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次元大介の正体は?過去や生い立ち・ルパンの幼なじみなのかについても

ルパン三世

「ルパン三世」シリーズに欠かせない存在の次元大介。

帽子を深く被り、クールなガンマンとして知られる一方で、その正体や過去については謎が多いキャラクターです。

身長178cm、体重70kgという体格で、常にダークスーツを着用する姿が特徴的です。

今回は次元大介の正体や、過去や生い立ち。

さらにルパン三世との関係性について、これまでの作品での設定を交えながら詳しく解説していきます。

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 「ルパン三世」次元大介の正体

ルパンの相棒

ルパン三世の最も信頼できる相棒として知られる次元大介。

普段はクールな性格を見せる一方で、時には仲間を茶化したり、関わった者の面倒を見るなど、義理堅い一面も持ち合わせています。

泥棒稼業についてはルパンと同じポリシーを持っており、ルパンと共に数々の作戦を成功させてきました。

ルパンよりも落ち着いていてダンディーな性格ですが、石川五ェ門と比べるとそこまで寡黙・クールでもなく、感情的になることもしばしば。

ルパンとは時々口喧嘩をする仲であり、特に不二子が絡む作戦では意見が対立することも。

次元大介の趣味・好み

次元大介については、次の趣味や好みが知られています。

  • 愛飲の酒:バーボン・ウイスキー(特にI.W.ハーパー、ジャックダニエル)
  • 愛煙銘柄:ペルメル(ポールモール)のキングサイズ
  • 好きな食べ物:ベーコン豆(グリーンピースとベーコンを炒めたもの)
  • 好きな俳優:ハンフリー・ボガート、マリリン・モンロー
  • 好きな映画:マカロニ・ウェスタン
  • 好きな音楽:クラシック

射撃の名手

「早撃ち0.3秒」と称される凄腕のガンマン。

拳銃を持っていない状態から弾丸を発射するまでのスピードが驚異的で、その正確性は群を抜いています。

狙撃の技術も非常に高く、「TV第2シリーズ」第148話では、風が吹いているにもかかわらず555メートル離れた場所から直径約2ミリの的に全弾命中させるという離れ業を披露。

 

「ルパン三世(2015年TVシリーズ)」第4話では、八方から飛んできた銃弾を紙一重で全弾回避して同士討ちさせるという神業も見せています。

これは単純な動体視力や身体能力ではなく、以下の要素を瞬時に計算した結果でした。

  • それぞれの拳銃のタイプ
  • 銃口から発射された弾丸が当たる位置
  • 素人である敵が完全な同時発射をできないこと

リボルバーを好んで使う

愛用の拳銃は「S&W M19コンバットマグナム」(357マグナム 4インチモデル)。

リボルバーを好む理由として、

  • 構造上ジャム(装弾不良/排莢不良)が発生しにくい
  • 不発が起こっても再度引き金を引くだけで次弾が発射可能
  • 咄嗟の反応という点でリボルバーに分がある

などが挙げられます。

この愛銃については「40年も使ってる」と語っており、「じゃじゃ馬」と評しながらも大切に使用しています。

銃のメンテナンスには特に気を配り、「目を瞑っててもやれる」と言われるほどの腕前を持っています。

映画作品や「峰不二子という女」では「S&W M27 .357マグナム」(4インチ)を愛用するなど、作品によって使用する銃が異なることもあります。

拳銃の携帯方法も特徴的で、ホルスターを使わず、ズボンとシャツの間(もしくはズボンとベルトの間)に挟んで持ち歩くことが多いのが特徴です。

過去に軍隊に所属していたという説も

様々な軍隊を流れ歩いた経験があるとされ、フランス外人部隊の指揮官の下で戦地に送り込まれた経験も持ちます。

これらの経験が、銃器全般に精通している理由の一つとされています。

軍隊経験を活かし、以下のような実績も残しています。

  • ヴェスパニア王国で軍隊の教官を務める
  • 部下からの信頼も厚く、軍の強さを3倍に引き上げる
  • 潜水艦の操縦まで行える多才ぶり
  • あらゆる兵器を使いこなす

また、殺し屋や用心棒としても活動していた過去があり、「次元と帽子と拳銃と」では「ビッグマックカンパニー」の社長から、世界一の射撃の腕前を認定されています。

次元大介は誰の子孫?

ルパン三世やゴエモン(五ェ門)、銭形警部などと違い、有名な先祖は持っていません。

平凡な家庭の出身とされており、特に正体が謎という設定でもありません。

子供の頃は縁日の射的で、あと1発のところで弾がなくなって泣きを見たというエピソードも残されています。このような庶民的な思い出も、特別な血筋を持たない次元大介らしいエピソードと言えるでしょう。

容姿についての特徴

次元大介の容姿についても特徴的な設定があります。

  • 顎髭を生やし、主に紺系のスーツ姿
  • ボルサリーノ製のソフト帽を常に着用
  • 帽子は深くかぶって目元を隠すのが特徴
  • コミカルなシーンやリアクションが激しい時のみ目を見せる
  • 長髪でオールバックが基本

おしゃれにもこだわりがあり、「TV第2シリーズ」第128話ではおろしたてのスーツに水を浴びせられて怒るシーンも。

好みの下着の色は紫で、ドレスシャツはアイビー御用達のボタンダウンのブルーを愛用しているという設定もあります。

 

「ルパン三世」次元大介の作品初登場

原作漫画での初登場:第10話「ルパン殺し」

原作漫画では、第10話「ルパン殺し」で次元大介刑事(実はニセルパンを追うルパン)として初登場し、続く第11話「健在ルパン帝国」で本人が登場。

初期の次元大介は現在のイメージとは大きく異なり、以下のような特徴がありました。

  • 滑稽な役回りも多い
  • ルパンの子分のような立場
  • 拳銃の名手という設定はまだ確立されていない
  • 金のために人質を見捨てようと提案するなど、小悪党的な一面も

アニメでの初登場:TV第1シリーズ1話「ルパンは燃えているか

アニメではTV第1シリーズ」第1話「ルパンは燃えているか……?!」から、既にルパンの相棒として登場。

この時点で現在に近い、クールなガンマンとしてのキャラクター性が確立されていました。

原作では刑事として登場?

興味深いことに、原作での初登場時は「次元刑事」という立場でした。

これは現在の銭形警部に近い役回りでしたが、実はこの次元刑事の正体はルパンが変装した姿だったことが明かされます。

その後、第11話「健在ルパン帝国」では一転してルパンの幼なじみという設定で登場。

ルパン帝国でルパン二世に仕えていた過去も明かされます。

 

このように、原作初期は話ごとに設定が大きく変化していました。

名前の由来については、原作者のモンキー・パンチが「四次元」「次元が違う」などの「次元」という言葉が大好きだったことから付けられました。

次元大介の過去や生い立ち・ルパンの幼なじみなのか解説

次元は日本生まれの日本人

次元大介は日本人であることが明確にされています。

ただし、きっかけがない限り自分からは過去を語らない性格のため、以下の点については不明な部分が多くなっています。

  • 生い立ち
  • 家族関係
  • 拳銃使いとなった経緯
  • 軍隊経験の詳細

原作では兄と妹がいたことが語られていますが、アニメシリーズではほとんど触れられていません。

1992年のトリビュート「小説ルパン三世」収録の中編「拳銃稼業もラクじゃない」では、ある凄腕のガンマンに師事していたという過去が描写されています。

ルパンとの関係は幼なじみ?

これは作品によって設定が大きく異なります。

原作漫画

  • ルパンの幼なじみという設定
  • ルパン帝国でルパン二世に仕えていた
  • キングという人物が帝国を乗っ取った際に、その配下となっていた
  • 最終的にルパンによってキングが倒され、次元が仲間になる

一方、アニメや映画では異なる設定が採用されています。

EPISODE:0 ファーストコンタクト」(2002年)

  • マフィアの用心棒として働いていた次元
  • 宝物を狙うルパンと敵対する形で出会う
  • お互いの実力を認め合い、最終的に手を組む
  • ルパンから「お前は組織の一員には向いていない。一匹狼だ」と見抜かれる

「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」

  • 東ドロアという架空の国家で命を狙われる次元
  • 中立の立場でルパンが登場
  • 共通の敵と戦う中で協力関係に
  • 「俺とお前はあくまでビジネス上のパートナーだ」と関係性を明確にする

「峰不二子という女」

  • 殺し屋として活動していた次元
  • 不二子との出会いをきっかけに廃業
  • その後の仕事でルパンと出会う

ルパンとの関係性については、宮崎駿監督が「次元はルパンがいなければ、パッとしない殺し屋か用心棒で終わる男。何よりルパンのだめなところに安心を見つけ、ひとえにルパンと並んで歩いている男」という人物設定を示しています。

 

まとめ

次元大介の正体や、過去や生い立ち、ルパン三世との関係性について解説しました。

次元大介の正体については

  • ルパン三世の最も信頼できる相棒
  • 早撃ち0.3秒の凄腕ガンマン
  • S&W M19コンバットマグナムを愛用するリボルバーの使い手
  • 様々な軍隊経験を持つ元軍人という説もある
  • 特別な家系ではない平凡な家庭の出身
  • クールな性格だが義理堅い一面も持つ

次元大介の過去や生い立ち・ルパンの幼なじみなのかについては

  • 日本人であることは確実だが、詳しい生い立ちは不明
  • 原作では幼なじみ設定だが、アニメや映画では異なる出会いを描く
  • 殺し屋や用心棒など、様々な経歴を持つ
  • 作品ごとに独立した設定を持つことが多い
  • 軍隊経験や銃の腕前は作品を通して共通する要素

次元大介というキャラクターは、その正体や過去に謎が多い分、作品ごとに新しい解釈や設定が加えられ、魅力的な人物像が築かれてきました。

クールでありながら義理堅く、相棒として信頼できる存在として、多くのファンに愛され続けています。

時代とともに少しずつ変化しながらも、早撃ちの名手という基本設定は守られ、独自の魅力を放ち続けるキャラクターとして、今後も活躍が期待されます。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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