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カリオストロの城の地下の文字や骸骨の意味は?日本国軍との関係についても

ルパン三世

昭和、平成、令和と人気が続いている作品である「ルパン三世」。

そんな「ルパン三世」の映画である「カリオストロの城」について解説します。

カリオストロの城の地下には壁に文字が刻まれていて、骸骨もありました。

日本国軍と関係があることは明らかです。

今回はカリオストロの城の壁の文字や骸骨が存在している意味。

日本国軍とどのような関係があったかについて解説していきます。

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「ルパン三世カリオストロの城」壁の文字や骸骨の意味は?

壁の文字は何て書いてあった?

壁の文字について解説します。

文字は地下牢獄の壁に書かれていたのです。

ルパンはクラリスに会うためにカリオストロの城に乗り込みます。

しかし伯爵に見つかったルパンは地下牢獄へ通じる穴に落とされることに。

 

そこで先に落とされていた銭形と再会するルパン。

地下牢獄で、ルパンと銭形は壁に書かれた文字を目にします。

壁には「1904.3.14 日本國軍偵河上源之助ここに果つ 仇」と書かれてあったのです。

壁の文字の意味

「1904.3.14 日本國軍偵河上源之助ここに果つ 仇」の意味について解説します。

そのまま解釈すると、「1904年3月14日、日本国から派遣された河上源之助がこの地下牢獄で命を絶つから、仇を取ってくれ」という意味なのでしょう。

ルパンと同じように、河上もカリオストロの城へと乗り込みます。

しかし地下牢獄に閉じ込められ、無念のうちに命を落としてしまったのだと考えられます。

閉じ込められた河上は自ら命を絶った

1904年と言えば明治時代終盤。

日本人は何としても生き残ろうとせず、生き恥を晒さずに自ら命を絶つ事を美学としていた時代です。

牢獄に閉じ込められた河上は自分は生きて出る事は出来ないと察して、命を絶つことを決意した可能性があります。

ただ命を落とすのではなく、自分の遺体を見つけた者に対して上記の文字を残し、後を託そうとしたのでしょう。

骸骨はゴート札の秘密を暴こうとした人たちのもの

地下牢獄には多数の骸骨もありました。

骸骨については作中で詳細は明らかになりませんでしたが、ゴート札の秘密を暴こうとした者達の成れの果ての可能性が大。

幾人の者達が乗り込んできて、返り討ちに遭って、無念のうちに命を落としていったのでしょう。

他にも偶々ゴート札の秘密を知ってしまった者もいた可能性があります。

女性の骸骨もあったことから、使用人として働いていたけどゴート札について偶然耳にしてしまったために、地下牢獄に閉じ込められた者もいたのではないでしょうか。

偽札を製造していることが世間に知れたら公国にとってはまずいので、事実を知りえた人間を地下牢獄に閉じ込めたものと考えられます。

 

地下の壁の文字と日本国軍との関係

偽札をめぐり公国と日本軍は対立していたと考察

カリオストロ公国と日本軍はゴート札の偽札を巡って対立していた可能性があります。

河上が死亡したのは1904年3月14日。

当時の日本は日露戦争中で、ロシアと激しい戦いを繰り広げていました。

当時のロシアは大国なので、日本軍はかなり苦戦を強いられていました。

ロシアにはドイツ、フランスが味方をしており、日清戦争後でも清に対して領土を取ろうとしていた日本をロシアと共に牽制。

実際に三国は日本に対して、日清戦争で手に入れた遼東半島を清に返還するよう求めました(三国干渉)。

 

カリオストロ公国は設定上領土はドイツ、フランスに挟まれており、ドイツ人やフランス人が住んでいる国。

そう考えると、カリオストロ公国はロシアの味方をしていた可能性も考えられます。

直接兵力を送ることしなくても、ゴート札と言う莫大な金の力でロシアを援助することも可能です。

日本は、ロシアを援助するカリオストロ公国と対立してしまったのではないでしょうか。

日本軍は公国にスパイを送り込んでいた

日本軍は公国にスパイを送り込んでいた可能性があります。

スパイを派遣してゴート札の偽物の製造場所を突き止め、公国がロシアを援助するのと止めさせようとして、河上源之助という兵隊を派遣。

河上は情報を収集するためにカリオストロ公国に潜入しますが見つかってしまい、地下牢獄に閉じ込められたのだと考えられます。

銭形警部は追悼と敬意の意味で念仏を唱えた

河上を始めとした日本兵の遺体を発見した銭形警部は、追悼と敬意の意味を込めて念仏を唱えます。

銭形は壁に残された文字や多くの骸骨を見て、驚いている様子を見せていたのです。

同じ日本人の銭形にとっては只事ではないと感じたはず。

無念のうちに命を落としてしまった先人に対して、少しでもその無念を晴らしてあげるために、銭形警部は念仏を唱えていたのでしょう。

 

まとめ

「ルパン三世カリオストロの城」の地下牢獄の壁の文字や骸骨の意味や、日本国軍の関係について解説しました。

  • 地下牢獄の壁には「1904.3.14 日本國軍偵河上源之助ここに果つ 仇」と書いてあった
  • 「日本国から派遣された河上源之助がこの地下牢獄で命を絶つから、仇を取ってくれ」という意味
  • 日本軍はカリオストロ公国にスパイを送っていた可能性がある
  • 骸骨はカリオストロ公国に潜入して捕まった者達の成れの果て
  • 日本兵の遺体を発見した銭形警部は、追悼と敬意の意味を込めて念仏を唱え

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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