スタジオジブリのアニメ映画「魔女の宅急便(魔女宅)」に登場するキャラクターのトンボ。
主人公・キキと仲良くなる少年です。
物語の中心人物の一人といえる人物ですが、なぜか評判がよくありません。
「トンボはうざいから嫌い」という声が多く聞かれます。
ここでは、トンボが嫌われてる理由が性格のせいなのかを考察します。
さらに、トンボのカッコイイところも解説します。
目次
「魔女の宅急便」トンボのプロフィール
魔女の宅急便だって、トンボがキキをナンパしてるんだぞ。
最初は「何だこの軽い男💢」と思っていたキキも、何度も自分に好意を持ち、アプローチしてくるトンボのことを徐々に好きになっていく。
つまり、世の男たちはもっと好きな女性にアプローチした方がいいということだ。 pic.twitter.com/J4CLyQHsUa
— 話聞き屋 桜井🌺 (@sakurai7715) September 29, 2019
空を飛ぶことに憧れる少年
魔女の宅急便に登場するトンボは、空を飛ぶことに憧れる少年です。
トンボは通称で、本名はコポリといいます。
年齢は14歳。
飛行クラブに所属しています。
自分の力で空を飛びたいと考えて、人力飛行機を自作し、実験を繰り返しているのです。
そんなトンボが、空を飛ぶ魔女に興味を持つのは、当然のことだったのでしょう。
ホウキで空を飛ぶキキに興味を持つ
トンボは、ホウキに乗って空を飛ぶキキを見て興味を持ちます。
どうして飛べるのか?
飛ぶための方法は?
疑問が次々湧いてきて止まりません。
トンボは、キキに話しかけて、仲良くなろうとします。
物語が終わるころには、キキとすっかり仲良くなり、恋愛に近い関係に発展しているように見えます。
物語の中心人物の一人と言っていいでしょう。
トンボはうざくて嫌いとの評判も
なのに、世間では「トンボはうざいから嫌い」という評判が。
重要人物なのに、なぜ嫌われてしまうのでしょうか。
トンボが嫌われてしまう理由を、一つずつ考察していきます。
「魔女宅」トンボが嫌い・うざいと言われる理由を考察
煙たがっていた #トンボ と話をして警戒心が解けた #キキ。せっかく仲良くなれそうな異性の友達を見つけたものの、友人グループにパイを届けた時の少女がいることに気づき、嫉妬している様子です。初めて抱く思い😓に戸惑っているのが印象的ですね。#魔女の宅急便 #ジブリ #高山みなみ #山口勝平 pic.twitter.com/6bLCbsYRrG
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 27, 2020
初対面のキキになれなれしく話しかけるから嫌い
トンボは、初対面のキキに次から次へと話しかけます。
まだ名前も知らないキキを相手に、畳みかけるように疑問をぶつけてくるのです。
キキが、「初対面なのになれなれしい」と思ってしまうのも当然のこと。
その姿は、手当たり次第に女の子に声をかけて回る、軽いナンパ男にしか見えません。
嫌われるのも納得できます。
デリカシーがないから嫌い
トンボにはキキに対するデリカシーが足りていません。
名前を知らないからと言って、キキを勝手に「まじょこさん」と呼ぶ始末。
さらに、キキの服の色を馬鹿にしているように聞こえることまで言っています。
それを聞いたトンボの友人たちは笑っていました。
キキにしてみれば、自分が魔女であることや、魔女の伝統の服装を馬鹿にされているようにしか思えません。
嫌われるのは当然でしょう。
諦めないしつこさがうざい
しかも、これだけキキに嫌われるようなことをして、冷たくあしらわれているのに、トンボはしつこくキキに話しかけます。
いいかげん諦めればいいのにと視聴者が思っても、やめようとはせず。
パーティーに誘ったりと、キキの気を引くために必死です。
その、諦めずにしつこくキキにアタックする姿は、うっとうしい奴にしか見えません。
うざいと言われてしまう理由が分かります。
トンボの友人たちが嫌い
トンボの友人たちが嫌いだから、そんな連中と仲よくしてるトンボも嫌い、という人もいます。
たしかに、キキを嘲笑って(あざわらって)いるようで、印象はよくなかったです。
さらに、トンボの友達の一人には、魔女の宅急便で最も嫌われている「ニシンのパイの女の子」がいます。
キキが仕事で出会ったお客さんの中で、一番いやな思いをした相手です。
そんな女の子と仲良くしてるトンボも、嫌な奴に違いない。
ちょっと八つ当たりっぽいですが、そう考えても仕方ないでしょう。
実はカッコイイ?トンボの性格のいいところまとめ
魔女の宅急便でニシンパイ嫌いって言ったクソ孫が、トンボと自転車で飛んだ後に出てくる友達の中に混ざってたの、初めて知った。 pic.twitter.com/yEqkAEreP2
— DARUMA (@moonjb1984) October 24, 2017
嫌われる理由を説明しましたが、トンボは嫌われるだけの少年ではありません。
実際にはカッコイイところもいっぱいあります。
次はトンボのいいところを考察します。
夢に向かって一途で真っ直ぐ
トンボはいつだって、夢に向かって一途で真っ直ぐです。
空を飛ぶために、一生懸命努力しています。
キキに対しては、夢に向かう想いが暴走してしまっただけ。
行動力もあり、何かを成し遂げる人間になりそうな、将来有望な少年です。
社交性があって人づきあいが上手
トンボが友人たちと話している姿を見ると、トンボが人づきあいが上手な人間だという事が分かります。
性格も陽気だし、初対面のキキを助けるなど、機転もききます。
パン屋のおかみさんとの会話を見ると、初対面の大人との会話も問題なし。
暴走していなければ、礼儀正しい良い少年なんです。
その気になれば気配りだってできる
トンボは、その気になれば気配りだってちゃんとできます。
落ち込むキキを励ましたり、気分転換に誘ったり。
物語の中には、そんなシーンもちゃんとあります。
特に雨の中で散々待たされたのに、恨み言を言わずにキキの体調を心配する姿は、いい男になりそうな素質を感じさせます。
なかなかできる事ではないですよね。
今後の成長にも期待できる
トンボはまだ14歳の少年です。
これからいくらでも成長していけます。
現時点でも十分な素質を感じさせるのですから、大人になったらどれだけいい男になることか。
かなり期待できるのではないでしょうか。
まとめ
今
どんぐり共和国で[魔女の宅急便]がモニターから流れていて
トンボが初めてキキを自転車に乗せる場面で、トンボがキキに
「蹴ってー…!!」
と叫んだ途端に店内のBGMから
「トットロ♪トットロ♪」
と流れて、まるでエンディングのようになってしまった奇跡に出くわした。 pic.twitter.com/VzbESIoEzs— 金哲義 キムチョリ 김철의 (@kimsonsengnim) November 19, 2018
ここでは、トンボが嫌われてる理由が性格のせいなのかを考察しました。
- トンボは空を飛ぶことに憧れる少年
- うざくて嫌いだと言われてしまう理由も納得できるが、それは夢に対する想いが暴走した結果
- 実はカッコイイし、将来性にも期待できる
トンボとキキの淡い恋愛は、魔女の宅急便の最大の見どころです。
二人の恋を応援しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!