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ルパン三世/銭形警部の経歴・学歴は?ルパンとは先輩後輩の関係?

ルパン三世

「ルパン三世」シリーズに欠かせない存在である銭形幸一警部。

「たとえ火の中水の中、地の果てまでも追いかけてやる!」という名台詞とともに、ルパン三世を追い続ける熱血漢で、ICPO(国際刑事警察機構)のルパン専任捜査官として世界中を飛び回っています。

正義感が強く、時に暴走気味ながらも誠実な人柄で、容疑者は必ず「生け捕り」にすることにこだわるなど、警察官としての信念を持った人物です。

そんな銭形警部の知られざる経歴や学歴、ルパンとの意外な関係性について詳しく見ていきましょう。

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「ルパン三世」銭形警部の経歴・学歴

銭形警部のプロフィール

本名は銭形幸一(ぜにがたこういち)。

身長181cm、体重73kg。

堂々とした体格の持ち主です。

生年月日は1938年12月25日とされていますが、これはルパンが変装した際の身分証明書から判明したもので、真偽は定かではありません。

江戸時代の名探偵・銭形平次の6代目(一部作品では7代目)の子孫。先祖から受け継いだ十手を今でも大切な宝物として所持しています。

普段はベージュのトレンチコートとソフト帽という出で立ちが特徴的で、このスタイルは「ワシのトレードマーク」と本人も語っています。

愛用の拳銃はコルト・ガバメントM1911A1

愛用の拳銃はコルト・ガバメントM1911A1。

この銃は戦後、GHQから日本の警察に提供されましたが、.45口径という強い反動の弾を使用するため、当時の日本人警察官には扱いづらく、あまり普及しませんでした。

それを片手で扱える銭形警部の腕力は相当なものといえます。

食事は和食党で、特にラーメンが好み。

海外での長期任務の際は「白飯が食いたい」とホームシックになることも。

愛煙家でもあり、「しんせい」や「ハイライト」を好んで吸っています。

銭形警部の学歴:東西京北大学法学部卒業

東西京北大学法学部卒業というエリートの経歴を持ちます。

この大学は東京大学がモデルとされており、当時としては超エリートコース。

法学部で学んだ知識は、後の警察官としてのキャリアに大きく活かされています。

在学中は真面目な優等生として知られ、すでに警察官になることを志していました。

国際法にも精通しており、後の国際捜査でその知識が役立つことになります。

銭形警部の警察での経歴

警察官としてのキャリアパスは以下の通り。

  • 埼玉県警西大滝町派出所に配属(初任地)
  •  埼玉県警本部へ異動
  •  警視庁へ転籍
  •  ICPOへ出向(現職)

ICPOでは総務局国際協力部第1課に所属し、ルパン専任捜査官として活動。

コードナンバーは22-84471。

ICPOへの出向は、フランス語が話せることや国際法に詳しいことなど、高い専門性が求められる選抜ポストです。

一時期、長野県の駐在所に左遷されたこともありましたが、その後ICPOでの活躍により、警察内での評価を取り戻しています。

警察官として優秀で能力は高い

刑事としての実力は非常に高く、以下のような卓越した能力を持っています。

  • 射撃の腕前は次元大介と互角で、時には次元以上という評価も
  • 格闘術に長け、複数の相手も容易に制圧
  • 投げ手錠の名手で、遠距離からでも確実に捕縛
  • 変装や潜入捜査も得意
  • 数カ国語を操り、国際捜査でも臆することなく活動
  • 強靭な体力と生命力の持ち主

以下のような犯罪組織の摘発でも実績を残しています。

  • カリオストロ公国の贋金工場の摘発
  • 武器密売組織「ショットシェル」の壊滅
  • 「ネオ・ヒムラー」など国際犯罪組織の検挙
  • マフィアなどの組織犯罪の摘発

特筆すべきは、どんな危険な状況でも容疑者の命を奪わないことにこだわる姿勢。

これは警察官としての矜持(きょうじ)を示すものといえます。

 

銭形警部とルパンの関係は先輩・後輩?

作中では警察官と泥棒の関係

ルパン三世と銭形警部は、表向きは警察官と国際指名手配犯という関係。

「ルパーン!!逮捕だー!!」という決め台詞で知られ、執念深くルパンを追跡します。

時には法を逸脱しそうな行動も辞さない熱血ぶりを見せますが、それも「生け捕り」が信条。

決して殺害は目指しません。

ルパンを認めたり評価したりする一面も

ルパンのことを「純粋な泥棒」と認識しており、殺人などの重罪は決して犯さないと信じています。

ルパンが殺人の濡れ衣を着せられた時は、「ルパンは人殺しはせん!」と真っ先に無実を主張。

時には証拠を集めて、ルパンの無実を証明することもあります。

カリオストロ城での出来事では、「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」という名言を残し、ルパンの人間性を評価する一面も見せています。

実はルパンとは大学の先輩後輩の関係

意外なことに、銭形とルパンは同じ東西京北大学の先輩後輩でした。

銭形が4年生の時にルパンが1年生として入学。

ルパンが「義賊部」という怪しげな部活を作ろうとした際に、銭形が制止に入ったことが初対面とされています。

銭形は法学部、ルパンは電子医学部という異なる学部でしたが、この出会いが現在の関係の始まりでした。

ルパンが銭形をとっつぁんと呼ぶ理由は?

「とっつぁん」という愛称は、アニメ第1シリーズで次元大介が最初に使用。

その後、ルパンも使うようになり、シリーズを通して定着しました。

年上という意味合いに加え、敵ながら憎めない存在という気持ちが込められています。

ルパン自身も「本気でずうっと俺をパクろうとしてくれたのは、とっつぁんだけだからよ」と銭形を評価する発言をしています。

また、銭形が危機に陥った際には、自らの利益を度外視してでも救援に向かうなど、深い信頼関係が築かれています。

 

まとめ

銭形警部の経歴・学歴や、ルパンとの関係について解説しました。

「ルパン三世」銭形警部の経歴・学歴

  • 東西京北大学法学部卒の超エリート
  • 埼玉県警から警視庁を経てICPOへ
  • ルパン専任捜査官として世界中を飛び回る
  • 射撃・格闘・変装など多彩な能力を持つ
  • 国際犯罪組織の摘発などでも高い実績
  •  生け捕りにこだわる信念の人

銭形警部とルパンの関係

  • 同じ大学の先輩後輩という意外な関係
  • 警察官と泥棒という表の関係
  • お互いを認め合う独特な信頼関係
  • 「とっつぁん」という愛称に込められた思い
  • 時に対立し、時に協力する複雑な絆
  • 互いの実力を認め合うライバル関係

銭形警部とルパンの関係は、単なる追う者と追われる者という関係を超えて、深い絆で結ばれています。

2人の間には敵対関係でありながら、互いを認め合う独特な信頼関係が築かれており、それが「ルパン三世」シリーズの大きな魅力の一つとなっています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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