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わたしの幸せな結婚/甘水直(うすいなおし)の正体は?異能や目的についても

わたしの幸せな結婚

「わたしの幸せな結婚」小説3巻、斎森美世と久堂清霞は、清霞の両親が住む地方の町へ。

そこでは鬼のような姿をした異形が住民たちの生活を脅かしていました。

鬼のような姿をした異形は、甘水直(うすいなおし)が祖師を異能心教の仕業でした。

甘水直とは一体どんな人物なのでしょうか?

この記事では甘水直を取り上げ、以下の3点について解説します。

  • 甘水直の正体
  • 甘水直の異能
  • 甘水直の目的

 

「わたしの幸せな結婚」甘水直の正体

薄刃家の分家・甘水家の長男

甘水直は、薄刃家の分家・甘水家の長男です。

「わたしの幸せな結婚」には斎森家や辰石家、久堂家など、異能を受け継ぐ家系が登場しますが、薄刃家(うすばけ)も異能を受け継ぐ家系の一つ。

斎森美世の母親・澄美も薄刃家の出身です。

 

甘水家は薄刃家の分家ですから、甘水直は薄刃家の血を引いていることになりますね。

後で詳しく説明しますが、薄刃家に伝わる異能とは人心に干渉する力。

異能とは本来は異形を倒すためのものですが、薄刃家に受け継がれる異能は、異能者を倒したり、取り締まったりするための能力。

甘水直も、他の異能者が恐れるほどの異能を持っていました。

なお薄刃家については以下の記事で詳しく解説しています。

40〜50代で丸メガネをかけている

小説の描写では、甘水直は40~50代で、丸メガネをかけているとのこと。

書生風の男性とも表現されていますが、鶴木新によると「非常に残忍で酷薄な性格」をしているとのこと。

ただし漫画やアニメには登場してないので、はっきりとした外観は不明です。

 

なお甘水直の作品初登場は小説3巻最後から4巻冒頭にかけて。

斎森美世や久堂清霞、鶴木新の前に突然現れて、「我が娘よ」と美世に話しかけます。

このとき甘水直は異能を使って姿を現わしていたようです。

ただし、甘水直は美世の父親ではありません。

新興宗教・異能心教の祖師

甘水直は異能心教という新興宗教の祖師です。

後に詳しく説明しますが、異能心教とは国家転覆を狙う団体。

そんな団体のトップに君臨するのが甘水直なのです。

斎森澄美の婚約者候補だった過去

甘水直は斎森澄美の婚約者候補でした。

2人が出会ったのはまだ幼い頃。

澄美は直のことを何かと気にかけており、2人の間には恋愛感情のようなものが生まれていきます。

美世が見た夢の中の光景にも、直と澄美が想い合っている様子が描かれています。

澄美の父親・薄刃義浪は、直と澄美を結婚させるつもりでいましたが、直は澄美に婚約者候補以上の感情を抱いていたとのこと。

斎森澄美の嫁入りが決まると行方をくらます

しかし薄刃家を恐れた今上帝により、澄美は斎森家に嫁に行くことに。

澄美は斎森家に嫁いだ直後、直は家を離反し、行方をくらませます。

きびしい掟を持つ薄刃家でしたが、直を発見することはできませんでした。

斎森美世を自分の側に引き込もうとしている

初登場時、美世を「我が娘」と呼んだ甘水直ですが、美世は甘水直の娘ではありません。

甘水直は自分の目的達成のために、夢見の異能を持つ美世を自分の側に引き入れようとしてるのです。

夢見の異能とは、「自分を含めたあらゆる人間の人間の眠りの中に入り込み、夢を操る」という能力のこと。

夢見の能力を自在に操ることができれば、人間の夢の中に入り込み、夢を操作することが可能。

人間を洗脳することもできます。

甘水直は自分の目的達成のために、夢見の異能を持つ斎森美世を自分の側に引き入れようとしているのです。

なお夢見の力については以下の記事で詳しく解説しています。

 

「わたしの幸せな結婚」甘水直の異能

人間の五感を操作する異能を持つ

甘水直は人間の五感を操作する異能を持っています。

対象の視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚すべてを、自在に操ることができるのです。

 

小説4巻冒頭、美世たちの前に現れた甘水直でしたが、付近を行き交う人々は誰も美世や甘水直たちのことを見ていません。

しかも鶴見新が銃を構えているというのに。

このとき甘水直は異能を使い、現実を歪め、自分の幻覚を見せていたのだと思われます。

1対1で戦ったら、久堂清霞でさえ甘水直には適わないかもしれません。

薄刃家の分家であるため、甘水直は人に干渉する異能を受け継いでいたのです。

人工的に作り出りだしたり見鬼の才を持たない者にも見える異形も作り出す

甘水直は、これまでに何人もの人に異形を取り込ませ、人工的に異能者を作り出すことに成功しています。

久堂清霞の両親が住む都市にいた鬼の姿をした異形も、甘水直の能力により作り出された異形です。

さらに甘水直は、見鬼の才を持たない人間にも見える異形を作り出すことにも成功しています。

「わた婚」甘水直および異能心教の目的

人間の五感を操作する異能を持ち、斎森美世を狙う甘水直の目的とは何なのでしょう?

甘水直の目的:国家の転覆

甘水直の目的は国家の転覆。

帝が頂点に立つ国家ではなく、優れた異能者が支配する日本を作ろうとしているのです。

甘水直が言う”優れた異能者”とは薄刃家のこと。

帝が持つ天啓などは、薄刃の異能の足元にも及ばないし、そんな優れた異能を持つ薄刃家が世間に無視されるいわれはない。

異能者の頂点に立つ薄刃家が君臨する世界こそ、正しい国家の在り方、と甘水直は考えているのです。

甘水直が美世を取り込もうとしているのも、自分の目的達成のため。

異能心教を作ったのも、国家転覆のためなのです。

目的達成のために帝を拉致

薄刃家が頂点に立つ世界を作るために、甘水直は帝(みかど)を拉致。

自らの支配下に置きます。

甘水直は帝を死なない程度に面倒を見て、自分が頂点に立った後、殺そうとしていました。

この行動から、甘水直の冷酷な性格が見て取れますね。

政府の一部や軍も掌握する

国家を転覆し、薄刃家が頂点に立つ世界を作るために、甘水直は政府の一部を掌握。

具体的には文部大臣や文部大臣秘書官を自分の側に取り込んだり。

逓信省も一部支配し、情報規制を緩めさせたりします。

久堂清霞も拘束する                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

甘水直は久堂清霞の拘束にも成功します。

数々の傷害や、帝を拉致した容疑、文部大臣秘書官を不当に拘束した容疑を清霞にかけ、罪に問い、身柄を拘束したのです。

 

清霞を拘束できたのは、甘水直が帝を支配下に置いたから。

甘水直にとって、強力な異能を持つ清霞は厄介な存在ですし、清霞を拘束すれば、美世が助けに来るという計算もありました。

甘水直のやり方は、まさに”勝てば官軍”という表現にピッタリですね。

 

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まとめ

  • 甘水直の正体は、薄刃家の分家である甘水の長男
  • 40〜50代で丸メガネをかけており、性格は非常に残忍
  • 斎森澄美の婚約者候補だったが、澄美の斎森家への嫁入りが決まると、薄刃家を離脱し、行方をくらます
  • 人間の五感を操作する異能を持つ
  • 目的は帝が支配する国家を転覆し、優れた異能を持つ薄刃家が頂点に立つ世界を作ること

最後までご覧いただきありがとうございました!

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