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青のオーケストラ/青野一と佐伯直は兄弟?その後の関係についても

青のオーケストラ

「青のオーケストラ(青オケ)」に登場する佐伯直(さえきなお)。

主人公・青野一(あおいはじめ)のライバルになるキャラクターです。

幼い頃はドイツで暮らし、11歳で来日した佐伯は、千葉県立海幕高校に入学して青野と出会います。

でも青野は入学前から「海幕高校にすごいバイオリニストが入った」と、佐伯の噂を耳にしていました。

今回は佐伯直と青野一の関係を解説します。

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「青のオーケストラ」佐伯直(さえきなお)のプロフィール

佐伯直のプロフィール

佐伯直は、主人公・青野一と同じ千葉県立海幕高校に通う高校生。

オーケストラ部に所属し、ヴァイオリンを演奏しています。

誕生日は2月6日。

ドイツ人の祖父を持つため、佐伯はクォーター。

幼い頃はドイツで生活していましたが、11歳で来日してからは、母方の祖母と一緒に生活しています。

作品初登場は1巻7話

佐伯直の作品初登場は1巻7話。

1年生が入学してから2週間後のことでした。

 

ですが高校入学直前の春休み、青野は中学の武田先生から「海幕にすげーヴァイオリニストが入ったらしい」という話を聞きます(1巻5話)。

ヴァイオリニストの名は佐伯直で、2年位前からコンクールに出始めると、連続1位入賞するなど、片っ端からコンクールを制覇していると言います。

 

海幕高校オーケストラ部の顧問も「佐伯ならオケ部を引っ張っていってくれる」と期待してるのだとか!?

青野は中学1年のときに出場したコンクールで全国1位になっていますが、その後はヴァイオリンをやめていたため、佐伯の存在を知りませんでした。

佐伯直は青野一のライバル

オケ部で初対面を果たした佐伯と青野は、いっしょにヴァイオリンを弾くことに。

佐伯は青野を挑発するように、暴走気味に演奏をします。

負けじと青野も佐伯に対抗し、2人はケンカするようにヴァイオリンを奏でていきます。

演奏を終えた佐伯と青野は「楽しい」という満足感に包まれていました。

こうして佐伯と青野のライバル関係は始まっていきます。

 

「青オケ」青野一と佐伯直の関係は兄弟だった?

武田先生が「すげーヴァイオリニスト」と表現した佐伯直。

11歳で親元を離れ、日本で祖母と2人暮らしをする佐伯には大きな秘密がありました。

実は佐伯直と青野一は異母兄弟だったのです!

佐伯の出生に関する秘密と、佐伯と青野一との関係を詳しく解説します。

母親と2人暮らしをしていた幼少期

幼い頃、佐伯はドイツの田舎町で母親と小さなアパートで2人暮らしをしていました。

ソプラノ歌手として活躍する母親は仕事が忙しくて、家にいることは少なかったとのこと。

一人で過ごすことが多かった佐伯でしたが、寂しさを感じることはありませんでした。

なぜならヴァイオリンがあったから。

祖父に勧められた佐伯は8歳の時に地元の小さなオーケストラに入り、音楽を楽しんでいました。

友達に勧められた動画を見て青野龍仁のファンに

ある日、佐伯は友達からアジアのヴァイオリニストが演奏する動画を勧められます。

動画を見た佐伯は、一瞬で演奏するヴァイオリニストの虜(とりこ)になりますが、動画の人物を調べると、青野龍仁であることがわかります。

青野一の父ですね。

動画を見て以来、佐伯は青野龍仁のCⅮを買って、毎日繰り返し聞いていました。

佐伯直の父親は青野龍仁

ある日、佐伯は青野龍仁のことを祖父に話しますが、祖父は青野龍仁の音楽を聴くことを止めるよう言います。

なぜ祖父が青野龍仁のことよく思っていないのか、佐伯はわかりませんでしたが、ある日酔って帰ってきた母親から事実を聞かされます。

佐伯の父親は青野龍仁だったのです。

佐伯直と青野一は異母兄弟

青野龍仁が不倫をして家を出て行ったことがきっかけで、青野一はヴァイオリンをやめましたが、父親の不倫相手こそが佐伯の母親だったのです。

つまり佐伯直と青野一は異母兄弟。

 

一方、青野龍仁に一という息子がいることを知った佐伯は、いつか日本に行って一に会いたいと思うようになります。

青野一が佐伯と異母兄弟であることを知ったのは4巻27話

自分たちが腹違いの兄弟であると佐伯から聞かされた青野一は困惑。

なぜ入学してから今まで黙ってたんだ、と佐伯にやり場のない怒りをぶつけ、佐伯を家から追い出すのでした。

このシーンは4巻27話にあります。

青野一と佐伯直のその後の関係を解説

青野と佐伯が異母兄弟であることを知ってから、2人の関係がどうなるのか、解説します。

結論を書くと、佐伯と青野の関係が悪くなることはなく、むしろよくなっていきます。

青野は佐伯を呼び出す

自分と佐伯が異母兄弟であることを知った青野は、オケ部を退部しようとしますが、母親は強く留意。

その後、中学の武田先生や赤音律子と話しをした青野は、気持ちを切り替え、佐伯を呼び出します。

「ごめん」と謝る佐伯に、青野は「お前と演奏するのは楽しかった」「スゲー奴だと思ってた」。

同時に「自分にないものを持っているお前を妬んでいた」と、佐伯に本音をぶつけます。

佐伯の本音は「君とヴァイオリンが弾きたい」

自分の気持ちを吐き出した青野は、佐伯にも本音を言うように迫ります。

最初は謝るばかりの佐伯でしたが、「君とヴァイオリンが弾きたい!」と涙ながらに思いを伝えます。

実は青野も「佐伯とヴァイオリンが弾きたい」と思っていたのです。

高め合っていける関係に

わだかまりを解消した佐伯と青野は、以前にも増してヴァイオリンに打ち込むように。

定期演奏会を前にした最終試験で、急成長を遂げた青野が見事な演技を見せ、表のポジションに。

しかし佐伯との差はごくわずかで、いつ逆転してもおかしくない状況です。

 

本音をぶつけ合ってからの佐伯と青野は、より関係が深まり、互いを高め合っていける存在になった様子。

さらに成長していくと思われます。

 

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まとめ

この記事では青野一と佐伯直の関係についてまとめました。

  • 佐伯直はドイツ生まれで、11歳に時に来日し、祖母と生活をするように
  • 青野龍仁の演奏が収められた動画を見た佐伯は、青野龍仁のファンになる
  • 佐伯は母親から父親が青野龍仁であることを知らされる
  • 佐伯と異母兄弟であることを知った青野一は、やり場のない怒りを佐伯にぶつける
  • 後日、本音をぶつけ合った佐伯と青野はわだかまりを解消し、お互いを高め合っていける関係になった

最後までご覧いただきありがとうございました!

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