「ザ・ファブル」に登場する宇津帆についてご紹介致します。
「ザ・ファブル」の緊迫した展開の中で、多くの方が気になるのはウツボの運命。
ウツボは本当に死亡したのか?
あえて撃たせた理由にはどのような背景があるのでしょうか。
この記事ではウツボの最期に迫り、その行動の裏にある深い理由を考察します。
目次
「ザ・ファブル」ウツボは最後に死亡する?
ファブル読み返してたけど、ウツボさんに「うわぁ…インターネットにいるオタクだー」とか思うようになったの良くない pic.twitter.com/fzWmY3HdgU
— 七尾七衛 (@7o_7e) June 17, 2020
鈴木に撃たれて死亡
宇津帆は鈴木に撃たれて死亡します。(1部第130話)
まずヒナが立ち上がり、ウツボを裏切り発砲。
ウツボの背中に命中しますが、ウツボは防弾服を着ていて何事もありません。
ヒナが立ち上がった場所は地雷が埋まっている事が判明。
地雷から足を離すと爆発し逃げる事もできません。
そんな中アキラが知恵と工夫と早さで地雷から避ける事に成功。
その後もうウツボは「負けたよ。」と言いながら、手榴弾を投げます。
手榴弾を投げた瞬間、鈴木がウツボに向かって発砲し、それが額に命中し、死亡に至りました。
ウツボが死亡するまでの経緯
ファブル、ウツボさんが顔面好みだしクソっぷりが強すぎてとてもよい pic.twitter.com/vpSRMtYFlS
— もやっさん (@moyashi_kokeshi) February 14, 2022
表の顔は子どもに味方する興信所の経営者
宇津帆玲の表の顔は子供に味方する興信所の経営者です。
太平興信所の社長で、主に子供に対する悩み相談や子供の支援活動をするという名目で会社を経営。
例えば、公園の遊具を安全な物に変えたり、池には柵をつけるなどを語り、あたかも善人のように振る舞っています。
実態はニワトリビジネスで金を搾取する悪党
ウツボの実態はニワトリビジネスで金を搾取する悪党です。
ニワトリビジネスとは、特に過保護に育てられた裕福な親を持つ成人した子供を対象に、彼らの弱点を利用して、子どもの親からお金を巻き上げること。
その後殺害し、山に埋め、失踪したかのように細工し、その親から調査の依頼を受けることで、さらに高額な調査料金を取り立てます。
その他にも詐欺や脅迫、誘拐、殺人も平気で行うような大悪党のウツボ。
少女売春をしていたがアキラに壊滅させられた過去
過去に少女売春をしていたがアキラに破壊させられます。
4年前のウツボは、家出少女などを強制的に売春させる少女売春組織の幹部を務めていて、その時は“川平浩一”という本名で活動していました。
その結果、多くの恨みを買ったことで、佐藤アキラが差し向けられ、ウツボの実の弟や幹部が皆殺しにされ、組織は壊滅させられたのです。
貝沼を誘拐し、死亡した際にアキラの正体に気づく
ウツボは、貝沼を誘拐し、死亡した際にアキラの正体に気付きます。
鈴木は先手をとろうと洋子の家を襲撃。
しかし、逆に洋子とアキラにあっさりやられた鈴木はウツボの元へ帰ります。
ウツボに顔の傷を指摘され、鈴木が「マーフィーの法則だよぉー。探すのをやめると見つかるとかなぁー。」と言った瞬間ウツボはアキラがあの4年前のファブルだと気づきました。(1部第115話)
鈴木と共にアキラ殺害計画を実行
ウツボは鈴木と共にアキラ殺害計画を実行。
まずウツボはヒナに「実はアキラがヒナの両親を殺した」と嘘を吹き込みます。
ヒナも自ら「計画にまぜて欲しい」とウツボに頼み、拳銃を貰うことに。
そしてアキラを呼び出し、練りに練った計画を実行へ移します。
- A案:太平興信所の入口にラジコンと手榴弾を使ったトラップをしかける。しかし、アキラは、ドアの脇の吹き抜けをから2階下まで降り、爆破から逃れた。(1部第122話)
- B案:今度は山奥で地雷のトラップをしかけるがアキラが来る前に、ヒナがウツボを撃ち、誘導され地雷の上に立ったため、全て台無しに。
やはりアキラ相手じゃ計画通りにはいきませんでしたね。
ヨウコを捕らえるなどしたがアキラに制圧される
佐藤ヨウコを捕らえるなどしたがアキラに制圧されます。
現場に到着し、道に立っていた鈴木に拳銃で脅され捕まってしまい、ヒナとウツボのいる所まで這ってつれて行かれるヨウコ。
そんな中、ヒナがウツボを裏切り撃ちますが、ウツボの口車に乗せられ、地雷の上に立ってしまったので動けなくなってしまいます。
そんな時やっとアキラが現れるー。
アキラは、すぐに鈴木とウツボの手の内を見破り、「それでいいのか?」と問いかけます。
手の内とは、ウツボは「ヒナを殺ること」で鈴木は「ウツボを殺す、同時にアキラとヨウコも」との事。
そして、ウツボが手榴弾を投げてしまいます。
手榴弾を投げた瞬間、鈴木もアキラに銃を向けていて、それにアキラはすぐに反応。
アキラの銃は手動排莢なのに、きっちり2発ずつウツボの左肩と右太もも、鈴木の横の木に玉を当てて動けなくしたのです。
アキラは、鈴木にウツボよりヒナを優先的に考えるよう諭し、鈴木はヨウコの縄を切り、みんなで協力してヒナを助ける事に。
鈴木がパワーショベルを使い、地雷をカバーし、アキラが凄まじい早さでヒナの足を引っ張り助け出すことに成功しました。
鈴木に撃たれ死亡
ウツボは鈴木に撃たれ死亡。
負けを認めたウツボは、「まさかヒナが立てたとは・・・」と手榴弾を投げてしまいます。。
ヨウコと鈴木がウツボに銃を構え、鈴木が先に発砲し、弾はウツボの額に命中。
ウツボが投げた手榴弾は、安全ピンが抜かれていなかったので、地面を転がるだけでした。
撃たれるように仕向けたウツボ。
自分の最期までも備えていたのですね。
「ザ・ファブル」ウツボがあえて撃たれた理由を考察
これにはウツボさんもシノギが増えてニッコリ。
ファブルのファンからすると捜索名目の沖縄社員旅行が増えちゃう。 pic.twitter.com/ZE3jjsstUh— neko_news (@nekonews1) February 3, 2022
ファブルに負けを認めたから
ウツボがあえて撃たれた理由は、ファブルに負けを認めたから。
ウツボがアキラに負けたと思われる部分
- 4年前、自分以外を全て抹殺したこと
- 何にでも動じないアキラを関心
- A案を難なく回避
- 手榴弾を回避し、自分に2発、鈴木に2発も入れ更にヒナを守るアキラを見た事
- 知恵と工夫そして早さで何の被害もなくヒナを助けたこと
コイツには勝てないと悟り、コイツになら殺されても仕方ないと思ったのでしょう。
筆者的にはアキラに嫉妬もあったのではないかとも思われます。
ヒナに対する思いはもちろん、本当はアキラのように生きたかったのかという心情が、ウツボの様々な絵の描写から伺えましたね。
生き恥をさらしたくなかったから
もう1つの理由は、生き恥をさらしたくなかったから。
今まで培ってきたものを自分は悪として良くやってきた、やり遂げたと思っているのでしょう。
そして、「このアキラを殺るためだけにヒナを傍に置かせていた」と言っていましたので、もう十分ウツボの生きてきた証はあったのではないかと思われます。
ヒナコに復讐を成し遂げてほしかったから
ヒナコに復讐を成し遂げてほしかったからも理由の1つ。
ウツボは4年前、過去の売春組織のことをベラベラ喋られらたら困るとの理由で、ヒナの両親を殺害してしまいます。
この悪という言葉が1番似合う男であり、ヒナを利用しかしなかった男がなぜヒナに復讐を成し遂げて欲しかったのかというと、
- その復讐を自分に対してしてくれと思ったのか
- 自分も弟を殺され、家族を殺された苦しみをやっと共有することができたのか
- 自分はアキラに勝てず、復讐できなかったから、ヒナにはやり遂げて欲しかったのか
- 自分のことしか考えずヒナの両親を殺してしまい今更申し訳ないと思ったのか
という様々な理由が考えられますね。
ヒナの事は少なからず一緒に暮らしてきて面倒を見てきたのですから、どんな悪でも情もあるはずです。
弟のためにここまでできる男でもあるので、最後はヒナに報いたい気持ちもあったのではないかと思われますね。
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まとめ
ウツボ……ろくでもないヤツだったけれども、まともなことも言っていた🙄
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— TORU Suzuki (@TORUSuzuki10) January 29, 2022
いかがでしたでしょうか。
「ザ・ファブル/ウツボは死亡する?あえて撃たせた理由も考察」でした。
「ザ・ファブル」ウツボは最後に死亡する?
- 鈴木に撃たれて死亡した
ウツボが死亡するまでの経緯
- 表の顔は子どもに味方する興信所の経営者
- 実態はニワトリビジネスで金を搾取する悪党
- 少女売春をしていたがアキラに壊滅させられた過去
- 貝沼を誘拐し、死亡した際にアキラの正体に気づく
- 鈴木と共にアキラ殺害計画を実行
- ヨウコを捕らえるなどしたがアキラに制圧される
- 鈴木に撃たれ死亡
ウツボがあえて撃たれた理由を考察
- ファブルに負けを認めたから
- 生き恥をさらしたくなかったから
- ヒナコに復讐を成し遂げてほしかったから
最後まで読んでいただきありがとうございました!