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「ここさけ」 坂上拓実が成瀬順でなく仁藤菜月を選ん理由を考察!結末からのその後についても

心が叫びたがってるんだ。

2015年に公開のアニメ「心が叫びたがってるんだ。」。個人的にはかなり好きなアニメです。

2回見ましたが、2回目は違った楽しみ方ができるのもよかったですし、クラスでやったミュージカルのシーンも好きでした。

さて「ここさけ」のラストをラストに裏切られた!と感じる方がいるようです。

あの流れだったら主人公の成瀬順が坂上拓実が結ばれると思ったのに、坂上は成瀬を好きにならず中学時代の元カノ仁藤菜月を選んだからです。

なぜ坂上は成瀬ではなく仁藤を選んだのでしょうか?なぜ坂上は成瀬を好きにならなかったのでしょうか?

ここではその理由を考えてみます。

さらに映画の後に考えられる展開についてもまとめました。

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「ここさけ」坂上拓実ではなく仁藤菜月を選んだ2つの理由

理由その1:成瀬を応援する気持ちはあったが恋愛感情ではなかったから

1つ目の理由は坂上には成瀬を応援する気持ちはあった。しかしそれは恋愛感情ではなかったからというものです。

坂上は成瀬が幼少期のトラウマのため話ができないにもかかわらず、心のなかでは色々考えており、それをなんとか伝えよう努力していることにいい印象を持っていました。

成瀬は自分が小さいときに起こったことをもとにミュージカルの原稿を作りますが、それを言葉で説明することができません。

そこでSNSを使い坂上に伝えます。

またみんなの前で歌を歌い、話はできないけどミュージカルなら自分にもできるという気持ちを伝えます。

ファミレスで田崎が野球部の後輩ともめたときには、成瀬がお腹が痛くなることを覚悟で声を出し、必死で田崎をかばおうとした姿も坂上は見ています。

坂上はそんな成瀬の姿を見て、自然と応援したいと思うようになったのでしょう。

坂上と仁藤が一緒に帰るとき、「成瀬があんなにつらそうなのに、それでも何とか自分の中の言葉を表に出して頑張ってんのを見たら」と坂上が言ったことは、仁藤の前でいい事を言いたいとかカッコつけたい、ということでなく本心からだと思います。

坂上はこれまで思っていることを言わない人でした。それはめんどうとか、まわりとぶつかりたくないという気持ちからでした。

でもしゃべることを封印された(自ら封印した?)成瀬が、つらいのにもかかわらず言葉を伝えようとしている姿に大きく影響されます。

自然と応援したいと思うようになります。

ただ坂上にあったのは成瀬を応援したいという気持ちだけです。そこに恋愛感情はありませんでした。

これが坂上が成瀬を好きにならなかった大きな理由です。

理由その2:自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さを知ったから

2つ目の理由は坂上は自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さを知ったからです。

もちろんそれは成瀬の姿を見ていたからです。

成瀬を好きにならなかったのは前にあげた理由からですが、仁藤を選んだのはここで説明する理由が大きいと考えます。

中学時代坂上と仁藤は付き合っていました。

でもクラスのマドンナ的存在の仁藤と付き合っていることがまわりに知られると、恥ずかしいとか冷やかされるという気持ちがあったため、坂上は態度をはっきりせず、二人の関係は曖昧になってしまいます。

この辺は映画ではほとんど触れられておらず、想像するしかありませんが。

でも前で説明したように、成瀬の頑張っている姿を見て坂上は大いに刺激を受けます。

自分の言葉で人に思いを伝えようとする大切さに気づき、それを態度でも表そうという気持ちになります。

坂上はずっと仁藤のことが好きだったのだと思います。

でもそれを言葉にして伝えることはしてきませんし、曖昧な自分の態度にも「それでいい」とさえ思っていました。

それを変えたのは成瀬でした。

成瀬の頑張る姿を見て坂上は自分の殻を破り、仁藤に自分の気持ちを自らの言葉で伝えようと思ったのです。

もし坂上が自分の言葉で伝えることの大切さに気が付かなかったら、仁藤に告白しようとは思わなかったでしょう。

坂上が成瀬を好きにならなかったのは最初の理由が主ですが、仁藤ともう一度付き合おうと思ったのはこちらの理由が大きいと考えています。

 

「心が叫びたがってるんだ」結末からのその後を考察

坂上と仁藤のその後を予想

ミュージカルが終わり体育館の片付けをしているとき、坂上は仁藤に告白しようとします。

仁藤は「今は田崎くんに便乗しているみたいだからイヤ」と一度は断りますが、「今度ちゃんと聞かせて。私もちゃんと答えるから」と返事をします。

映画で描かれていたのはここまでです。その後を予想してみましょう。

坂上は仁藤に告白します。

そして仁藤は坂上の告白にOKして再び交際が始まります。

期待を込めて書きますが、今度はきっとうまくいきます

仁藤はずっと坂上が好きでした。それは映画の序盤、朝坂上が教室に入ってきたときの彼女の表情からよくわかります。

坂上も仁藤のことが気になっていたはずです。

坂上は自分の気持ちを伝える大切さを知ったので、今度は気持ちをきちんと伝え、いろいろなことを話していくことができるでしょう。

また坂上、仁藤はそれぞれDTM研究会、チア部に入っていますが、部の友達との付き合いも大切にしながら交際を続けられると思います。

こう書くといいことばっかりのように聞こえますが、坂上と仁藤の今後についてはいいイメージしかわかないんですよね(笑。

時々ケンカをすることはあるかもしれないけど、ふれ交の実行委員を経験して成長した2人ですからきっとうまくやっていくでしょう!

田崎と成瀬の今後を考察

映画のラストで田崎は成瀬に告白に行くと言って体育館を後にします。

そして田崎に告白された成瀬が驚く表情がエンドロールで流れました。

田崎と成瀬については映画ではここまででした。

ここからが予想です。

私は「ここさけ」のマンガを読んでいません。ですので映画を見ただけで今後を予想していきます。

考えられる今後は2つです。

成瀬が交際を断る

成瀬は坂上のことが好きで告白しましたが、坂上は他に好きな子がいると言い、成瀬の恋が実ることはありませんでした。

成瀬は声に出して自分の気持ちを伝えたので悔いはないと思いますが、失恋の心の傷は癒えていません。

また田崎は坂上とまったく違ったタイプなので、好きになることはないでしょう。

これらの理由から成瀬は田崎との交際を断るのではないか、という予想が成り立ちます。

成瀬が「まずはお友達から」と交際がスタートする

成瀬はおそらくこれまでだれとも付き合ったことはないでしょう。

田崎から思いも寄らない告白をされて相当あわてているはずです。

ただ成瀬は少なくとも田崎に対して悪い印象は持っていないように感じます。

坂上の家から2人で帰宅する際も普通に(楽しそうに)やり取りしていましたしね。

田崎はふれ交の実行委員をやってとても成長しました。その姿を成瀬は間近で見ています。

ただ成瀬は男性とのお付き合いに不安があるでしょうから、「まずはお友達から」ということで田崎との交際が始まるという予想です。

2つのパターンを用意してみましたが、個人的には「まずはお友達から」といって交際が始まる、と思っています。

というか、そうなってほしい!

ふれ交の実行委員をやる前からくらべるとずっと大人になった田崎ですから、成瀬を気遣っていい交際ができるのではと思っています。

つまり実行委員を経て坂上×仁藤、田崎×成瀬というカップルができる、というのが私の予想です。

きっと多くの方もそう思っているのではないでしょうか。

 

まとめ

坂上が成瀬を好きにならず仁藤を選んだのは

  • 成瀬に対して応援する気持ちはあったが恋愛感情はなかったから
  • 自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さを知ったから

映画のその後は

  • 坂上×仁藤、田崎×成瀬というカップルができる

どちらのカップルもうまくいってほしい、というのが私の希望です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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