「わたしの幸せな結婚」に登場する斎森美世(さいもりみよ)。
本作品の主人公です。
作品序盤、異能者の家系に生まれながら、美世には異能がないと考えられていました。
そのため、実母を亡くしてから継母や義妹に虐げられてしまいます。
ですが、美世には「夢見の力」という異能があったことが後に判明します。
この記事では「夢見の力」を取り上げ、以下の2点について解説します。
- 斎森美世が持つ「夢見の力」とはどんな異能なのか?
- 美世の能力が発現しなかった理由
目次
「わたしの幸せな結婚」斎森美世の夢見の力とは?
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放送カウントダウン
第五話🌸放送&配信開始まで
あと6⃣時間🌸
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夢見の力とは?
斎森美世が持つ夢見の力とは、「わたしの幸せな結婚」に登場する異能の一つ。
「自分を含めたあらゆる人間の人間の眠りの中に入り込み、夢を操る」という能力です。
どんな人間でも必ず眠るもの。
夢見の能力があれば、人間の夢の中に入り込み、夢を操作することが可能。
能力を扱うことができれば、人間を洗脳することもできますし、夢の中で対象の過去から未来まで見通すことさえできると言われています。
作中に登場する異能の中で、最も強く、最も恐ろしい能力と言えるでしょう。
夢見の力は薄刃家の女性のみ発現する異能
夢見の力は、薄刃家の女性のみに発現する異能です。
薄刃家(うすばけ)は、美世の実母・澄美が生まれた家のこと。
異能を持つ家系ですが、斎森家や辰石家、久堂家のように表に出ることはなく、世間から隠れるように生活しています。
「わた婚」の世界では、異能とは鬼や妖など異形を退治するためのもの。
久堂清霞が持つ火を操る異能も、異形と戦うために使います。
ですが、薄刃家に生まれる異能者が持つ異能は、人の精神や脳に作用するという特徴があります。
薄刃家の異能とは、異形を倒すためではなく、異能者を倒すための能力なのです。
精神感応(テレパシー)を持つ薄刃家の女性の娘に発現する
美世の祖父・薄刃義浪によると、夢見の力を持つ異能者は、連続した世代に生まれることはなく、何十年かおきに生まれるとのこと。
しかも夢見の力は男子にではなく、女子に発現すると言います。
特徴的なのは、夢見の異能者の母親は必ず「精神感応」の異能を持っていること。
精神感応とはテレパシーのことで、自分が考えたことを、言葉や表情、身振り手振りを使わずに相手に伝えることが可能。
美世の母親・澄美も精神感応の能力を持っており、夢見の異能者を生むことを期待されていたといいます。
美世が悪夢にうなされていたのは夢見の能力のため
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放送カウントダウン
第四話🌸放送&配信開始まで
🌸あと3⃣0⃣分🌸
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第四話「おくりもの」
TOKYO MXにて23:30より放送開始‼
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久堂家に来てから、美世は何度も悪夢にうなされます。
清霞も、美世が睡眠中にうなされていることに気付くほどでした。
美世が悪夢にうなされていたのは、夢見の力を制御できなかったため。
そもそも美世は、自分が異能者ではないと思っていたので、異能を操る訓練などしたことがありませんでした。
暴走した夢見の力を抑えることができず、悪夢にうなされる日が続いたのです。
帝も恐れるほどの異能
薄刃家の女性に発現する夢見の異能は、帝(みかど)も恐れるほどの強さを持っています。
帝には天啓(てんけい)の能力が備わっています。
天啓とは、お告げ、または未来予知と考えればいいでしょう。
天啓の能力を持つことが、帝を帝たらしめると言っても過言ではありません。
そんな帝の天啓を脅かすのが、薄刃家の家系に生まれる夢見の力。
人の夢の中で精神を操作したり、洗脳をしたり、過去・現在・未来まで見通したりするのですから、帝が恐れるもの当然のこと。
天啓を上回ることも可能だからです。
夢見の力で美世が昏睡状態の清霞を助ける
小説2巻、オクツキから解き放たれた霊を退治する任務中、久堂清霞は霊の怨念に触れてしまい、意識不明に。
清霞を助けるために、美世をは夢見の力を使い、清霞の夢の中に入ります。
このとき、清霞は次々と湧いてくる怨霊と戦っている最中で、疲労と苛立ちを感じていました。
そんなとき、美世の声が聞こえます。
美世は清霞の手を取り、現実世界に引き戻します。
夢見の異能がいかに強力であるかがわかったシーンでした。
「わた婚」斎森美世の異能が発現しなかった理由
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実母・澄美の死後、美世は継母や義妹からひどい仕打ちを受けていました。
異能どころか、見鬼の才も持っていなかったからです。
ですが、本当は美世は異能を持っていました。
なぜ美世の異能は発言しなかったのでしょう?
実母の澄美が異能の発現を抑えたから
美世の異能が発現しなかった理由は、母親の澄美(すみ)が美世の異能を抑えたから。
精神感応の能力を持つ澄美は、美世が夢見の力を持っていることを知っていましたが、誰にも事実を伝えることはしませんでした。
悪意を持った人物が、美世の夢見の能力を利用するかもしれないからです。
夢見の力は、帝の天啓を上回るほどの力がありますからね。
美世の異能を悪用させないために、澄美は夢見の能力を封印します。
澄美の死後、しばらくの間は澄美の封印は有効でしたが、美世が斎森家を出て、久堂家に行ったことで、封印の効果はなくなります。
久堂家で美世が悪夢にうなされていたのは、こんな経緯があったからなのです。
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まとめ
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「わたしの幸せな結婚」の主人公・斎森美世の夢見の力について解説しました。
- 夢見の力とは、自分を含めたあらゆる人間の人間の眠りの中に入り込み、夢を操る」という能力
- 夢見の力は薄刃家の女性のみ発現する異能
- 精神感応(テレパシー)を持つ薄刃家の女性の娘に発現する
- 美世が悪夢にうなされていたのは夢見の能力のため
- 夢見の力は、帝も恐れるほどの異能
- 美世の夢見の力が発現しなかったのは、澄美が力を抑えたから
最後までご覧いただきありがとうございました!