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借りぐらしのアリエッティ翔の手術は成功した?ラストシーンやその後の考察も

借りぐらしのアリエッティ

小人たちが屋敷のモノを借りながら、つつましく生きる様子を描いた「借りぐらしのアリエッティ」。

独特の世界観がなんとも言えず魅力的な作品でしたが、個人的に気になったのはラストシーンとその後です。

そこでここでは「借りぐらしのアリエッティ」の都市伝説も交えつつ

  • 翔の手術は成功したのか?
  • ラストシーンが意味するもの
  • アリエッティやスピラーたちのその後

について考察します。

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「借りぐらしのアリエッティ」翔の手術は成功した?

その後は公表されていない

「借りぐらしのアリエッティ」は翌々日に手術を控えた翔と、新しい家に向かうアリエッティとが別れたところでエンディングを迎えます。

翔の手術の成否やアリエッティと翔の再会など、その後については裏話も含めて制作側からは一切公表されていません。

ですので翔の手術の結果についてネット上で書かれていることは、すべて推測、または都市伝説に過ぎません。

ファンならあれこれ想像してみたくなるのは仕方がないですよね。

実は映画を観た多くの方が「翔の手術は成功した」と考えています。

翔の手術が成功したと考えられる理由

翔の心臓の手術が成功したと考えられる理由は、映画の冒頭の翔のナレーションにあります。

僕はあの年の夏

母の育った古い屋敷で

一週間だけ過ごした

このセリフを見る限り「借りぐらしのアリエッティ」は翔が過去を振り返った作品と考えられるので、彼の手術は成功したと考えるのが一般的です。

ひねくれた見方をすれば、死んで天国に行った翔が生前を思い出として振り返ったと解釈することもできますが、それでは夢も希望もありません。

翔の手術が成功して、何年か後にアリエッティとの日々を回想していると捉えるのが一般的です。

それでも手術が失敗した、と残念な予想する書き込みもあり、すべては見た方に委ねられているいます。

 

ラストシーンが意味するもの

ここでは「借りぐらしのアリエッティ」のラスト、特に翔のセリフ「君は僕の心臓の一部だ」を考察します。

ラストシーンをおさらい

「借りぐらしのアリエッティ」の最後は、人間たちに見つかったアリエッティ一家が牧貞子の家を離れ、やかんの船で新しい家を目指すという内容でした。

船が出発する直前、猫のニーヤに導かれた翔がやってきて、アリエッティと別れのあいさつを交わします。

翔は角砂糖を、アリエッティは髪を結わえていた洗濯バサミをそれぞれ相手にプレゼント。

アリエッティは「守ってくれてうれしかった」「さよなら」と言い残し去っていくと、翔は「君は僕の心臓の一部だ。忘れないよ。ずっと」とつぶやきます。

そしてエンドロールに入っていきます。

ラストシーン「君は僕の心臓の一部だ」の意味を考察

アリエッティと翔が別れを交わすラストシーンで特に気になったのは「君は僕の心臓の一部だ」という翔のセリフです。

ややもするとこちらが赤面してしまいそうな大げさな表現ですが、このシーンではごく自然に感じた方は多いのではないでしょうか。

これ以前のアリエッティと翔のやり取りは少しギクシャクした印象がありました。

小人のことを思ってのこととは言え、翔が角砂糖やドールハウスの調理場をプレゼントしたのは私には押し付けがましく感じましたし、翔の前に姿を表すアリエッティにも軽率さを感じました。

 

しかし2人で協力してホミリーを助けたことで絆が生まれ、感動的なラストにつながっていきます。

「君は僕の心臓の一部だ」には、翔がアリエッティが懸命に生きる姿を見て生きる希望をもらったという意味が込められていると考えられます。

翔が小人を「滅びゆく一族」と表現したように、アリエッティ達小人種ははきびしい環境に置かれています。

それでも新しい生活の場を求めて必死に生きようとするアリエッティの姿を見て、「自分も強く生きなければ」と強く誓った力強い言葉に感じられます。

だからこそ翔の手術は成功した、と思いたいですね。

アリエッティやスピラーたちのその後を考察

アリエッティは両親とともにスピラーのやかんに乗り、新しい場所へと旅立っていきます。

アリエッティたちのその後を考察します。

アリエッティやスピラーのその後

スピラーはすでに仲間(家族?)と暮らしていると劇中で話していたので、仲間のもとに帰り暮らしているものと考えられます。

一方のアリエッティたちについてはさまざまな都市伝説がささやかれています。

  • エンドロールの最後に描かれた家に移り住んだ
  • 新しい家に引っ越したが、今度は床下ではなく屋根裏に住むことにした
  • 結局は人間に捕らえられた、または猫や犬に食べられてしまった

バッドエンドがあるのが残念ですね。

ただ小人という種族を考えた時、明るい未来を描けないのは仕方がないのかもしれません。

地球上に生命が誕生して40億年の間に生まれた生物種の99%がすでに滅んでおり、今でも毎日200種類以上の生物が絶滅している、と言います。

小人も個体数が少なくなっていることを考えると、翔が「滅びゆく一族」と言ったのは正しいかもしれません。

それでもアリエッティ達がどこかの家でひっそりと借りぐらしをして懸命に生きていると信じたいです。

アリエッティと翔は再会する?

その後についても制作側から語られていないので、想像するしかありません。

個人的にはアリエッティと翔の再会はないと考えています。

おそらく翔が大祖母の家に行くことはないでしょうし、仮に行ったとしてもアリエッティたちの居場所はわかりません。

アリエッティも自分たちの生活で精一杯でしょうし、危険を犯してまで翔に会いに行くとは思えません。

したがって永遠の別れになると思われますが、だからこそ一緒に過ごした時間が2人にとって貴重なのだと感じます。

再会することはないものの、2人にとっていい思い出として残っているのではないでしょうか。

 

まとめ

ここでは「借りぐらしのアリエッティ」のラストシーンとその後を考察しました。

  • 作品のその後について公式には何も語られていない
  • 翔の手術は作品冒頭のナレーションから判断すると成功したと考えられる
  • ラストの「君は僕の心臓の一部だ」は翔がアリエッティから生きる希望をもらったという意味
  • スピラーは仲間たちのもとに戻り、アリエッティらは新しい家で生活を始めるが、その後については不明
  • アリエッティと翔の再会はないと考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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