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カリオストロの城/時計塔の仕掛けはなぜ?伯爵が針で死ぬことは想定済み?

ルパン三世

昭和にアニメ化されてから、今もなお高い人気を誇っている「ルパン三世」。

そんな「ルパン三世」の映画である「カリオストロの城」について解説していきます。

作中に登場する時計塔には仕掛けが施されているのです。

敵役である伯爵は針に挟まれて、最後には命を落とします。

今回は「ルパン三世カリオストロの城」の時計塔の仕掛けはなぜなのか?

伯爵が針で死ぬことは想定済みだったのかについて解説します。

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「ルパン三世カリオストロの城」伯爵の最期

ルパンとクラリスを時計塔に追い込む

作品終盤、伯爵はルパンとクラリスと時計塔に追い込みます。

伯爵はクラリスと結婚して、銀の山羊の指輪の入手することを目論んでいました。

そうすることでカリオストロの正式な後継者になるだけではなく、2つの指輪を手に入れ、ゴートの秘宝を独り占めしようと画策。

 

結婚式の時に、乗り込んできたルパン一味や銭形警部達によって台無しになる展開となりました。

ルパンにクラリスと指輪を奪われた伯爵でしたが、諦めずに追いかけてきて、クラリスを捕まえて、ルパンや彼女を追い詰めたのです。

クラリスを人質にしてルパンから指輪を奪う

クラリスを捕まえた伯爵はクラリスを人質にしてルパンから指輪を奪いました。

ルパンはクラリスの身の安全を優先。

2つの指輪を文字盤のヤギのレリーフの目にはめ込めば、ゴートの秘宝を手に入れられると伯爵に伝えます。

 

同時に指輪を渡すからクラリスを傷つけずに返すように要求し、従わないと指輪を投げ捨てると告げます。

伯爵も宝が欲しかったので、要求そのものは受け入れようとしますが、これまで邪魔して来たルパンを確実に葬ろうともしていました。

伯爵は奇襲でルパンを窮地に追い込み、抵抗するクラリスを湖へと突き落とします。

ルパンもクラリスを追って湖に落下。

こうして誰も伯爵を邪魔をする者はいなくなりました。

時計の長針と短針に挟まれ伯爵は死亡

ルパンもクラリスもいなくなった後、いよいよ秘宝を手に入れようとする伯爵。

ルパンが言っていたようにしたら時計塔の仕掛けが起動し、針も動き出しました。

しかし伯爵は時計塔に仕掛けがあることを知りませんでした。

そのため向かってくる時計の針によって挟まれて死亡。

欲をかいたため、自業自得ともいえる最期を迎えてしまうのです。

湖の底からローマの町が現れる

時計塔の仕掛けによって湖の底からローマの町が出現。

伯爵が惨めな末路を送った後、時計塔は崩壊していき、翌日にはその正体が発覚。

正体は古代ローマのポリスであり、財宝の正体でもあります。

時計塔の仕掛けはせき止めていた湖の水を解放するものであり、指輪は解放させるための起動キーのような存在だったのです。

 

「カリオストロの城」時計塔の仕掛けはなぜ?

時計塔には仕掛けが施されていましたが、なぜなのでしょう?

時計塔の仕掛けは遺跡を出現させるためのもの

時計塔の仕掛けは遺跡を出現させるためのものでした。

上記でも述べましたが、時計塔の仕掛けは古代ローマのポリスを露わにさせるためのものでした。

結構な大掛かりな仕掛けだとは思いますが、古代ローマの遺跡を隠すためなのなら納得と言うものでしょうね。

財宝に目がくらんだものには天罰が下る仕組みとも考えられる

時計塔の仕組みは、財宝に目が眩んでしまう者に対して天罰を与える仕掛けになっていたとも考えられます。

実際、秘宝にしか興味が無かった伯爵は仕掛けを起動させたと共に死亡してしまいました。

このことから財宝に対して目が眩み、クラリスをないがしろにした伯爵には天罰が下ったと考えられます。

 

しかし、伯爵はカリオストロ家の暗部を請け負っていた存在であり、冷静に考えれば時計塔の仕掛けを知っていてもおかしくない立場。

ただ本編を見ると、伯爵は時計塔の仕掛けを本当に知らなかった様子でしたので、クラリスと結婚して指輪を手に入れれば秘宝も入手できると思っていたのでしょうね。

その強欲さで冷静さを欠いていたから、天罰が下ったと言えるでしょう。

クラリスは時計塔の仕掛けを知っていた?

クラリスは時計塔の仕掛けを知っていた可能性があります。

大公家最後の姫君だったからです。

しかしクラリスは伯爵に仕掛けについて教えませんでした。

伯爵が秘宝にしか興味がない外道だったからです。

まともな人物になら、クラリスは仕掛けについて教えていたはず。

 

でも結婚式の時にクラリスの意識を消した状態にするなど、伯爵は非道な男でした。

そんな人物になら、教えなくて正解だったと思いますね。

仮にクラリスと結婚したとしても、伯爵の末路は変わらなかったのではないでしょうか。

ルパン達がカリオストロ公国に訪れようと訪れまいが、欲に目がくらんだ伯爵は、時計塔の仕掛けにより死ぬ運命にあったと考えられます。

 

まとめ

「ルパン三世カリオストロの城」で、時計塔の仕掛けはなぜなのか。

針で死ぬことは想定済みだったのかについて解説しました。

  • 伯爵はクラリスと結婚して秘宝を手に入れようとするが、時計塔の秘密を知らずに針に挟まれて死亡
  • 時計塔の仕掛けは秘宝に関心しかない者に天罰を与えるために存在したと思われる
  • クラリスは時計塔に仕掛けがあるのを最初からわかっていたと考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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