「借りぐらしのアリエッティ」はつまらない駄作?面白くない理由を考察

借りぐらしのアリエッティ

2010年公開のジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」。

人間の目を避けひっそりと借りぐらしをする小人たちの様子や、小人の少女アリエッティと重い病を抱えた少年・翔の交流を描いた作品です。

「借りぐらしのアリエッティ」は見る方により大きく評価が分かれる作品です。

ここでは特に「つまらない」「面白くない」など否定的な声に注目して、なぜ「借りぐらしのアリエッティ」はつまらないと感じるのか、その理由を考察します。

「借りぐらしのアリエッティ」はつまらない駄作?面白くない理由を考察

ストーリーが単調で盛り上がりがない

「借りぐらしのアリエッティ」はストーリーに大きな波があるわけではなく、淡々と話が進んでいきます。

作品後半でアリエッティと翔が向かい合って会話をしたり、ハルがホミリーを捕まえる場面は盛り上がりを感じられますが、それでも他のジブリ作品と比べると抑揚は少ない印象があります。

盛り上がりに欠ける展開のため、感情移入することができず「盛り上がりに欠けるからつまらない」という声が上がっています。

クライマックスの盛り上がりがないので、ラストの感動が薄いという口コミもありました。

もう一つ盛り上がる場面があれば、かなり違った印象になったかもしれませんね。

これと言った特徴がない

トトロの古民家や千と千尋の冒頭部分などをすごく意識した作りに感じた。

それらを過去の遺産を寄せ集めて、無難に仕上げた印象。その分心に残るものが少ないのはどうしてか

引用元:https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?SELECT=26316&TITLE_NO=17982

久々にジブリらしい作品だし、別に良いんだけど、絶賛するほどでもない…という中途半端な印象。

映像は綺麗で自然が多く落ち着くし、キャラ同士が心を通わせる様も良かったけど、良いと感じられたのは設定と映像、色彩くらい。

引用元:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/16550/review/

映像はキレイだし、音楽もいい。

ストーリーもまずまずだけど、すべて無難でこれと言ったものがないので「面白くない」「つまらない」と感じている方もいるようです。

前にご紹介した「盛り上がりがない」ことも無難でこれと言った特徴がない、という声につながっているようです。

映像、音楽、演出、独特の空気感などどれもいいけど、今ひとつ突き抜けるものがないので、このような感想になっていると考えられます。

「借りぐらし」に納得できない

極めつけは「私達は人間から借りてるだけ!」とドヤってたけど、本人の許可も取らず返しもしないのは盗っ人だろ。

子供にはあまり見せたくない、図々しいパクり暮らしのアリエッティでした。

引用元:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/16550/review/

「借りぐらしのアリエッティ」は人間も動物も植物も、地球上の生命は境界線がない世界に、お互いに関わり合うなかで生きている、という考えが根底にあるようです。

そのひとつの生き方として小人たちの「借りぐらし」があるのですが、見る人によっては「借りぐらし=窃盗」と感じてしまいます。

そのため子どもに説明ができず、低い評価につながっているようです。

制作側が考える「借りぐらし」を理解すると「なるほど!」となるのですが、1回観ただけでは理解するのがむずかしいため、借りぐらしは借りパクなど揶揄(やゆ)されています。

最後・エンディングがスッキリしない

家を出た後にようやく面白くなりそうな片鱗が見られるのだが、
そこで物語が終わってしまって消化不良。

題材は面白いので、その後の話を描いていればもっともっといい映画になれたのかもしれない。

借りぐらしのアリエッティのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
「借りぐらし」は屁理屈です。所有者の了承を得ず、返すあてもなく持ち去る事を“借りる”とは言いません。家政婦の...,ジブリの映画はなぜかどれを見ても「これは嫌いだ。こんなののどこが人気なのだろう」と感じるのだが、この映画は一...,ストーリーの盛り上がりに欠ける気がするが、全体の雰囲気などよく出来ていて最後まで飽きずに...

「借りぐらしのアリエッティ」は、アリエッティの家族が新しい家を目指して旅立ち、翔が2日後の手術に向けて強い気持ちを持ったところでエンディングを迎えます。

どちらも未来に向けて力強い一歩を踏み出してはいますが、その後が想像できないので、消化不良、物足りないという声が多くあります。

こんな終わり方にしたのは視聴者にその後を想像させるためだと思われますが、ハッピーエンドが好きな方には不満が多く残ったに違いありません。

個人的にはラストの切ない雰囲気や、かえって消化不良になるところが気に入ったのですが、好みは大きく分かれるかもしれませんね。

「借りぐらしのアリエッティ」はおもしろい・よかったという声

ジブリ作品の中ではやや地味な印象のある「借りぐらしのアリエッティ」ですが、評価する声は多くあります。

簡単にまとめると

  • 声優の演技がいい
  • 世界観が好き
  • 小人目線の描き方がいい
  • 絵がキレイ
  • 音楽がいい

ただストーリーを評価する声は少ない印象がありました。

「借りぐらしのアリエッティ」を見た管理人の感想

壮大なストーリーを期待すると平凡だが

ジブリアニメと言うと「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」など壮大なストーリーが思い出されます。

そんな壮大さを「借りぐらしのアリエッティ」に期待すると、肩透かしを喰らいます。

アリエッティの物語は非常に地味です。

小人たちの「借り」の様子や、アリエッティと翔の心の交流を描いてはいますが、いかんせん盛り上がるシーンが少ないので、スケールの大きな話を期待するとガッカリすることになるでしょう。

 

でも私にはその平凡で地味なストーリーが妙に心地よかったです(笑。

アリエッティは元気に走り回るタイプの女の子ですが、人間との接触を禁じられているので控えめですし、生きることを諦めた翔も内向的でな性格です。

そんな2人を中心に静かにストーリーが進んでいく様子に好感が持てました。

小人から見た描写がいい

個人的に特にいいと感じたのは、小人の目線から描いた人間の世界。

描写がとても繊細かつ美しかったですし、人間の世界は小人の目からこんなふうに見えるのか?と思わされました。

人間の生活空間で借りをするアリエッティや父ポッドの姿も躍動感十分で、見ごたえがありました。

映像の美しさや迫力はさすがジブリ!と思わせるものがありました。

切なさを感じさせるラストも及第点

モヤッとする、もっと描いて欲しい、という感想が多いラストシーンでしたが、私には逆にそれがよく感じました。

その後アリエッティと翔がどうなっていくかを感じさせるものはありませんでしたが、昇る朝日が2人の明るい未来を暗示しつつ、切ない雰囲気を演出しているところが好きでした。

 

ただジブリ作品にはよく言われることですが、有名俳優を声優に使うのはかんべんしてほしいです。

映画の中でその顔が出てきてしまい、話に集中できないので。

期待し過ぎなければ十分に楽しめます。まだ見ていない方は一度見ることをオススメします。

まとめ

「借りぐらしのアリエッティ」がつまらない、面白くないと感じる理由は

  • ストーリーが単調で盛り上がりがない
  • これと言った特徴がない
  • 「借りぐらし」に納得できない
  • 最後・エンディングがスッキリしない

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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