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屋根裏のラジャー/イマジナリの正体はイマジナリーフレンド!仕事についても

屋根裏のラジャー

2023年12月公開の映画「屋根裏のラジャー」。

スタジオポノック制作のアニメ作品です。

本作品の主人公・ラジャーはアマンダの友だち。

とはいっても、ラジャーは普通の人間ではありません。

作中はイマジナリ(imaginary)と呼ばれる存在です。

今回は「屋根裏のラジャー」におけるイマジナリの正体を解説します。

作中におけるイマジナリの設定や、イマジナリの仕事についても取り上げます。

 

「屋根裏のラジャー」イマジナリの正体はイマジナリーフレンド

イマジナリの正体はイマジナリーフレンド

さっそく結論ですが、イマジナリの正体はイマジナリーフレンド(imaginary friend)です。

イマジナリー(imaginary)とは「想像上の、架空の」の意味を持つ英単語なので、イマジナリーフレンドは直訳すると「想像上の友だち」または「架空の友だち」という意味。

実際には存在しないのがイマジナリーフレンドなのです。

児童期における空想上の友だちがイマジナリーフレンド

児童期における空想上の友だちがイマジナリーフレンドです。

実際には存在しないので、本人以外はその存在を認識することはできません。

存在しないと言っても、本人はイマジナリーフレンドと会話したり、遊んだりすることが可能。

他人からは演技しているようにも見えますが、本人は友達が本当にいると認識しています。

 

「屋根裏のラジャー」においても、アマンダはラジャーが実際に存在していると思っており、会話したり遊んだりすることができます。

しかし母親のリジーは、アマンダが作り出したラジャーの姿を見ることはできず、アマンダは一人芝居をしていると思っているのです。

幼児期を過ぎるとイマジナリーフレンドを忘れる

イマジナリーフレンドは幼児期に見られる現象であり、幼児期を過ぎると消失します。

年齢が上がるにつれて、イマジナリーフレンドの存在を自然と忘れていきます。

 

作中においては、母親のリジーも幼い頃にレイゾウコという、老犬のイマジナリーフレンドがいました。

ですが幼児期を過ぎると、リジーはレイゾウコの存在を忘れてしまったのです。

ただし、人によっては成長してからイマジナリーフレンドの存在をふと思い出すこともあるとか。

リジーも作中でレイゾウコの存在を思い出すんですね。

動物や妖精などイマジナリーフレンドの姿や形は様々

人間の姿をすることが多いイマジナリーフレンドですが、動物やロボット、妖精など、人間以外の姿や形をすることもあります。

「屋根裏のラジャー」においても猫、花、テレビ、トースター、カバ、ピエロ、ガイコツなど、様々な姿のイマジナリーフレンドが登場して、作品に彩を添えてくれています。

 

「屋根裏のラジャー」におけるイマジナリの設定

ここまではイマジナリーフレンドについて一般的な解説をしてきました。

ここからは「屋根裏のラジャー」に登場するイマジナリについて、具体的に解説していきます。

消えそうになると光の粒が体から出てくる

幼児期を過ぎると、忘れ去られて、自然消滅してしまうイマジナリ。

消滅する際、イマジナリの体からは光の粒がいくつも出てきて、空に向かって飛んでいきます。

光の粒が体から出て行けば出て行くほど、イマジナリの体は透けて、影が薄くなっていき、やがてイマジナリの姿は消えていきます。

子どもたちに忘れ去られるのですから、イマジナリが消えるのは自然なことと言えます。

光の粒は想像力の塊

光の粒は想像力の塊のようなものです。

イマジナリは子どもの想像によって作られる存在。

しかし幼児期を過ぎた子どもが以前持っていた想像力をなくすと、イマジナリの存在も消えていきます。

このとき想像力の塊である光の粒が体から出てきて、イマジナリは次第に姿を消していくのです。

イマジナリにとって想像力は、人間にとっての酸素のようなものだと言えるでしょう。

消えそうになっても図書館に行けば復活できる

光の粒が体から出て、存在が消えそうになっても、図書館に行くことでイマジナリは復活することができます。

通常、消えそうになったイマジナリは、ジンザンや他のイマジナリにより連れて来られて、図書館にやってきます。

図書館にある本は、人間の想像から作られている場合がほとんど。

想像力が溢れている場所が図書館なのです。

忘れ去られたイマジナリは図書館で穏やかに暮らす

今にも消えそうなイマジナリたちが図書館にやってくると、本の想像の力で、すぐに元気になり、存在を取り戻していきます。

傷などもすぐによくなっていくのです。

主人から忘れられたことは残念ですが、イマジナリーフレンドは子どもたちにとって通過儀礼のようなもの。

忘れられて当たり前なのです。

「屋根裏のラジャー」の世界では、図書館に多くのイマジナリがいて、穏やかに暮らしているようです。

「屋根裏のラジャー」におけるイマジナリの仕事

日曜日、図書館にいるイマジナリたちには仕事が待っています。

ここではイマジナリの仕事について解説します。

子どもたちの想像を冒険して一緒に遊ぶのが仕事

図書館にいるイマジナリたちの仕事とは、子どもたちと遊ぶこと。

館内にある掲示板をよく見ていると、「みんなの掲示板」という文字が「本当のお友達紹介所」という文字に変換し、子どもたちが写った何枚もの写真が浮かび上がってきます。

浮かび上がってくるのは、イマジナリたちと遊びたがっている子どもたち。

イマジナリたちは感じたままに写真を1枚ずつ見ていき、これ!と思った子どもを選びます。

作中でラジャーはジョンという子の写真を選択すると、白い光に吸い込まれて、ジョンの想像の世界にやってきます。

想像の世界で、ジョンは宇宙船の船長になっており、ラジャーたち隊員に命令を出していました。

 

このように、子どもたちと遊ぶことがイマジナリの仕事。

子どもたちにとっても楽しいことですが、同時に想像力豊かな子どもたちと触れ合うことで、主人たちから忘れ去られたイマジナリたちは存在していられるのだと考えられます。

 

まとめ

  • 「屋根裏のラジャー」に登場するイマジナリとはイマジナリーフレンド(想像上の友だち)のこと
  • 児童期における空想上の友だちがイマジナリーフレンド
  • 幼児期を過ぎるとイマジナリーフレンドを忘れる
  • 動物や妖精などイマジナリーフレンドの姿や形は様々
  • イマジナリは消えそうになると光の粒が体から出てくるが、図書館に行くと復活する
  • 子どもたちの想像を冒険して一緒に遊ぶのが仕事

最後までご覧いただきありがとうございました!

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