「ましろのおと」澤村雪の父親は誰なのか解説!父子の関係の変化についても

ましろのおと

「月刊少年マガジン」で連載中のマンガ「ましろのおと」。

2021年4月からアニメが放送中で、「おもしろい!」「三味線の音がいい!」など作品を高く評価する声が届いています。

そんな「ましろのおと」の主人公・澤村雪(さわむらせつ)には、梅子という母親がいることがアニメ2話で明らかになります。

しかし作品前半には雪の父親は登場しません。

雪の父親は誰なのでしょう?

ここでは澤村雪の父親についてネタバレありで解説します。

なおこの記事は27巻までの内容に基づいています。

 

「ましろのおと」澤村雪の父親は誰なのか解説

澤村雪の父親はだれか解説

結論から書くと、澤村雪の実の父親は神木流絃(かみきりゅうげん)です。

神木流絃の本名は田沼源造。

青森県在住の神木流の二代目師範で、津軽三味線界では名が通った人物。

演奏の腕も一流で、高く評価されています。

神木流絃(田沼源造)の過去を解説

単行本27巻104話で、田沼源造は40歳の頃まで農協に勤めながら、神木流の師範のもとで三味線を習っていたことが明らかになります。

神木流とは青森の名主・田沼家が起こした三味線の流派。

かつて門付け芸人たちの世話をしていた田沼家には、実力のある奏者が多く集まってきたとか。

源造は田沼家と血縁関係はありませんが、田沼家の遠縁にあたる小百合という娘と結婚し、田沼家の入婿に。

先代から流絃の名を受け継ぎ、40代前半という若さで二代目「神木流絃」になります。

田沼源造は澤村松吾郎を慕っていた

田沼家に婿入りする前、源造は神木流で指導を受ける一方で、澤村雪の祖父である澤村松吾郎の元にも通っていました。

欲がないゆえに生涯を通して名前が世間に出ることがなかった松吾郎でしたが、松吾郎の音に魅せられた者は多く、松吾郎の音を聞いたものからは「名人」と呼ばれていました。

源造も松吾郎に魅了され、また弟子を取らない主義の松吾郎も源造をかわいがっていたようです。

 

源造はしばしば松吾郎の家を訪れては、松吾郎の娘の梅子にプレゼントなどを渡していました。

なお源造が30代半ばのころ、梅子は中学生(?)。

その後も源造は松吾郎の家にやってきますが、梅子が18歳のときに梅子の母親の八重が心臓発作で死ぬと、松吾郎の家に来なくなります。

源造はこの時期に田沼家に婿入したものと考えられます。

雪を抱いた梅子が田沼家に

単行本27巻104話、赤ちゃんを抱いた女性が田沼家を訪れるシーンが描かれています。

女性が神木流絃の妻・小百合に「源造が田沼の家さ入ったって本当だったんだね。会わせてけろ」と言うシーンがあります。

赤ちゃんを抱いた女性が梅子、赤ちゃんが雪だと考えられます。

なお梅子がどのようにな経緯で神木流絃を関係を持ったのか、いつ出産したかなど詳細は不明。

総一と舞は誰の子どもか?

田沼家には息子の総一と娘の舞がいます。

ただし神木流絃と小百合の実子ではなく、ふたりとも養子。

総一も舞も自分が養子であることを知っていますし、澤村雪が田沼源造の実子であることも知っています。

なお舞は小学生の頃から雪を同じ三味線奏者としてライバル視。

しかし人と競い合う気持ちがない雪に舞の思いが届くことはありませんでした。

雪の母親が八重である可能性を考察

個人的に気になるのは「雪の母親は八重」という可能性。

松吾郎には八重という年の離れた妻がいました。

しかし梅子が18歳のときに八重は心臓発作で他界。

そのころから神木流絃(源造)は澤村家に来なくなります。

作中でも梅子が雪の母親と説明されているので「ない」とは思いますが、雪が神木流絃と八重の間に生まれた子ども、という可能性を個人的には捨てきれません。

神木流絃(かみきりゅうげん)が雪を後継者にしたい理由

神木流絃が雪を後継者にしたい理由

神木流絃(田沼源造)は養子である総一や舞ではなく、雪を神木流の後継者にしたい、と考えています。

理由は松吾郎の音。

澤村松吾郎の三味線の音に魅せられた神木流絃は、松吾郎の音を受け継いでいる雪を預かりたい、とずっと梅子に依頼しています。

しかし雪を自分のものだと主張する梅子は、雪を手放すつもりはありません。

父である松吾郎の才能が世間に知られることが悔やんでいる梅子は、雪の才能を世に出すべく、あれこれ画策。

雪を神木流絃に渡すつもりはないのです。

「ましろのおと」父子の関係の変化を解説

実父を嫌っている澤村雪

雪は実の父親である神木流絃を嫌っています。

顔を合わせようともしませんし、会話を交わそうともしません。

決して広くはない三味線界ですから、コンクールなどで一緒になることもありますが、神木流絃の存在を察知すると、雪はすぐにどこかに消えてしまいます。

父親に対しては複雑な思いがあるのだと考えられます。

父子の関係が変化?

95話から96話にかけて、神木流絃と澤村雪が舞台で共演するシーンがあります。

演奏の中でお互いに相手の音を認め合います。

正確にはわかりませんが、このシーン以降、雪は神木流絃を認めるようになったように感じられます。

27巻104話で雪が神木流絃の前で「春暁」を披露したとき、雪は「今までで一番弾きやすい春暁だった」と感じていましたから。

雪の中にも気持ちの変化が生まれているのかもしれません。

一方の神木流絃は雪の演奏を聞いて、雪に神木流3代目を継がせるのはムリ、と感じている様子が描かれています。

このあと父子関係がどのように変化しているのか、注目です。

まとめ

ここでは「ましろのおと」の澤村雪の父親について解説しました。

  • 澤村雪の父親は神木流絃(田沼源造)
  • 澤村松吾郎の音に魅せられた源造は、松吾郎の家に通ううちに梅子と男女の中になり、雪ができたと考えられる
  • 神木流絃は松吾郎の音が欲しくて、雪を神木流の後継者にしたいと考えている
  • 澤村雪と神木流絃が共演してから、二人の関係に少しずつ変化があるように感じられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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