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50回目のファーストキスはパクリ映画?一週間フレンズと比較考察

50回目のファーストキス

2018年公開の日本映画「50回目のファーストキス」。

全米で2004年に公開された映画の日本リメイク版です。

恋愛映画なのに笑えるポイントがところどころにあり、楽しんでみることができるラブストーリーです。

ところで「50回目のファーストキス」の予告や本編を観て「パクリじゃないの!」という方がいるようです。

映画「一週間フレンズ。」に内容が似ており、パクリではないか?というのです。

本当に「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」のパクリなのでしょうか?

ここでは「50回目のファーストキス」が「一週間フレンズ。」のパクリなのか、2つの映画の比較を交えて考察していきます。

 

「50回目のファーストキス」と「一週間フレンズ。」のあらすじと設定を確認

「50回目のファーストキス」が「一週間フレンズ。」のパクリなのか検証する前に、それぞれの作品のあらすじや設定を確認します。

「50回目のファーストキス」のあらすじと設定

おおまかなあらすじは以下の通りです。

ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)はある日、

カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。

しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。

実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。

彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。

事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。

瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。

大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、

大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出るー

引用元:http://www.50kiss.jp/site/story/

ヒロインは一日前の出来事を忘れてしまう記憶障害を持っているという設定です。

ヒロインは交通事故が原因で、短期記憶喪失障害(前向性健忘)という病気を発症しています。

「一週間フレンズ。」の設定とあらすじ

大まかなあらすじは以下のとおりです。

高校2年の長谷祐樹は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。

が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には、“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。

それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。二人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。

そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れてー。

ヒロインの女子高生は過去一週間の友達の記憶のみが消えてしまう病を患っているという設定です。

過去に何らかのストレスがあったため健忘症になったと考えられています。

 

「50回目のファーストキス」と「一週間フレンズ。」とでは、記憶障害の原因と記憶がなくなる周期に違いはあります。

しかしどちらのヒロインも記憶障害を持っているという点が共通しています。

 

「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」パクリ?ネットの声をご紹介

「50回目のファーストキス」が「一週間フレンズ。」のパクリではないか、というTweetをご紹介します。

このように「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」のパクリという口コミがいくつもありました。

どちらの作品もヒロインが記憶障害を持っていること。

また「50回目のファーストキス」(日本版映画)は「一週間フレンズ。」のアニメや映画の後に公開されたこともパクリと言われる原因ではないかと考えられます。

では本当に「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」のパクリなのでしょうか?

「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」のパクリなのか考察

結論を書くと「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」のパクリではありません。

その理由は2つあります。その理由を解説します。

「50回目のファーストキス」は実話に基づく映画だから

「50回目のファーストキス」が「一週間フレンズ。」のパクリではない1つ目の理由は、「50回目のファーストキス」が実話に基づく映画ということです。

2018年に公開された日本版「50回目のファーストキス」は、実話に基づき作られた2004年公開のアメリカ映画「50回目のファーストキス」のリメイク版です。

アメリカで実際にあった話を映画にし、さらにそれをリメイクしたものが日本版「50回目のファーストキス」です。

ただし実話について情報が少なく、本人の名前、境遇、その後などについてはわからないことが多いですが。

日本版とアメリカ版とでは男性の職業に違いがあるものの、日本版はアメリカ版をほぼ忠実にリメイクしており、ストーリーはほとんど同じです。

日本版「50回目のファーストキス」も事実に基づく映画なので、「一週間フレンズ。」をパクったわけではないのです。

そもそも「一週間フレンズ。」の原作マンガが2012年から発表されたのに対して、アメリカ版「50回目のファーストキス」は2004年公開ですから、パクったということはありえませんよね。

記憶障害・記憶喪失ものの映画は多数ありたまたま設定が似ているだけ

事故、過去のトラウマ、酒、薬物などの違いがあるにせよ、何らかの理由で記憶を失ったり記憶が保てなかったりする人物が主人公となる映画はたくさんあります。

恋愛もの、サスペンス、ミステリーなど、ジャンルを問わず記憶障害・記憶喪失ものの映画は多数あります。

「メメント」「リピーテッド」「アンノウン」「鍵泥棒のメソッド」「博士の愛した数式」など少し例を上げただけでもこれだけあります。

「50回目のファーストキス」と「一週間フレンズ。」はどちらも女性が記憶障害を抱える設定の恋愛映画です。

映画の設定がとても似ているため、後から公開された「50回目のファーストキス」が「一週間フレンズ。」のパクリだという声が上がっただけのことだと考えられます。

そもそも記憶障害ものの映画はいくつもあるのに、それをいちいちパクリと言っていてはきりがありません。

「50回目のファーストキス」が実話に基づく映画であることを考えても、「一週間フレンズ。」をパクったというのは正しくないと言えます。

まとめ

  • 「50回目のファーストキス」は「一週間フレンズ。」のパクリではない
  • 「50回目のファーストキス」はアメリカの実話に基づく映画
  • ヒロインが記憶障害の恋愛映画という設定が似ているだけ

個人的にはもう少し笑いを減らしたほうがよかったと思いますが、いい映画であることには違いありません。

特に長澤まさみ、山田孝之ファンだったら見逃せないでしょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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