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コクリコ坂から/メルが家事を1人でするのはなぜ?下宿人についても

コクリコ坂から

2011年公開に公開された、スタジオジブリ製作のアニメ映画「コクリコ坂から」。

宮崎吾郎監督が製作した青春物語です。

物語を見ると、主人公・メルこと松崎海(まつざき うみ)が、とてつもない働き者なのが印象に残ります。

メルはまだ高校生なのに、なんと家族と下宿人全員分の家事を一人でこなしているのです。

今回の記事では、メルが一人で家事をこなしている理由について解説します。

またメルの家に下宿している下宿人についても説明していきますね。

ぜひ最後までお付き合いください!

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「コクリコ坂から」メルは一人で家事をしている

作品冒頭で1人で8人分の朝食を作る

「コクリコ坂から」の出だしのシーンでは、メルが一人で8人分の朝食を作っています。

8人分の料理を作るのはとても大変なようで、メルはとても忙しそうに働いていました。

とても働き者なメルの姿が印象的です。

家事の腕前も、すでに熟練の域にあることがよくわかります。

しかもそのあと、メルがまだ高校生であることが判明。

高校生には見えないくらいの素晴らしい家事能力ですね。

もっと年上なのかと思いました。

朝食の片付けも一人でこなす

メルは朝食を作るだけでなく、朝食の片付けも一人で行っています。

他の家族はたまに手伝うくらいで、基本的に家事はメルが一人で行っているようですね。

しかも「コクリコ坂から」で描かれているのは1963年頃の時代。

現代ほど便利な道具はありません。

自動食洗器などという、夢のような道具は存在しないんです。

当然、朝食の片付けも8人分となるととても大変。

メルが頑張り屋さんだからこそ、それだけの家事を一人でこなせるのでしょうね。

夕食の準備も買い物もメルがこなす

さらに学校が終わった後は、夕食の準備や買い物も、メルが一人で行います。

一日中忙しそうに働いていて、とても大変そうですね。

「コクリコ坂から」の主人公・メルは、高校に通いながらも一人で家事をすべてこなす頑張り屋さん。

家事の腕前は熟練の域に達し、家族や下宿人のために、日々の家事をしっかりとこなしているのです。

 

メルが1人で家事をする理由は?

メルの家は下宿屋

メルの家は下宿屋を営んでおり、現在は3人の下宿人が住んでいます。

下宿の名前は「コクリコ荘」。

さらに同居している家族が、メルも含めて4人います。

  • 祖母:松崎花(まつざき はな)
  • メル
  • 妹:松崎空(まつざき そら)
  • 弟:松崎陸(まつざき りく)

全部で7人しかいないのに、食事が8人分なのは同居していない母親の分の「陰膳」を供えているから

陰膳というのは、亡くなった家族や長期間留守にしている家族のためにお供えする食事のこと。

長期間留守にしている家族の場合、無事を願って供えるのです。

古き良き日本の伝統ですね。

母親は海外暮らしで管理人はメル

メルの母親は海外留学していて、アメリカで生活しています。

そのため、下宿「コクリコ荘」の管理人は長女である松崎海、つまりメルになっているのです。

一応、おばあちゃんが経理面のチェックをしているようですが、実務はすべてメル一人の担当。

メルは立派に管理人業務をこなしながら、母親の留守を守っているのです。

おばあちゃんは高齢で仕事をせず妹・弟は姉に頼りっ切り

メルのおばあちゃんの松崎花は高齢のため、仕事は全くできません。

なにせ、メルが学校に通っている間は、近所の人が面倒を見に来てくれているくらいですからね。

家事をするのは無理でしょう。

妹の空はメルより一歳年下ですが、メルに頼りきりで、家事はあまりできない様子。

映画の中では、姉の手伝いをしようとして失敗していましたね。

弟の陸はまだ子供で、姉のお手伝いには興味がない模様です。

こうして、家事のすべてをメルが行うことになっているわけですね。

「コクリコ坂から」メルの家の下宿人は3人

下宿人は北斗・広小路・牧村の3人

コクリコ荘には現在、3人の下宿人が住んでいます。

北斗美樹(ほくと みき)

獣医を目指している学生です。

ちなみに、原作漫画では男性だったりします。

広小路幸子(ひろこうじ さちこ)

美大生で、コクリコ荘から見える海の絵を描いています。

生活は不規則で基本的にずぼら、化粧っ気もないけど実は結構な美人さんです。

牧村沙織(まきむら さおり)

ちょっとぽっちゃりした女性で、結婚願望が強いのが特徴です。

作中では職業について触れられていませんが、横浜の外国領事館に勤めているという情報もありました。

朝から完璧なお化粧をしているのが印象的ですね。

北斗は下宿を離れ帯広の牧場に就職

作中で北斗は帯広の牧場に就職が決まり、コクリコ荘で送別会が行われました。

北斗はこの送別会に風間俊と水沼を招待することを提案。

メルが風間俊に想いを寄せているのを応援しようとしたんですね。

そして北斗は、メルと風間俊がうまくいくことを願いながらコクリコ荘から旅立っていきました。

メルのあだ名は北斗が付けた?由来はフランス語の「海」

映画版ではメルのあだ名の由来は語られていないのですが、原作漫画では、下宿人の北見北斗(きたみ ほくと)という男性がこのあだ名をつけています。

映画版では、北斗美樹という名前に変更され、女性になっていますね。

北見北斗が女性に変更されたために、映画版には海のあだ名がつけられるシーンがなくなってしまったわけです。

ちなみに、メルというあだ名の由来はフランス語。

フランス語で「海」を意味する「La mer(ラ・メール)が由来となっています。

 

まとめ

今回の記事では、メルが一人で家事をこなしている理由や、コクリコ荘の下宿人について解説しました。

  • メルは一人で家族と下宿人の家事をこなしている
  • 母親が留学中なので、長女のメルが下宿を切り盛りしている
  • 下宿人は3人で、一人は作中でコクリコ荘から旅立った

「コクリコ坂から」は、若者の青春を描いた素晴らしい作品です。

まだ見ていない方は、ぜひ一度見てみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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