映画「ハウルの動く城」は、ソフィーという若い女性が荒地の魔女によって呪いをかけられ、老婆の姿になってしまうところから始まります。
呪いを解く方法を探しながら、ソフィーは魔法使いハウルと出会い、彼の動く城で生活を共にすることに。
物語の中で、ソフィーはハウルの内面に隠された秘密や、戦争の影響を目の当たりにします。
その中で、何度も登場する謎の影「黒いやつ」。
黒い影のような姿をしているこの存在は、魔法使いの手下なのか?
それとも別の役割を持つのか?
この記事では、「黒いやつ」の名前、正体や、魔法使いの手下なのかについて解説していきます。
目次
「ハウルの動く城」の黒いやつ(影)の名前・正体は?
ノーカット放送#ハウルの動く城
👒金曜よる9時👒生きる喜びと愛することの素晴らしさを描いた奇跡のファンタジー
脚本・監督:#宮﨑駿
音楽:#久石譲
声の出演:#倍賞千恵子 #木村拓哉 #美輪明宏 #我修院達也 #神木隆之介 #伊嵜充則 #大泉洋 #大塚明夫 #原田大二郎 #加藤治子 pic.twitter.com/U26iWaa4kW— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 7, 2025
黒いやつ(影)の見た目・性質
黒いやつ(影)の見た目は、黒い粘液状の人型のようなもの。
服を着ていなくて帽子を被っているだけの時や、衣装を着たりしている時もあります。
不気味で不定形な姿が特徴的で、動きは滑らかで流動的。
黒いやつ(影)の性質は、服を着ていない時は主に追跡や妨害といった任務を担い、敵対者を追い詰めるために使用される下っ端キャラです。
服を来ている時は、なぜか荒地の魔女を運んだりと、側近的存在になり、下っ端の中でも上級の方にランクアップ。
普段から感情や意思はなく、言葉も発しません。
ソフィーとハウルの後を追うように黒い影が登場
「ハウルの動く城」では、ソフィーとハウルの後を追うように黒い影が登場します。
初めて登場するのは、ハウルとソフィーが出会うシーン。
ソフィーが兵士に絡まれているところをハウルが助け出す場面で、ハウルが「ついてきて」とソフィーの手を取って街中を移動すると、黒い影がまるで追跡するように出現します。
その他にも、
- ソフィーの帽子屋を襲撃される場面、周囲を取り囲むように出現
- 荒地の魔女とソファーが王宮に向かう輿を担ぐ場面で輿を担いでいる
- サリマンと対峙のシーンでも登場し、荒地の魔女に踏みつけられる
などと、たびたび現れる不気味な人のような黒い影が印象的。
黒い影は、単なる追跡者ではなく、不安感や危機感を象徴する存在ですね。
名前は単に「黒いやつ」または「ゴム人間」
Time warpのバックダンサーがハウルの動く城のゴム人間にしか見えなくなってきた
…実際比べると似てる要素がない😂 pic.twitter.com/geJmNT5nKY
— yonemaru/gingersnow (@yonemaru_y) September 15, 2020
黒い影のような存在について正式な名前は特に明言されておらず、視聴者の間ではその外見から 「黒いやつ」 や 「ゴム人間」 という通称で呼ばれることがあります。
その姿は黒く、柔らかいゴムのような質感が特徴で、壁や地面をすり抜けて移動するなど、非現実的な動き。
これが「ゴム人間」という呼び名につながっているようです。
ファンや視聴者が見た目の特徴から自然に名付けた俗称だと考えられますね。
正体は荒地の魔女の使い魔と考えられる
黒いやつの正体は、荒地の魔女の使い魔、または 魔法で生み出された存在と考えられます。
これらの黒い影は、荒地の魔女がソフィーやハウルを追跡する際に現れることから、彼女の命令で動いていることが分かりますよね。
荒地の魔女の力の一部を体現した「使い魔」のような役割を担っていると解釈。
壁をすり抜けたり、空中を移動したりするなど、人間離れした動きをするため、肉体を持つ存在ではなく、魔法で作られた使い魔や精霊に近い存在であると考えられます。
彼らのデザインは、人の形を模していながらも不完全で不気味な姿。
これが「使い魔」としての役割を象徴し、あくまで命令に従うだけの存在であることを示唆しています。
荒地の魔女は強力な魔法使いであり、彼女がこうした存在を生み出す力を持っていると考えられますね。
黒い影たちは彼女の意志の延長線上にある存在とも言えるでしょう。
サリマン先生も黒いやつを使役していた
ハウルの動く城のサリマン先生、アニメだと闇の深い悪役だが原作では全く違うまともな男性キャラ。
原作から先に入ったので、サリマンの黒幕改変には軽くギョッとした記憶。宮崎駿の原作クラッシャーぶりは何気に結構凄い。 pic.twitter.com/kfIUfhQWSA
— 惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 (@YZNlfuMP8Vbaaoj) January 6, 2023
黒いやつは、荒地の魔女の使い魔なのに、サリマン先生も使役していました。
サリマンが黒いやつを操る場面は、映画内で明示されることはないですが、黒いやつがハウルを追うシーンや、サリマンがその動向を知る場面から、彼が操っていることが伺えます。
荒地の魔女が無力になった後、今度はサリマンが黒いやつを操り、ハウルの動きを監視し、位置を特定。
そして、黒いやつがソフィーとハウルの後を追い、彼らの位置を報告するために行動します。
強い魔法使いだけが黒いやつを使える?
強い魔法使いだけが黒いやつを使えるのではないかと考えます。
始め黒い影は、荒地の魔女の使い魔として登場しますよね。
しかし、映画の中盤で、サリマンは荒地の魔女を捕らえ、魔力を奪い取るシーン。
荒地の魔女は完全に無力化され、サリマンの支配下になりました。
そのため、荒地の魔女が使役していた黒いやつも、サリマンのコントロール下に入った可能性が高いと考えます。
こういった映画の描写を見る限り、これらの黒い影は特定の人物だけに従属しているのではなく、強力な魔法使いが支配し利用できる存在と考えられます。
サリマンは国王に仕える大魔法使いであり、荒地の魔女よりも格上の存在として描かれていますよね。
そのため、黒い影を操る能力も持っていると解釈します。
黒いやつは結界で消える
黒いやつは結界で消えてしまいました。
ハウルに代わってサリマンに会いに王都の城へ向かったソフィー。
この時、荒地の魔女も呼ばれていたため、黒いやつに衣装を着せ、輿を運ばせていました。
しかし、城の近くに到達すると、結界が張られていたため、黒いやつは、力を奪われるように倒れ込み、最終的には消滅。
その場に残ったのは、着ていた衣装と顔を隠すマスクだけで、その他の痕跡は全く残らなかったのです。
まとめ
来週は #スタジオジブリ 作品🎉#宮﨑駿 監督作『#ハウルの動く城』を放送‼️
ベネチア国際映画祭オゼッラ賞受賞🏆をはじめ
米アカデミー賞ノミネートなど
国内外で高い評価を受けた超大作‼️
老婆に変えられた少女と
美しい魔法使いの不思議な恋の物語💫お見逃しなく🤗#金曜ロードショー pic.twitter.com/5BdpwGSiEN
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 3, 2025
いかがでしたでしょうか。
「ハウルの動く城の黒いやつ(影)の名前・正体は?魔法使いの手下なのか」でした。
「ハウルの動く城」の黒いやつ(影)の名前・正体
- ソフィーとハウルの後を追うように黒い影が登場
- 名前は単に「黒いやつ」または「ゴム人間」
- 正体は荒地の魔女の使い魔と考えられる
- サリマン先生も黒いやつを使役していた
- 強い魔法使いだけが黒いやつを使える
- 黒いやつは結界で消える
最後まで読んでいただきありがとうございました!