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トトロ/墓道・すなどネコバスの行き先一覧!病院の字が逆さまの理由についても

となりのトトロ

「となりのトトロ」は、昭和30年代の日本の田舎を舞台に、引っ越してきたサツキとメイの姉妹が、不思議な森の生き物「トトロ」と出会い、心温まる冒険を繰り広げる物語です。

そんな中、ただの移動手段ではなく、サツキとメイを助け、独特な行き先表示がその不思議さを際立たせているネコバス。

映画の中で、サツキを乗せたネコバスは「七国山病院」や「墓道」、「す」といった行き先を表示しますが、その表示には、現実世界とは少し異なる要素が含まれています。

特に「病院」の文字が逆さまに表示されるシーンは印象的で、多くのファンの関心を引きました。

この記事では、ネコバスが表示する行き先の一覧や、なぜ「病院」の文字が逆さまに表示されたのか、その理由について詳しく解説します。

 

となりのトトロ/ネコバスの正体

ネコバスの正体は化け猫

「となりのトトロ」に登場するネコバスは、伝承に基づいた化け猫の一種。

日本の民間伝承には、年を取った猫が化けて人間や他の姿に変わるという「化け猫」や「猫又」と呼ばれる存在があります。

ネコバスはその伝承をもとに、猫がバスの姿に変化したものとして描かれていますね。

昔はカゴ屋に化けていた

昔はカゴ屋(駕籠)に化けていたとされています。

かご屋とは、昔の日本で人を乗せて運ぶための「かご(籠)」を運ぶ職業。

かごは江戸時代などにおいて交通手段として使われており、かご屋は人を目的地まで運ぶ役割を担っていました。

現代で言うタクシーのような役割ですね。

時代の背景に合わせて、バスが普及するようになってから、かご屋からバスを真似るようになり、人を運ぶようになったとされています。

宮崎駿監督によれば、つまり、「日本の神様は新しいもの好き」ということで、時代に合わせて姿を変えたという設定ですね。

トトロがネコバスを使える理由

トトロがネコバスを使える理由は、ネコバスもトトロと同じ「自然の精霊」のような存在だからです。

映画の中では、トトロは自然の中で暮らす神秘的な存在として描かれており、ネコバスもまた同様に不思議な能力を持った存在。

二者は、現実の人間の世界とは異なる「精霊の世界」に属しており、その世界では自然にコミュニケーションができるものと考えられますね。

またネコバスがトトロの世界で特別な存在であり、困っている人々を助けるために現れます。

こうして、トトロは緊急時にネコバスを呼ぶことができ、サツキがメイを探す際にネコバスを呼び寄せました。

 

となりのトトロ/墓道・すなどネコバスの行き先一覧!

塚盛から「す」まで行き先は9か所

ネコバスの行き先は、塚森から「す」まで全部で9か所です。

塚森」、「長沢」、「三ツ塚」、「墓道」、「大社」、「牛沼」、「めい」、「七国山病院」、そして最後に「」。

具体的には、まず、サツキがめいを探し、トトロがネコバスを呼んだ際に、一瞬だけ「塚森」、「長沢」、「三ツ塚」、「墓道」、「大社」、「牛沼」「めい」まで順番にスクロール表示されます。

めいを見つけた後、「七国山病院」と表示し、病院まで出発し、無事お母さんのところへ。

そして、最後に、ネコバスは、家まで送り届けてくれた後に「す」と表示され、消えていきます。

所沢市には牛沼という地名が実在する

所沢市には「牛沼」という地名が実在。

牛沼は埼玉県所沢市の大字で、かつての入間郡牛沼村にあたります。

この地名は、長栄寺閻魔堂付近にあった沼が牛の形をしていたことから名付けられたとされていますね。

現在も牛沼という名前は地名として残っており、所沢市内には牛沼小学校も存在します。

さつきを安心させるために「めい」と表示した<h3>

ネコバスが「めい」と表示した理由は、サツキを安心させるため。

行方不明になったメイを探すためにサツキがネコバスに乗った際、ネコバスは行き先を「めい」と表示しました。

これにより、サツキはメイの元へ向かっていることが確信でき、安心感を得られる演出となっていますね。

最後の「す」は「巣」だと考えらえる

ネコバスの最後の行き先表示「す」は、ネコバスの“巣”の意味。

サツキとメイを無事に自宅に送り届けた後、ネコバスは「す」と表示して自分の巣に戻ることを示しています。

この「す」は、ネコバスが一日の仕事を終えて帰る場所であり、バスとしての終点を表していますね。

病院の字が逆さまの理由

七国山病院の院の部分が上下逆さまだった

ネコバスに表示される、七国山病院の院の部分が上下逆さまになっていました。

それは、ネコバスがめいを見つけてくれた後、
めいが迷子になったのは、お母さんのところにトウモロコシを届けに行きたかったからだと聞いた後のシーン。

この時、ネコバスの表示が「めい」から「七国山病院」に切り替わり、次は病院まで連れて行ってくれるとわかるのですが、その病院の「院」の文字が逆さまだったのです。

理由は不明

ネコバスの行き先表示で「七国山病院」の「院」の文字が逆さまになっている理由については、明確な公式説明がないため、不明です。

ただし、ネコバスが妖怪であり、人間の文字を完全には理解していないため、文字が逆さまになってしまったという説があります。

このような細かい演出は、スタジオジブリの作品におけるユーモアや独特の世界観を表現していると考えられますよね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「トトロ/墓道・すなどネコバスの行き先一覧!病院の字が逆さまの理由についても」でした。

となりのトトロ/ネコバスの正体

  • ネコバスの正体は化け猫
  • 昔はカゴ屋に化けていた
  • トトロがネコバスを使える理由は、二者は自然の精霊だから

となりのトトロ/墓道・すなどネコバスの行き先一覧!

  • 塚盛からすまで行き先は9か所
  • 所沢市には牛沼という地名が実在する
  • さつきを安心させるためにめいと表示した
  • 最後のすは巣だと考えらえる

病院の字が逆さまの理由

  • 七国山病院の院の部分が上下逆さまだったが理由は不明

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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