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地獄楽の画眉丸と佐切は最後に恋愛になる？出会いから結末までを解説

地獄楽
2023.02.07

ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で連載されていた「地獄楽」に登場する主人公の画眉丸（がびまる）と死刑執行人の山田浅ェ門佐切（やまだあさえもんさぎり）。

2人は死罪人と死刑執行人の関係性として行動を共にしていますが、やがて恋愛関係に発展するんじゃないかと言う声があります。

そして2人の出会いから結末までについても興味がある人は多いはず。

この記事では画眉丸と佐切は恋愛関係になるのか？

出会いから結末までについて注目していきます。

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画眉丸と山田浅ェ門佐切の関係を出会いから解説

まずは画眉丸と佐切の関係を出会いから解説していきます。

果たして、どんな関係性になっていったのでしょうか！？

死罪人と死刑執行人の関係から始まる

まず画眉丸と佐切の関係は死罪人と死刑執行人の関係から始まりました。

画眉丸は石隠れの里から抜け出そうとしていましたが、その生で仲間に裏切られて役人に捕まり、死刑されるのを待つだけでしたが何故か首を切断する事が出来なかったのです。

佐切は彼から話を聞きながら調書を取っていました。

しかし、死にたがっている画眉丸を処刑する事が出来なかったので、幕府からの命令で佐切が死刑執行人として斬ることになってから運命が変わろうとしていたのです。

 

佐切は斬ろうと刃を振るうも、死にたがっている画眉丸は何故か回避。

それからも回避していくうちに佐切に妻の結の存在があるから生きたがっていると暴露されます。

そして画眉丸も本当は結と普通の暮らしをしたい事を本音を口にしつつも、里の事情でそれが出来ないことに達観もしていました（第1巻第1話）。

不老不死の仙薬探しに参加

そんな画眉丸に対し、佐切はある島へと向かい、不老不死の仙薬を得ることが出来れば、幕府から無罪放免で娑婆に出られる公儀御免状をもらえると言います。

そもそも佐切がやって来たのも、連れていくのに相応しい人間を探すためであり、その人間が画眉丸だと確信。

それ故に提案をすると共に結の現状を聞かせたら、画眉丸はその気になりました。

佐切は画眉丸の生き様を見届けることに

佐切は画眉丸と行動を共にする事で、彼の生きざまを見届けることにしました。

佐切は迷うこと無く刀を振り下ろして罪人を断罪する父親の剣技を会得したいため、処刑執行人になったのです。

しかし、佐切は成長して実際に人を処断する事になった際、刀に恐怖や迷いが生じ、父親みたいに斬れませんでした。

そして画眉丸が敵を始末する様子や背負うものが増えると言う物言いから、自分には殺した人間の命を背負う覚悟が足りなかったと理解します（第1巻第2話）。

 

その後、画眉丸と戦う事になった際、彼が里の長の強くなければ守れない、という強迫観念と結への情に苦しんでいるのを垣間見ます。

画眉丸のおかげで自分の弱さを向き合えたのもあり、佐切は自分が犯した罪を反省し、生きようともがく画眉丸の生きざまを見届けようと決めました（第1話第5話）。

佐切の心は次第に変化していく

画眉丸と行動を共にしていくなかで、佐切の心境に変化が生じてきました。

最初は本当に死罪人と死刑執行人の関係性でしたが、島に上陸してからのぶつかり合いで徐々に変化。

結のためとは言え、戦って戦って戦い抜き、休むこと無く、会得したタオの使い過ぎで記憶が欠落しても戦おうとする画眉丸を心配してもいました。

兄の士遠からも好意があるのではないかと聞かれた際に、すぐさま否定したのです。

 

ただ記憶が欠落している様子にも即座に気づけたりする事からも、佐切の中で本当に特別な存在になっていた証と言えるのではないでしょうか。

シジャとの戦いでも、画眉丸だけじゃなくここにいる誰とでも時代が違えば、親しくなれたかもしれないと断言。

リエンとの戦いでも最後まで立ち向かい、息があったコンビネーションで追い詰めて勝利する事が出来ました。

完全に死罪人と死刑執行人の関係を超えて、死線を共に潜り抜けて来た同志のような関係性になったのです。

 

「地獄楽」画眉丸と佐切は最後に恋愛関係になる？

そして画眉丸と佐切は最後に恋愛関係になるのかどうかについて解説していきます。

果たして、本当に恋愛関係になったのでしょうか！？

恋愛関係にはならない

結論を言いますと、恋愛関係にはなりません。

画眉丸には、どんな相手も慈悲なく始末する”がらんどうの画眉丸”から”普通の画眉丸”に戻してくれた妻の結という存在がいます。

同じ死罪人のくのいちの杠（ゆずりは）は、里の長の幻術で見せられた幻なんじゃないかと疑っていましたが、画眉丸は確定こそしなかったが彼女の存在を感じていたのです。

 

そして島から戻って来た画眉丸は、尼寺で結と再会。

このことからも結と言う存在はいましたし、佐切も上記で述べたように恋愛感情は無いと断言していたので、恋人関係ではないのは間違いありません。

もし恋愛感情があったとすれば、佐切がしようとしているのは略奪なので、真面目な彼女がそんな真似はしないでしょう。

それ故に2人の関係は作中を通じて言うならば戦友と言う言葉が相応しいかもしれません。

戦友以上恋人未満と言ったところでしょう。

佐切の画眉丸への想いは敬意？

そして佐切の画眉丸への想いは敬意ではないでしょうか。

これまで佐切は多くの犯罪者や死罪人を見てきて、どれもこれも己の事しか考えない者ばかりでした。

しかし画眉丸は結のために動いていて、自分が殺めて来た者達の命も背負っていました。

そのことを知った佐切は画眉丸に敬意を持つようになり、危険な目に遭いながらも画眉丸を最後まで支え続けたのです。

最後に佐切は画眉丸夫妻に会いに行く

第13巻第127話で佐切は杠と共に画眉丸と結に会いに行きました。

画眉丸は熟睡していたので、結と共にガールズトーク。

結からは生き別れて再会した姉妹みたいと言われ、感動している様子を見せました。

結の言葉からも、もしかしたら彼女がいなかったら画眉丸と佐切は結ばれていたかもしれません。

 

まとめ

画眉丸と佐切は恋愛関係になるのか、出会いから結末までについて解説してきました。

  • 画眉丸と佐切は最初は死罪人と死刑執行人の立場でしたが、島での戦いを通じて変化していく
  • 画眉丸には結と言う妻がいたので、恋愛関係にはならなかったものの、結がいなかったらなっていたかもしれない

最後まで読んでいただきありがとうございました！

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