当ブログの記事にはプロモーションが含まれています

天気の子/主人公・帆高がうざいし嫌い!クズや共感できないと言われる理由についても

天気の子

2019年公開の映画「天気の子」。

主人公の森嶋帆高は息苦しい島での生活から飛び出して、東京にやってきます。

そこで帆高が銃を拾ったり、天野陽菜と出会ったり、須賀圭介の事務所で働き始めたりすることで、物語は動き出していきます。

そんな帆高に対しては、「クズ」「イライラする」「うざい」という声がチラホラ・・・。

なぜ帆高は嫌われるのでしょう?

今回は森嶋帆高が嫌われる理由を考察します。

 

主人公・帆高がうざいし嫌い・共感できないと言われる理由を考察

「うざい」「クズ」「共感できない」など、主人公・森嶋帆高が嫌われる理由を考察します。

家出の理由が不明だから共感できない

家出の理由がはっきりしないから、帆高に共感できないという声があります。

「親も島も息苦しかった」という程度のことは描写されていますが、明確な理由はわかりませんからね。

帆高は父親との関係がよくなかったのだと考えられます。

頬に貼ってある絆創膏は、父親から殴られた傷を癒すためだと思われます。

また卒業生が10名ほどしかいない高校での生活は、確かに窮屈なはず。

 

でも、そんなことは多くの高校生が経験することであり、家出の理由としては不十分。

家出の理由に少しでも共感できたら、帆高に対する評価は違っていたかもしれません。

陽菜より子どもの帆高にイライラする

帆高の言動には、幼いところがいくつもあります。

その点、年下の陽菜の方が大人で、しっかりしているように感じます。

若くして両親を亡くしたことが、陽菜を大人にしたのかもしれません。

それに対して、帆高は親との関係がうまくいかずに家出。

子どもですよね(笑。

若さと勢いに任せて突っ走る帆高に、共感する若い世代はいるでしょう。

それでも、陽菜より精神的に幼い帆高にはイライラする方もいるはずです。

人に銃を向ける帆高はクズ

作品終盤、代々木の廃ビルで帆高は須賀や警察官たちに銃を向けます。

陽菜を探すという強い意志の表れではありませんが、一度はお世話になった須賀に銃を向けるなんて、いいことではありません。

人の道に反する行為ですよね。

 

それ以前にも帆高はスカウトマンを脅すために発砲しています。

本物の銃であることを知らかったとしても、明らかにやりすぎ。

人に銃を向ける帆高はクズと言っていいでしょう!

自分の感情を優先させる帆高はうざいし嫌い

本作品の最後で、帆高は空に行き、人柱となった陽菜を助けます。

帆高の行為は自分の感情を優先させるものでした。

多くの人の幸せより、帆高は陽菜を選んだのです。

それに対して、須賀は「人柱ひとりで狂った天気が戻るなら、俺は歓迎。みんなそうだろ」と話します。

大人の多くは須賀のように考えるでしょう。

 

自分の感情を優先させる帆高と、現実的な考えの須賀。

多様な意見がありますから、どちらが正しいというものではありません。

ただ、いろいろな人に迷惑をかけてまで自分の感情を優先させる帆高に対して、うざいと感じた方はいるはずです。

「天気の子」帆高はクズなだけの主人公なのか

帆高が嫌い、うざいと言われる理由を考察しました。

では帆高はクズと言われるだけの主人公なのでしょうか?

帆高を評価する声はないのでしょうか?

帆高が好きと言う声は少なくない

「クズ」「嫌い」「イライラする」など、帆高に対して否定的な意見があるのは事実。

ですが、帆高はただ嫌われるだけのキャラクターではありません。

「帆高が好き」という声は少なくないのです。

好きな理由は陽菜を選んだから?

帆高が好きと感じる理由は様々。

ですが選んだのが青空ではなく、陽菜というたった一人の命だったから、帆高を好きと感じるのではないでしょうか。

陽菜が人柱となり、天気を晴れにすれば、多くの人を幸せにすることができます。

須賀のような大人なら、一人が犠牲になることで、天気が元に戻る選択をするかもしれません。

でも帆高は世界の形を変えてまでも、陽菜を選ぶ決断をします。

そんな帆高のひたむきさ、一途なところがファンに愛される秘密ではないでしょうか。

まとめ

「天気の子」の主人公・森嶋帆高が嫌い、うざい、クズと言われる理由を考察しました。

  • 家出の理由が不明だから共感できない
  • 陽菜より子どもの帆高にイライラする
  • 人に銃を向ける帆高はクズ
  • 自分の感情を優先させる帆高はうざいし嫌い
  • 嫌いという声もあるが、晴れることではなく、陽菜を選んだ帆高が好きというファンも多い

最後まで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました