「魔法使いの嫁」の主人公・チセ。
日本人には珍しい赤毛と緑の瞳を持つ少女です。
そんなチセの正体はスレイ・ベガと言われていますが、スレイ・ベガとは一体どんな存在なのでしょう?
ここではチセの正体を解説します。
チセの過去や能力についてもまとめました!
目次
魔法使いの嫁/チセの正体・スレイ・ベガとは?
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本日9/27は
ほぼ無限に魔力を生み出せる希少な存在である
『夜の愛し仔(スレイ・ベガ)』の少女
羽鳥チセ役・ #種﨑敦美 さん(@tanezakiatsumi)
のお誕生日種﨑さん、おめでとうございます!
素敵な1年を✨#魔法使いの嫁 #まほよめ #mahoyome pic.twitter.com/l1qsXI4T5b— アニメ『魔法使いの嫁』公式 @SEASON2放送決定! (@mahoyomeproject) September 26, 2022
スレイベガ(夜の愛し仔)とは?
チセはスレイ・ベガ(夜の愛し仔)と呼ばれる特殊な体質の持ち主です。
チセは無自覚のうちに魔力を生産・吸収を行うため、その魔力で妖精や怪異などを引き付けてしまうという体質を持っていました。
スレイ・ベガの中には通常の人間には見えないものが見える体質を持つものもいますが、その中でもチセは怪異を「視る」という能力も生まれつき備わっていました。
チセはスレイベガとして珍しいタイプなのです。
スレイベガは妖精に好かれる存在
スレイベガは妖精にとって特別な存在であり、好意的に寄ってくる妖精も多くいます。
魔法使いにとって妖精に懐かれやすいということは価値があることであり、魔法使いとして適任ということ。
ただし妖精の好意が人間にとってよいものとは限らず、時にはトラブルの原因になることもあります。
妖精の価値観は人間の価値観とは異なりますから。
なおスレイベガが妖精に好かれる理由について、本編では明かされていません。
チセの寿命は3年ほど?
無自覚のうちに魔力を生産・吸収する体質を持つスレイベガは短命だと言われています。
チセも例外ではなく、何もしなければ3年ほどで寿命を迎えると考えられていました。
作品序盤、エリアスはスレイ・ベガを女王蜂に例えていました。
ミツバチの女王バチは、3,4年の生涯の中で卵を産めるだけ産むと寿命が尽きてしまいます。
無自覚のうちに魔力を生産・吸収することで体が耐えられなるスレイベガも、女王バチと同じ運命をたどるからです。
参考までに、西洋ミツバチの働きバチの寿命は約1か月。
だから4年も生きる女王バチは、働きバチよりずっと長寿なんですけどね(笑。
なぜチセは死亡しない?
チセの寿命が長くないことを察したエアリスは、購入したチセに魔力を吸収することができない腕輪を付けさせ、さらにチセに魔力を使うことを禁じます。
カルタフィルスと竜の呪いを左腕に受けたことでもチセの寿命は延びています。
さらにエリアスと心を通わせているうちに、チセは「もっと生きたい」と考えるように。
こうしてチセはすぐに死亡する危機を回避できましたが、予断は許しません。
チセがどのようにして短命という運命を乗り越えるのか、注目していきましょう!
「まほよめ」チセの過去を解説
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— アニメ『魔法使いの嫁』公式 @SEASON2放送決定! (@mahoyomeproject) September 1, 2017
チセには壮絶な過去があることが分かっています。
チセの過去を解説します。
母親からスレイベガの能力を受け継いだ
生まれつき怪異が視えるというチセの特異な体質は、母親の羽鳥智花(はとりちか)から引き継いだものでした。
幼い頃は両親、弟と4人で幸せに暮らしていたチセ。
羽鳥夕輝(はとりゆうき)という名の父親は、妻とチセの特異な体質を知っていました。
そんな父親はある日、「ふたりとも迎えに来る」と言い残して、弟を連れて家を出て行ってしまいます。
生まれたばかりの息子に危害が及んではいけない、と父親は考えたのだと思われます。
なお、弟の史輝にはスレイベガの体質は遺伝していなかったようです。
心を病んだ母親は自殺
チセと2人だけの生活が始まると、母親は心を病んでしまいます。
他の人には見えないものに仕事を邪魔されたり、私生活までも干渉されたりする中で、母親は疲れ切ってしまったようです。
お金も尽きたある日、母親はチセに「あなたなんか生まなければよかった」と言った直後に自殺。
母親は死ぬ直前に「この子がいなければ」と思い、チセの首に手をかけますが、我に返ると自分のしたことを恥ずかしく感じ、マンションのベランダから飛び降りて死んでしまったのです。
チセは親せきをたらい回しにされる
家族を失い、一人きりになったチセは親せきの家をたらい回しにされるように。
やがて自分には生きる価値がないと感じたチセは、自殺を考えるようになります。
チセに自殺を思いとどまらせたのはセス・ノエルでした。
オークションでエリアスに落札される
セスから自分の身を他人に預けることを提案されたチセは、自分をオークションに出品。
500万ポンド(約7億円)で落札したのがエリアスでした。
オークション前にセスから英語を叩きこまれていたため、チセは英語に不自由することはありませんでした。
こうしてチセの新しい生活が始まったのです。
「まほよめ」チセの能力を解説
TVアニメ『魔法使いの嫁(2期)』が、2023年4月より放送決定‼️ pic.twitter.com/h7zBnY35pX
— アニメ化・続編情報告知bot (@zokuhenkokuti) September 5, 2022
ここではチセの能力を3つに分けて解説します。
視る能力
チセが生まれながらにスレイベガの体質を持っていることはすでに解説しました。
チセの場合、妖精や怪異などが見えるほかに、スレイベガとしては珍しく「視る能力」が備わっています。
他の人には見えないものが見えるのは、大きなストレスになるはず。
ですが、幼いころから一般の人には見えないものが見えていたチセには、エリアス・エインズワースの姿も恐ろしくは感じないようです。
大規模魔法が得意
無自覚のうちに魔力を生産・吸収するスレイベガの体質のため、チセは大規模な魔法が得意。
ただし、微妙な魔法のコントロールは苦手にしているようです。
夢や眠りに関する魔法が得意
チセは夢や眠りに関する魔法が得意で、他者の夢や記憶に干渉しやすいという強みがあります。
チセの能力と相性がいいからです。
竜のネヴィンが死ぬ直前、ネヴィンが過去に見た空を一緒に見ることができたのは、チセの能力によるものです。
子守唄でエリアスを眠らせてしまったのも、チセが眠りの魔法を得意としているからです。
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まとめ
SEASON2 決定記念コメント
◤総作画監督 / 徳岡紘平◢
学院の制服を身に纏ったチセの姿が#魔法使いの嫁 #まほよめ #mahoyome pic.twitter.com/PhTRhPWvIw
— アニメ『魔法使いの嫁』公式 @SEASON2放送決定! (@mahoyomeproject) September 5, 2022
「魔法使いの嫁」の主人公・チセの正体や過去、能力について解説しました。
- チセはスレイ・ベガ(夜の愛し仔)と呼ばれる特殊な体質の持ち主
- 無自覚のうちに魔力を生産・吸収を行うため、その魔力で妖精や怪異などを引き付けてしまう
- チセは3年ほどで死亡するはずだったが、現在のところ死亡していない
- 父と弟は家を出て、母は自殺して、親せきをたらい回しにされるなど、チセは過酷な過去を持っている
- チセは視る能力を持ち、大規模魔法と夢や眠りに関する魔法が得意である
最後までご覧いただきありがとうございました!