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ここさけ/田崎大樹が成瀬順に告白する経緯と伏線!付き合うかその後の考察についても

心が叫びたがってるんだ。

アニメ「心が叫びたがってるんだ。」のラストを見て「裏切られた!」とか「納得いかない!」と感じる人が多いようです。

成瀬順と坂上拓実が結ばれると思ったら、坂上は成瀬ではなく仁藤菜月を選びましたし、さらに驚いたことに田崎大樹が成瀬に告白しましたからね!

坂上と仁藤は中学生の時付き合っていたから、よりを戻したのは順当と言えます。

意外だったのは田崎が成瀬に惹かれていたことです。

4人の実行委員の中では出番が少なく、成瀬とのからみも少なかったですから。

でも映画の中で田崎が成瀬に告白するラストには伏線が存在していました。

その伏線や2人に起こった出来事を時系列で追っていくと、ラストで田崎の告白に納得いくかと思います。

ここでは「心が叫びたがってるんだ。」で田崎が成瀬に好きになり、ラストで告白するまでの経緯・伏線を追っていきます。

また2人のその後についても考察します。

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「ここさけ」田崎大樹が成瀬順に告白するまでの経緯と伏線を解説

玉子の王子様が成瀬順の前に現れるシーン

映画の序盤、父親におしゃべりをとがめられた成瀬の前に玉子の王子様が現れます。

王子さまは成瀬におしゃべりを封印する呪いをかけます。

まずこれが伏線になっています。

後にクラスで演じるミュージカルで田崎は玉子役だったからです。

ふれ交の出し物を決めるクラス会でのシーン

田崎と成瀬は高校のふれあい交流会の実行委員に半ば強制的に選ばれます。

そこで初めて田崎は成瀬は接触したのだと思います。

田崎の成瀬に対する印象は悪かった、というより成瀬に対してまったく印象がなかったのだと思います。

成瀬はだれとも口を利かずクラスでまったく目立たない存在で、田崎とも話をしたことはなかったでしょうから。

そして出し物を決めるクラス会。

田崎は「その女、どうすんだよ。しゃべれねー女がいて、それで歌とかミュージカルとか謎過ぎるだろ」とか「そんな使えねー奴はずして、もう一回実行委員を決めたらいい」と成瀬に対してケチをつけます。

すると成瀬は突然「私は~やれ~るよ~!」と歌い出し、自分が歌えること、ミュージカルをできることを主張します。

ここで田崎の成瀬に対する印象がほんの少し変わったと考えられます。

田崎のこれまでの成瀬に対する評価は違っていたことに気が付き、次の日ひどいことを言ったことを謝ることを決めたのです。

この日の出来事がラストの告白への大きな伏線になっていることがわかります。

なおこの日の下校時、駅のホームで田崎が仁藤を誘うシーンがありますが、どう見てもからかい半分でしたね(笑。

本気で告白するのだったら「俺と山の上の城(つぶれたラブホ)にでも行かね」なんて誘い方はしませんからね。

ファミレスで成瀬が叫ぶシーン

私はここでのシーンが田崎の成瀬に対する気持ちを変える最も大きな出来事だったと思っています。

田崎をうざいと感じている野球部の後輩が、田崎に対して暴言を吐きます。

それに対して「いい加減にしろ!」「言葉は傷つけるんだから!絶対に取り戻せないんだから!」と後輩たちを一喝します。

成瀬は幼少期に親からの言葉で傷けられてきました。

今でも「しゃべらない子って噂になって。みっともない」といった母親からの言葉で傷つけられています。

だから野球部の後輩の「俺の前からスッキリ消えてくれたらいいのによ!」という田崎を傷つける言葉にガマンがなりませんでした。

これは言葉で傷つけられてきた成瀬自身の心の叫びで、田崎をかばうための発言ではないと考えています。

それでもその後の田崎の行動を見ると、彼の心に大きな変化があったと推測できます。

成瀬はしゃべったことが原因で腹痛を起こし病院に運ばれます。

おそらくこのとき田崎は成瀬がしゃべなくなった原因を悟ったのでしょう。

そして腹痛を起こしてまで自分をかばおう(成瀬は田崎をかばおうとしたわけではないが)としてくれた成瀬の行動に、大きく心を動かされたに違いありません。

ファストフード店で成瀬を思う田崎

ファストフード店(?)で田崎が一人考え込むシーンがあります。

「結局謝りそこねたなあ」とつぶやくシーンです。

ファミレスでごたごたがあったため、成瀬に謝ることができなかったことを悔いています。

そして田崎が座るテーブルには、成瀬が書いたミュージカルの原稿があります。

田崎の頭の中は成瀬のことでいっぱいになっていたと思われます。

謝罪する田崎

翌日の朝練のとき、田崎は後輩部員たちにこれまでの自分の行動について謝罪します。

これは前日のファミレスでの成瀬の行動に刺激された結果だと思います。

田崎は前日の成瀬の行動を見て、素直に自分の悪かったところを反省しようと思ったのです。

もし成瀬の行動を見なかったら、後輩をぶちのめしてしまい、謝罪することなどなかったでしょう。

そしてふれ交実行委員の集まりに行き成瀬に謝罪します。

成瀬はうれしそうな表情で謝罪を受け入れ、田崎は積極的にミュージカルを進めていこうとします。

このシーンからすでに田崎は成瀬のことを意識していることが読み取れます。

屋上での実行委員の集まりで

実行委員の4人は屋上で昼食を食べながらミュージカルについて話し合います。

ここで田崎は成瀬を気遣う発言をします。

「王子は重要な役なんだよな。これを俺がやるのか」という坂上に対して、

「お前なんかまだ人間だからマシだろ。俺なんて玉子だぞ、玉子!」と言った後

「いや、別に成瀬のせいじゃねーけどよ」と成瀬を気遣う言葉を続けます。

以前の田崎だったらこんな言葉は言えなかったに違いありません。

田崎の成瀬に対しての気持ちがここに現れていると考えられます。

坂上の家から2人で帰宅するシーン

坂上の家でミュージカルの話し合いを済ませた後、田崎と成瀬が一緒に帰宅するシーンがあります。

田崎、成瀬、仁藤の三人が駅まで行き、田崎と成瀬は電車に乗る仁藤を見送ります。

ここで「おやっ?」と思ったのですが、前に田崎はこの駅のホームで時間をつぶしていましたよね。

本来なら田崎はこの駅から電車に乗り帰宅するはずなのに、成瀬といっしょに歩いて帰ることを選んだのです。

帰る途中に成瀬とのやり取りを見ても、田崎は成瀬を好きになっていますね!

「一緒に歩くの嫌だったか?」と成瀬に聞くセリフからもその気持がわかります。

ミュージカル当日成瀬がいなくなるシーン

ミュージカル当日、成瀬がいなくなります。

成瀬がいなくなった原因は、前日の坂上と仁藤の会話の内容にあると田崎は知ります。

「成瀬が俺のことを・・・」と坂上が行った時、田崎は「お前がそれを(言うか)」と言います。

この田崎の発言は成瀬はたぶん坂上が好きだろうから自分は成瀬に告白しなかった、ととらえることができます。

また坂上が成瀬の気持ちに気付いていなかったことへの批判とも考えられます。

いずれにしての田崎の成瀬に対する気持ちがわかるシーンでした。

ミュージカルが終わり田崎が成瀬に告白に行くシーン

ミュージカルが終わり体育館の片付けをしているとき、田崎は坂上と仁藤に

「オレ、成瀬に告白してくるわ」

と言い残しその場を去っていきます。

何気なく映画を見ていると田崎が成瀬に告白するのは唐突に感じます。

しかしここまでの経緯や伏線を振り返ると、ラストでの告白は納得がいくものになっていることがわかります。

個人的には意外性のあるラストでよかったと感じています。

 

「ここさけ」田崎と成瀬は付き合うか?2人のその後を考察

アニメ「心が叫びたがってるんだ。」のラストで田崎は成瀬に告白します。

エンドロールに告白された成瀬がびっくりする様子が描かれていました。

でもその後2人がどうなったのかはわかりません。ファンだったら気になりますよね。

そこで田崎と成瀬のその後について考察します!

成瀬が田崎の告白を断る

まず成瀬が田崎の告白を断るという予想です。

成瀬は小さいときに受けた心の傷のため、これまでまったく口がきけませんでした。

そのため交際経験はおろか、男子と会話したこともなかったと予想できます。

そんな成瀬は坂上、田崎、仁藤とともにふれあい交流会の実行委員になり、ミュージカルの準備を進めていきます。

その過程で坂上を好きになりますが、田崎を男性として意識する様子はありませんでした。

坂上と田崎を比較すると男性としてのタイプは明らかに違います。

文化部の坂上に運動部の田崎。ほっそりした坂上にがっしりした田崎。

見た目で言えば二枚目の坂上に対して、無骨な印象の田崎。

話し方も優しい印象の坂上に対して、やや荒っぽく話すのが田崎です。

どちらがモテそうかで言えば坂上です。

坂上に惹かれた成瀬が、タイプが違う田崎の告白を受け入れ付き合うことは考えにくいです。

さらに言えば成瀬は坂上にフラれたばかりで、心に傷を負っています。

今はどんな男子とも付き合う気になれない心境でしょう。

以上のことを考慮すると、成瀬は田崎の告白を断ることが考えられます。

「お友達から」と交際が始まる

成瀬が「お友達からなら」と言って交際が始まる可能性があります。

おそらくこれまで男性から告白されたことがない成瀬ですから、田崎からの告白にびっくりしたに違いありません。

エンドロールの映像にも彼女の驚いた様子が写っていましたからね。

また田崎からの告白は、成瀬にとって思ってもみなかったものでしょう。

まさか田崎に好かれるとは思ってもいなかったはずですから。

すぐに返事をすることはむずかしいかもしれません。

でもふれ交実行委員を通して、成瀬は田崎のやさしさや心遣いを知りました。

悪い印象は持っていないと思われます。

もしかすると実行委員をやって話ができるようになった仁藤に相談するかもしれませんし、仁藤は成瀬の背中を押すかもしれません。

少し考えて「お友達から」ということで交際が始まることは十分考えられます。

付き合うか付き合わないか?どちらの可能性が高い?

成瀬と田崎は付き合うのか、それとも成瀬が断り付き合わないのか?

個人的には五分五分、ですが断る可能性の方がほんの少し高いと考えています。

成瀬は坂上が好きでしたが、坂上の気持ちが仁藤にあることを知ります。

坂上に告白しフラレましたが、告白した事自体に後悔はないでしょう。

むしろ思っていることを口にして、気持ちはスッキリしていると思います。

とはいっても失恋後すぐに気持ちを切り替えるのは成瀬にとってむずかしいのではないでしょうか。

またこれまで付き合った経験がない(推測ですが)ことを考えると、田崎の告白を受け入れる可能性は低いのではと思います。

できれば坂上×仁藤、田崎×成瀬のカップルで続編を期待したですが、成瀬が断る可能性のほうがほんの少し高いと考えます。

 

まとめ

田崎大樹が成瀬順に告白するまでの伏線・出来事をまとめました。

最後のシーンには驚かされましたが、こうして整理すると田崎が成瀬に惹かれていく様子がわかります。

映画の最初ではクラス会で先生にもずけずけものをいう田崎が、まったく話をせず存在感のない成瀬を好きになるなんて、思いもしなかったですね。

意外な結末でよかったと思います!

続きが見たいアニメですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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