「ハウルの動く城」は、荒地の魔女に呪いをかけられ、おばあちゃんの姿にされてしまった少女ソフィーが、不思議な動く城に住む魔法使いハウルと出会い、自分を取り戻す旅に出る物語。
美しい映像や独特な世界観で愛される一方、主人公ソフィーに対して「うざい」「嫌い」といった意見が一部の視聴者から挙がることがあります。
「声優が下手なのでは?」という声もありますが、本当の原因は一体何なのでしょうか。
この記事では、ソフィーのキャラクターに対する批判や、声優の演技が評価にどのように影響しているのかについて詳しく解説していきます。
目次
「ハウルの動く城」ソフィーがうざいし嫌いと言われる理由は?
ハウルの動く城(Howl’s Moving Castle)…英語版の方が作品の世界観も相まって圧倒的に良い💓✨
ハウル役のChristian Baleを始め、声優陣も豪華!
ところで、ソフィーにかかっている呪いが精神的なもので彼女の弱気な心と連動して老化してるって知ってた?
だから何も考えず寝てる時は若返るんだよ😉 pic.twitter.com/dyWn98LmEI
— Noire❤︎ (@Lovelylndeed) April 15, 2020
声優の声がおばあちゃん過ぎるから
ハウルの動く城の主人公ソフィーがうざいし、嫌いと言われる理由は、「声優の声がおばあちゃん過ぎるから」。
ソフィーの声を担当した倍賞千恵子さんは、若いソフィーと老婆になったソフィーの両方を演じています。
若いソフィーの設定年齢は、18歳で倍賞千恵子の実年齢当時63歳で結構差がありますよね。
そのため、若いソフィーの声にも年齢を感じる部分があり、「おばあちゃん過ぎる」と感じた視聴者が多かったです。
これは意図的なキャスティングで、ソフィーの内面的な成熟や変化を表現するためのものみたいなのですが、どうも伝わりにくかったようです。
それから、ただ単にこの声に関しては、ソフィーのキャラクターに合わないとの意見もありました。
乙女チックになる場面もあるし、相手役のハウルは木村拓哉さんの声でもあるので、合わないとのこと。
このように、ソフィーの声優が下手と噂される原因は、倍賞さん自身の声のあて方ではなく、声質やキャスティングが世間の意見と制作側がズレて合わなかったためですね。
自分にあまりにも自信が持てないから
ソフィーが「うざい」「嫌い」と感じられる理由の一つとして、「自分にあまりにも自信が持てていないところ」が挙げられます。
物語の序盤、ソフィーは自分に自信が持てず、内向的で消極的な性格。
例えば、街で嫌がらせを受け、ハウルに助けられた後妹のレティーの店に寄り、ハウルのその話をしている時にも、レティー が「その魔法使いがハウルだったら、お姉ちゃん心臓を食べられちゃってるよ!?」と言うとソフィー は、「大丈夫よ。ハウルは美人しか狙わないもの」と引け腰な言葉を話します。
このような態度が、一部の視聴者にはもどかしく映り、「イライラする」と感じられることがありました。
性格が悪いから
木村拓哉が声優を務める『ハウルの動く城』が金ローで放送! https://t.co/X6eXxNgIQ9 #宮崎駿 #ハウルの動く城 #金曜ロードショー pic.twitter.com/2HyBFCP70q
— 電撃オンライン (@dengekionline) March 29, 2021
ソフィーは、おばあちゃんになると気が大きくなるのか、突然性格が悪くなったので、その辺も嫌われる要因になります。
ソフィーはハウルの城に勝手に入り込み、「自分は新しい掃除婦だ」と一方的に宣言。
カルシファーに対する態度も高圧的で、強引な態度をとって、危うくカルシファーの火を消し死にかけるところでした。
この強引さが「自己中心的で図々しい」と捉えられるのです。
全体的にソフィーは、卑屈になったりするのですねていて、性格が悪いと捉えられる事もありますね。
なぜなら、前出でも話しました、ソフィーがレティーの店を訪ねた時も、初めは自分の話はするけど、レティーがお客さんにちやほやされているのを見て「卑屈になって、帰ったのでは?」などと感じられるようなのです。
店を出る時も、どこか冷たい態度で突き放した感じに見えたということも性格が悪いと言われる要因でした。
勝手なことばかりするから
ソフィーが嫌われるのは、「勝手なことばかりするから」ですね。
上記でもお話しました通り、おばあちゃんになった事で、ハウルの城に侵入したのもまさに勝手なことです。
そして、ソフィーは「引っ越し」を試みるため、カルシファーを暖炉から取り出し、彼を持ったまま城の外に出ます。
この行動により、カルシファーの魔力を失った城は崩壊。
ソフィーは城が壊れる可能性を知らなかったとも考えられますが、視聴者はこの辺りもあまり意味がわからず進んでいくので、「勝手な事をした」と解釈してしまうのですね。
引越しの理由は、サリマンの手下に居場所が知られ、引越ししなければならない状況だったのと、ハウルの動く城は帽子屋と魔法でリンクしており、帽子屋が見つかると城も危険にさらされるため。
この理由を得てしてもやはり、勝手な事をしたと感じてしまうことはありますね。
それから、物語の終盤、ソフィーはハウルの母親「ペンドラゴン夫人」として国王に会いに行くと嘘をついて行くところも勝手な事と捉えられるようです。
自己肯定感が低いソフィーはヒロインにふさわしくない
【YouTube】“That’s My Girl” in different languages,Howl’s Moving Castle
◇『ハウルの動く城』のハウルを演じる各国声優さん比較!
🇩🇪が断トツで堅い!言語がロマンチックじゃないw
あとね、おっさん声多い…絵柄と合ってねぇの…(ll๐ ₃ ๐)びっくりだよ…https://t.co/MgxhEfTq64 pic.twitter.com/zDVl22m4FO— たかしろふみな*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭⚓️🚬🍓 (@kikuhhime) August 24, 2023
ソフィーが嫌われる理由の一つとして、「自己肯定感が低いソフィーはヒロインとしてふさわしくない」という意見が挙げられます。
例えば、どんなセリフがあるのか、以下にまとめました。
- ハウルの庭で、自分の価値に自信を持てず、若返った瞬間も再び老婆の姿に戻るシーン。
「私、きれいでもないし掃除ぐらいしかできないかも。」
- 石化したハウルに対し、自分の無力さを嘆くセリフ。
「ハウル……ごめんね、あたしぐずだから。」
- 老婆としての自分を皮肉交じりに受け入れる発言で、
「年寄りのいいとこは無くすものが少ないことね。」
このような発言が多いことから、視聴者は、
- 「もっと明るく積極的なヒロインが良い」
- 「自己肯定感の低さが見ていてイライラする」
と感じられるのですね。
ソフィーが「自分なんて」と卑下する態度や、他者の好意や支えを素直に受け入れない姿勢が、ヒロインとしての魅力に欠けると感じる人もいるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ハウルの動く城のソフィーがうざいし嫌い!声優が下手なのが原因なのか」でした。
「ハウルの動く城」ソフィーがうざいし嫌いと言われる理由は?
- 声優の声がおばあちゃん過ぎるから
- 自分にあまりにも自信が持てないから
- 性格が悪いから
- 勝手なことばかりするから
- 自己肯定感が低いソフィーはヒロインにふさわしくない
最後まで読んでいただきありがとうございました!