人気ジブリ作品「猫の恩返し」の主要キャラクター・ユキちゃんについてご紹介致します。
ユキちゃんは、かわいらしい外見で、いつも首につけている赤いリボンがトレードマークの美人な白猫。
実はこのユキちゃん、本当は死んでいるのではないか?という都市伝説や噂が多く広まっているのです。
猫の恩返しは多くの人に愛される映画ですが、その裏に隠された噂にはどんな真実があるのでしょうか?
映画「猫の恩返し」とその原作「バロン 猫の男爵」の両面から、徹底解説していきます。
目次
「猫の恩返し」のユキちゃんとは?
猫の恩返しのゆきちゃん、マリーちゃんに似てて好きなんよね♥️ pic.twitter.com/d379DpZkrx
— ︎✿🌸桜川えみ🌸︎✿ (@hannari0316) August 13, 2021
ハルが子どもの頃に助けた白い猫
ユキちゃんはハルが子どもの頃に助けた白い猫です。
それは、ルーンが猫王に、ユキちゃんとの結婚の意向を伝えた時に判明。
ルーンは人間で言う婚約指輪の変わりにユキちゃんの故郷で手に入れた魚の形をしたクッキーを、プレゼントした時、ハルも「それ昔アタシが好きだったクッキー」と気づきます。
そして、ユキちゃんはここで「そうよ。みなしごだった私にハルちゃんが食べされてくれたお魚のクッキー。」と明かします。
つまり、“ハルが小学校の頃、偶然見つけた猫がお腹を空かせてかわいそうなので、魚のクッキーをあげて助けてあげた”という事なのです。
ルーンも助け、ユキちゃんも助けていたハル。
ハルは、2人の恩人となり猫を助けて良かったと確信した瞬間でした。
猫王の城で給仕をしている
ユキちゃんは猫王の城で給仕をしています。
なぜユキちゃんは猫王の城で給仕のお仕事をしているのか・・・
人間の世界にいたのに今は猫の国にいるのはなぜなのか?
ユキちゃんに関しては謎だらけ。
この謎に関しては下記の「ユキちゃんは死んでいる?都市伝説や噂を考察」で後ほどご説明致します。
ハルを猫の事務所に誘導したのがユキちゃん
ハルを猫の事務所に誘導したのはユキちゃん。
ハルが猫の国に連れていかれるのを嫌だと思っていたら、どこからともなく声が聞こえてきます。
「きっと助けてくれるよ。 十字街で白い大きな猫が場所を教えてくれるから。」
「ハルちゃん。十字街に行って猫の事務所を探して」
と導かれて、ムタの元へ辿りつきました。
ルーン王子と結婚する
インスタのアイコン彼氏と猫の恩返しのゆきちゃんとルーン王子のおそろっちぴっぴにしてるの可愛いよねそうだよねわかる🥺 pic.twitter.com/4r5oDbiMu4
— あかり (@000_onnanoko) February 25, 2024
冒頭でもお話しした通り、ユキちゃんはルーン王子と結婚します。
猫王はルーンの御嫁にとハルを猫の国に連れてきたのでしょうが、そんな心配はいらなかったよう。
このシーンは、ユキちゃんとルーンは元々恋人同士で猫王はその時に初めて知らされたし、ハルはユキちゃんと元々知り合いだった事も知らされので驚きの連続でしたね。
ユキちゃんは死んでいる?都市伝説や噂を考察
猫の恩返しのゆきちゃんめちゃくちゃ可愛いくて好きだからぬいぐるみ欲しいなと思って調べたらこれなんだがどうして???どうして??? pic.twitter.com/lV54KhPInB
— ぺろち♡ (@xxx_perochi) September 4, 2020
原作でのユキちゃんはハルの飼い猫
原作でのユキちゃんはハルが昔飼っていた猫。
原作での話は、猫の国に着いたハルは、リボンをつけた白い猫に話しかけられ、すぐにその猫がユキちゃんだと気づき、驚きます。
幼少期の7、8年前にユキちゃんを飼っていて、ユキちゃんは突然姿を消し、ずっと探していたハル。
やっと猫の国で出会えてまた一緒に暮らせると思ったのに、ユキちゃんは首を横に振り、話を逸らしました。
原作でのユキちゃんは交通事故で死亡していた
原作でのユキちゃんは交通事故で死亡していました。
原作での話は、猫の姿になり、気を失ってしまい夢を見たハル。
その夢では、ユキちゃんが車に跳ねられたとの描写がありました。
映画では、その辺の事には触れられておらず、謎のまま。
原作の設定は「猫の国=猫の死後の世界」
原作では「猫の国=猫の死後の世界」だと判明。
ハルは塔を登りながら、ユキちゃんとテレパシーで話をします。
ユキちゃんは「ここは人の世界に居られなくなった猫が来るところ・・・」と明言。
ということは、やはり猫の国=猫が死んだら行く場所。
映画「猫の恩返し」ではテレパシーもないし、明言もされていませんでしたが、これで全て辻褄が合いますね。
- ムタが「猫の国はまやかし、自分の時間を生きられないヤツが行くところ」と言った事
- ユキちゃんの声だけ聞こえていた事
- 猫王の城で給仕をしていること
全てはユキちゃんが亡くなっていて、猫の死後の世界にいるからです。
ジブリによくある、伏線だが回収せず、謎だけ残す手法。
それが面白いところでもありますが。
この部分は織り交ぜてファンタジー感も出しつつ映画に反映させようと作り上げたのでしょうね。
映画は原作と設定を変えている
映画「猫の恩返し」は原作「バロン 猫の男爵」と設定を変えている部分があります。
全部言うとネタバレ過ぎるので、少しだけ映画と原作の違いをご紹介します。
- 映画のバロンは紳士的でイケメン全開だが、原作ではおちゃめな一面が際立つ
- 映画ではルーンの御嫁になれなかったら猫王の御嫁にされかけるが、原作ではそのような場面はない
- 映画ではハルは最後にバロンに告白するが、原作では告白しない
原作の物語は、映画版よりも豊富な背景設定と入り組んだプロットを持っています。
また映画では、独自の設定を取り入れて、視聴者がもっと楽しめるように展開を増やしたり、ファンタジー感を出したいためか、変更した部分が多く存在していますね。
まとめ
昨日、姉と電話で、「そういえば、猫の恩返しにゆきちゃんっていたよね」って話になって、
「それだ…!」って調べて、「これは無理だね」「関西にはいないタイプだね」「東北の片隅くらいで、奇跡的にいるタイプだね」っていう話になりました。
猫の恩返し、久しぶりに見たくなりました。 pic.twitter.com/MmpDlWTHFN
— * (@14_lalalalala) October 11, 2017
いかがでしたでしょうか。
「猫の恩返しユキちゃんは死んでる?都市伝説や噂を考察」でした。
「猫の恩返し」のユキちゃんとは
- ハルが子どもの頃に助けた白い猫
- 猫王の城で給仕をしている
- ハルを猫の事務所に誘導したのがユキちゃん
- ルーン王子と結婚する
ユキちゃんは死んでいるのか、都市伝説や噂を考察すると
- 原作でのユキちゃんはハルの飼い猫
- 原作でのユキちゃんは交通事故で死亡していた
- 原作の設定は「猫の国=猫の死後の世界」
- 映画は原作と設定を変えている
最後まで読んでいただきありがとうございました!