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耳をすませばのその後は結婚それとも別れる？続編の実写映画から解説

耳をすませば
2024.05.01

「耳をすませば」の主人公・月島雫と天沢聖司のその後についてご紹介致します。

アニメではその後が描かれないことから、結婚するのか、別れるのか論争が繰り広げられる今日この頃。

今回は、そんな疑問を筆者独自の観点から、アニメ「耳をすませば」の10年後を描いた実写版「耳をすませば」から、ヒントを貰い、その答えを導き出します。

皆さまどうぞ最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

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「耳をすませば」のその後は結婚それとも別れる？続編の実写映画から解説

実写映画は2022年公開

実写版映画「耳をすませば」は2022年10月14日に公開されました。

  • 月島雫役：清野菜名さん
  • 天沢聖司役：松坂桃李さん
  • 杉村竜也役：山田裕貴さん
  • 原田夕子役：内田理央さん

その他豪華キャストで演じられています。

実写版は二重構成で描かれている

実写版は、二重構成で描かれています。

映画の二重構成とは、物語の中に別の物語や要素が含まれる構造のこと。

一つの物語が別の物語の中に埋め込まれているような形式で、視聴者に対して複数のレイヤーで物語が提示されることが特徴です。

これにより、物語に深みや複雑さが加わり、視聴者はさまざまな解釈や意味を見つけることができますね。

今作は、漫画・アニメの「耳をすませば」を原作として実写映画化したもの。

漫画・アニメは中学生時代だけですが、この実写版は、10年後の物語も加えた二重構造の完全オリジナルストーリーです。

実写映画冒頭で雫と聖司は結婚していない

実写映画冒頭で雫と聖司は結婚していません。

物語の冒頭は、雫と聖司が遠距離恋愛の真っ最中。

雫は作家の夢を追いかけながら、星見出版で児童書の編集者をしています。

聖司もチェリストになる夢のため、10年前からイタリアで修行中です。

 

お互い夢を追いかけるががうまくいかない日々

お互い夢を追いかけるが、うまくいいかない日々が続きます。

雫は10年も応募し続けている小説の新人賞は、封筒を開けるとまた今回も結果は落選。

その他にも上手くいかない事が多々あります。

  • 父は夢をあきらめろと言わんばかりに「家に帰って来い」と言う。
  • 有給をとりたいが、会社は取らせてくれない
  • 担当の園村先生に書き直しを依頼し意見を求められるが、上手く言えない。
  • 園村先生に「自分の心に正直な人と仕事がしたいと担当を降りて下さい」と言われる
  • 編集長に、「編集者の資格がない。帰れ。」と言われる

一方の誠司も、10年もイタリアに居てまだチェリストになっていないところを見ると上手くいっていないのでしょう。

雫がイタリアを訪問するが別れを決意

雫はイタリアの聖司の元を訪問するが、別れを決意します。

その理由は、同じチェリストを目指す仲間のサラが聖司に抱き着いているところを見てしまい、挙句の果てにサラに「私は聖司が好き。あなたと聖司は、住む世界が違うの。」と言われたからです。

その後も、約束していた広場に2人は別々の時間に行きすれ違いに。

会えることなく誠司と別れることを決意し、日本に帰りました。

聖司からの手紙により雫は物語を書くことに

聖司から手紙が来て、雫はまた物語を書く事にします。

その内容は(感動的だったので全文表記。)

この間はごめん。

雫の質問に答えられなかったから、手紙を書く。雫を初めて知ったのは、図書館。

好きな本を選んでいる雫を観察した。

雫の気を引くため、雫が読みそうな本を先回りして読んだ。

初めて会った時、好きだったが、僕は冷たい態度を取って、好きと言えなかった。

雫をずっと見ていた。

初めて告白した時、お互いに頑張ろうと雫に励まされて、今の俺がいる。

一緒に歌って心の氷がとかされた。雫は僕の太陽みたいな人。

夢を諦めて欲しくない。一番最初の読者は、この聖司。

と書かれていて、雫は手紙を抱きしめます。

その後雫は聖司に返事を書き、

  • 手紙を読んで心の音が聞こえた事
  • 夢を諦めないで、もう一度物語を書くこと。
  • 自分の心に正直に書き続けること
  • 物語が完成したら、聖司に読んで欲しい

との内容でポストに投函しました。

誠司も音楽を楽しむことに

誠司も返事の手紙を読み、前よりも更に音楽を楽しめるように。

広場で「翼をください」の曲をチェロで奏でていると、周囲の人も自然と集まり、一緒に演奏したり歌ったりして嬉しそうな誠司でした。

ラストで聖司が帰国し雫にプロポーズ

ラストは聖司が帰国し、雫にプロポーズします。

帰国し雫の家に自転車を走らせる誠司。

一方、雫は「耳をすませば」の物語を書き終えたところで窓を開けたらそこには、誠司の姿が。

「奇跡だ。また会えた。」と10年前にも同じような事があり、運命を感じ「何年かかるかわからないけど、2人で来よう」と約束していた丘の公園へ行きます。

聖司はこれからは、日本を拠点に世界を目指すと決意した事を話し、「10年掛かったけど、俺には雫が必要だ。俺の傍にいて欲しい。僕と一緒に新しい夢を育てて欲しい。月島雫、俺と結婚してください。」とプロポーズ。

雫は「はい。はい。はい！」と涙を流しながら返事します。

最後に聖司は「愛している」と言って、雫を抱きしめました。

その後2人は結婚したと考えられる

その後、2人は結婚したと考えられます。

お互い夢を追いかけながらの結婚。

現実なら、なかなか厳しいお話ですが、この「耳をすませば」なら有り得ますよね。

雫は結婚しても、仕事も小説もあきらめず応募し続け、晴れて小説家になれるでしょう。

そして、劇中では聖司は仕事をしていないように思われますが、日本に帰国後は地球屋を手伝いながら愛を育むことを願います。

それも2人が互いを尊重し、理解し合い、支え合いができるので今後もきっと上手くいくはず。

2人が一緒にいれば何でも乗り越えられ、ずっと幸せに暮らしていけるでしょうね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『耳をすませばのその後は結婚それとも別れる？続編の実写映画から解説』でした。

「耳をすませば」のその後は結婚それとも別れる？続編の実写映画から解説

  • 実写映画は2022年公開
  • 実写版は二重構成で描かれている
  • 実写映画冒頭で雫と聖司は結婚していない
  • お互い夢を追いかけるががうまくいかない日々
  • 雫がイタリアを訪問するが別れを決意
  • 聖司からの手紙により雫は物語を書くことにする
  • 聖司も音楽を楽しむことに
  • ラストで聖司が帰国し雫にプロポーズ
  • その後2人は結婚したと考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました！

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