「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」に登場するカリーナ・スミス。
本作品のヒロインです。
女性が大学教育を受けることができない18世紀に、天文学と数学の研究に打ち込んだ女性です。
時代を先取りした女性と言ってもいいでしょう。
今回はそんなカリーナの基本情報をまとめたうえで、以下の2点について解説します。
- カリーナの父親はバルボッサなのか?
- 物語の最後でカリーナはどうなる?
目次
「最後の海賊」カリーナ・スミスの基本情報
カリーナ役のカヤ・スコデラリオさんは、サラザール役のハビエル・バルデムさんの仕事の大ファンだったといいます😄「普段は大らかで素敵な人だけど撮影現場に立つと何かが変化する。雰囲気の変化や彼のパワーをヒシヒシと感じる。存在感は本当にすごい。」とコメントしています😊 pic.twitter.com/Oqnmwk69eM
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 18, 2023
頭脳明晰で天文学と数学に明るい
カリーナ・スミスは頭脳明晰で、天文学と数学に明るい女性。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」は18世紀の世界を描いていますが、当時は女性に学問は必要ないと考えられていました。
そんな時代に、カリーナは女性が大学で学ぶ権利を主張。
風当たりはかなり強かったはず。
カリーナは不屈の精神を持った女性と言えるでしょう。
魔女として処刑される寸前だった
作品冒頭、カリーナはカリブ海セント・マーティン島の牢獄に入れられていました。
科学者として星の研究をしていたために魔女だと考えられて、処刑を待つ身だったからです。
カリーナは「悪魔の子」「罪は魔術の使用」と、牧師らしき男性から言われていました。
さらに「処刑前に神への告白は?」と尋ねられると、カリーナは「私は魔女ではなく科学者」「私が自分が何者か知りたいだけ」と答えていました。
このシーンから、「天文学や数学をやる女性は魔女」という結果ありきの裁判が行われたことが想像できます。
この直後、カリーナは脱走。
しかし再び捕まり、処刑寸前になってしまうのでした。
日記に記されたデータによりポセイドンの槍に関心を持つ
カリーナがポセイドンの槍に興味を持つようになったきっかけは日記。
幼い頃、孤児院に置いて行かれたカリーナのそばには1冊の日記がありました。
ルビーが埋め込まれた日記には、カリーナ・スミスという名前と、天文学的に重要なデータがいくつも記されていたのです。
日記に書かれていることに関心を持ったカリーナは、天文学を学び、やがて「最後の海賊」の最重要アイテムであるポセイドンの槍の存在を知ります。
作中でカリーナは、天文学の知識を駆使して、ジャックやバルボッサをポセイドンの槍が鎮座するポセイドンに墓に導くのでした。
「パイレーツオブカリビアン」カリーナの正体はバルボッサの娘?
海賊親子ということで、シャンクスとウタちゃんが話題だけども、同じ海賊ものならこちらの親子も忘れちゃならねえぞ。
同じくらい、この親子関係は泣ける。#ワンピース#シャンクス#ウタ#パイレーツオブカリビアン#バルボッサ#カリーナ pic.twitter.com/YAFfmmtcOj— ✡️👊🏻JAMES🤘🏼✡️(ストレンジ先生LOVE❤️) (@strangepn11) August 23, 2022
バルボッサの娘であることが判明
カリーナは自分の名前がカリーナ・スミスであることは知っていましたが、両親や出生については何も知りませんでした。
ですが、カリーナの父親がヘクター・バルボッサであることが作中で判明します。
ポセイドンの槍がある島を探す旅の中で、バルボッサと出会ったカリーナですが、バルボッサが父親であることに気が付きませんでした。
ですがカリーナの日記を見たバルボッサは、カリーナが自分の娘であることに気が付きます。
日記はバルボッサがカリーナに託したもの
バルボッサは、カリーナの母親が死亡した後、幼いカリーナを孤児院に残し立ち去ります。
そのときバルボッサは、ルビーが付いた日記をカリーナのそばに残します。
カリーナなら、日記にあるデータからポセイドンの槍の場所を探し当てると考えたからです。
バルボッサはカリーナに日記を託したわけです。
父親の読み通り、天文学を学んだカリーナはポセイドンの槍が鎮座する島にたどり着いたのでした。
カリーナを助けたバルボッサはサラザールもろとも海の底へ
映画のクライマックスで、ヘンリーは海の呪いの源であるポセイドンの槍を破壊。
するとサラザールと部下たちの呪いは解け、生身の人間に戻ります。
同時に割れていた海が元に戻り始め、ジャックたちは両側から迫る海水に飲み込まれそうになります。
ブラック・パール号の錨をよじ登るジャックたちでしたが、下からサラザールが追ってきます。
このときカリーナを守るために、バルボッサはサラザールもろとも海の奥深くに落ちていきます。
バルボッサの娘を思う気持ちが現れたシーンでした。
カリーナは最後にどうなる?
ヘンリー役のブレントン・スウェイツさんは、カリーナ役のカヤ・スコデラリオさんを「自分でアクションや身体を使った演技の多くをこなすし、素晴らしいユーモアのセンスも持っている。そのおかげで15時間も海で泳いで過ごすような過酷な日々を一緒に乗り越えることが出来た。」と言っています😄 pic.twitter.com/hG4eZB9Cg7
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すべてを手にした瞬間にすべてを失う
ようやく父親と対面することができたカリーナ。
ですが、すぐにバルボッサは死亡。
ポセイドンの槍も壊れてしまいます。
カリーナにとってはまさに「すべてを手にした瞬間、すべてを失った」日。
それでも、自分の名前がバルボッサであることを知ったことはよかったのではないでしょうか。
カリーナはヘンリーと結ばれる
すべてが終わった後、カリーナはヘンリーと結ばれます。
ポセイドンの槍を見つける過程で、2人は惹かれつつあったので、自然な流れだったのではないでしょうか。
天文学に明るい2人は、お似合いのカップルと言えるでしょう。
呪いが解けたウィルはエリザベスと再会
ポセイドンの槍が壊されたことで、ヘンリーの父・ウィルの呪いも解けます。
生身の人間に戻ったウィルはエリザベスと再会し、熱い抱擁を交わすのでした。
まとめ
カリーナの吹き替えの栗山千明さんは🧭「男勝りでとても自立した大人の女性。女性から見て憧れるような人物像になればいいなと思って力強く演じました。私はどちらかというと、男勝りというより『おじさんっぽい』と言われるタイプなんです(笑)だから憧れますね」とコメントしています😊 pic.twitter.com/mUu22Uj6mj
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」のカリーナ・スミスの父親や、最後にどうなるのかについて解説しました。
- カリーナ・スミスは頭脳明晰で天文学と数学に明るい女性で、魔女として処刑されるはずだった
- カリーナはバルボッサの娘
- バルボッサは、カリーナが日記の内容からポセイドンの槍のありかを見つけると考え、孤児院に日記を残した
- バルボッサはカリーナを守るために、サラザールと共に海の奥深くに落ちた
- カリーナは最後にヘンリーと結ばれる
最後までご覧いただきありがとうございました!