ロードショーは、3月15日から🤗
ジブリパーク新エリア「魔女の谷」開園を記念して#スタジオジブリ📽️の“魔女たち”の物語を、2週続で放送🎉
15日はジブリ初の3DCG映像でおくる新感覚ファンタジー‼️
『#アーヤと魔女』
その翌週、22日は永遠の名作『#魔女の宅急便』です😆#金曜ロードショー pic.twitter.com/kd6lhm3hty— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 1, 2024
「アーヤと魔女」のマンドレークの正体について考察しました。
- 作中でマンドレークの正体は明らかにされていない
- マンドレークはベラ・ヤーガと一緒に暮らす小説家
- 煩わしいことが大嫌いで、怒ると目の中で炎がメラメラと燃える
- かつてはEARWIGのリーダー兼キーボード担当だった
- マンドレークは魔法使いだと考えられる
- マンドレークはアーヤの父親ではないと考えられる
最後までご覧いただきありがとうございました!