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屋根裏のラジャー/ラジャーは最後に消える?生まれた理由についても

屋根裏のラジャー

2023年12月公開の映画「屋根裏のラジャー」。

スタジオポノック制作のアニメ作品です。

イマジナリーフレンドを扱ったところがユニークで、いいですね!

さて、ラジャーはアマンダの想像力が作り出したイマジナリ(イマジナリーフレンド)です。

イマジナリは、子どもが成長すると消えるもの。

ではラジャーも消えてしまうのでしょうか?

今回は以下の2点について解説します。

  • ラジャーが生まれた理由
  • ラジャーは最後に消えるのか?

 

「屋根裏のラジャー」ラジャーが生まれた理由を解説

ラジャーはアマンダが作り出したイマジナリ

ラジャーは、アマンダが作り出したイマジナリです。

作中ではイマジナリという言葉が使われていますが、一般的にはイマジナリーフレンド(imaginary friend)という表現が使われていますね。

児童期における空想上の友だちがイマジナリーフレンド。

実際には存在しないので、本人以外はその存在を認識することはできませんが、本人はイマジナリーフレンドと会話したり、遊んだりすることが可能。

ですが、他人から見ると演技しているように見えるのです。

作中でも、アマンダがラジャーと遊んでいる様子を見たリジーが、アマンダが一人芝居をしているのでは、と思う様子が描かれています。

アマンダの父親の死によりラジャーが生まれた

なぜラジャーは生まれたのでしょう?

ラジャーが生まれたのは、アマンダの父親が死んだためです。

アマンダの父親は、シャッフルアップ書店の経営者でした。

本が好きで、本ばかり読んでいたことで叱られることもあったとのこと。

最初はむずかしい本ばかり扱っていたシャッフルアップ書店でしたが、アマンダのためにと子ども向けの本も取り扱うようになります。

 

ですが、そんな父親は死亡。

涙を流しながら父親との記憶を思い出していたアマンダは、3つの言葉を口にします。

光に粒からラジャーが生まれる

アマンダが口にしたのは以下の3つの言葉。

  1. パパを忘れないこと
  2. ママを守ること
  3. 絶対、泣かないこと

泣かないと誓ったアマンダが涙をぬぐうと、手からこぼれた涙が光の粒に変わります。

宙で集まった光の粒は、アマンダと同じくらいの少年の姿に!?

アマンダは少年に「ラジャー」という名を付けます。

こうしてラジャーは誕生したのです。

アマンダの決意からラジャーは生まれた

父親の死から立ち直ろうとするアマンダの強い決意から、ラジャーは生まれたと言っていいでしょう。

ラジャーはアマンダの決意の結晶とも考えられます。

一方、ラジャーはアマンダが想像する世界が大好きで、アマンダと遊ぶことがとにかく楽しみ。

ラジャーとアマンダは相思相愛なのです。

 

「屋根裏のラジャー」ラジャーは最後に消える?

イマジナリ(イマジナリーフレンド)は、幼児期を過ぎると消えてしまいます。

年齢が上がると、子どもはイマジナリーフレンドの存在を忘れるからです。

ラジャーはアマンダに忘れられて、消えてしまうのでしょうか!?

消えたかどうかは描かれていない

結論を書くと、ラジャーが消えたかどうかは作中で描かれていません。

ですが他のイマジナリと同じく、ラジャーはアマンダの記憶から消えると考えて間違いないでしょう。

クライマックスでアマンダとラジャーはバンティングを倒す

作品終盤、ラジャーがアマンダの病室にやってくると、遅れてミスター・バンティングと黒い少女が現れます。

ラジャーがやってくることを見越して、バンティングはアマンダの病室にやってきたのだと思われます。

 

アマンダが目を覚まし、想像の世界でアマンダ&ラジャーとバンティング&黒い少女が戦闘を開始。

母親のリジーと、リジーのイマジナリのレイゾウコも加わり、激しい戦闘が繰り広げられます。

戦いの中で、バンティングの前には誰もいなくなった瞬間、黒い女の子がバンティングの口の前に頭を差し出すと、バンティングは女の子の頭を飲み込んでしまいます。

すると黒い煙が上がり、バンティングの姿は消えてしまうのでした。

アマンダと想像の世界で遊ぶ

ようやく脅威から解放されたラジャーは、アマンダと会話を交わします。

  1. 消えないこと
  2. 守ること
  3. ぜったいに泣かないこと

以上3つが交わされた約束でしたが、ラジャーの目から涙がこぼれます。

「ラジャー、行くよ!最後の冒険に!」とアマンダが言うと、ラジャーも「うん!」と答え、2人は最後の冒険へ。

ラジャーの涙はおさまっていました。

ラジャーは消えると考えられる

繰り返しますが、映画ラストの描写から考えて、ラジャーは消えると考えられます。

ラジャーが生まれたのは三か月と三週間と三日前。

交通事故もありましたが、この間にアマンダは成長したのだと思われます。

イマジナリーフレンドは、幼い子供にとって通過儀礼なので、別れは避けることはできません。

ですが悲しいことばかりではありません。

アマンダは少し大人になったのですから。

ラジャーは消えるかもしれませんが、どこかの時点でアマンダが思い出す機会があるのではないでしょうか。

図書館に行けば消えない可能性も

ラジャーは消えると予想しましたが、図書館に行けば消えない可能性はありますね。

図書館は、本の想像力が溢れている場所ですから。

ジンザンらと同じように、ラジャーも図書館でその後を生きるかもしれませんね。

 

まとめ

「屋根裏のラジャー」で、ラジャーが生まれた理由と、最後に消えるかについて解説しました。

  • アマンダの父親が死んだことで、ラジャーは生まれた
  • ラジャーはアマンダのイマジナリ
  • 作中では明確に描かれていないが、ラジャーは消えると考えられる

最後までご覧いただきありがとうございました!

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