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となりのトトロは赤字で大失敗だった?興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1?

となりのトトロ

スタジオジブリの名作「となりのトトロ」は、その愛らしいキャラクターと心温まる物語で、今では多くの人々に親しまれています。

しかし1988年公開当初は予想外の結果となり、赤字を出してしまった本作。

今や世代を超えて愛されている人気作品なのになぜ赤字に?

興行収入が「千と千尋の神隠し」と比べて27分の1だったって本当なのか?

今回この記事では、「となりのトトロ」は赤字で大失敗だったのか?

興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1だったのかについて、深く核心に迫り解説していきたいと思います。

 

映画となりのトトロは赤字で大失敗だった?

となりのトトロの興行収入は約11.7億円

「となりのトトロ」の初公開時の興行収入は約11.7億円。

当時は同時上映された「火垂るの墓」と共に公開されましたが、初めての公開時には大ヒットとはなりませんでした。

観客が少なく5.9億円の赤字を出して大コケした

「となりのトトロ」は観客が少なく、5.9億円の赤字を出して大コケしました。

理由は、同時上映された「火垂るの墓」も非常にシリアスな内容で、家族向け映画として広く受け入れられるには時間がかかったため。

製作費を回収できず、赤字を出したと言われています。

トトロの赤字を取り戻すため魔女宅が制作された

トトロの赤字を取り戻すために、直後に「魔女の宅急便」が制作されました。

「となりのトトロ」が公開当初に赤字を出したため、スタジオジブリは次回作での成功が必要でした。

そこで商業的により成功を期待できる作品として、「魔女の宅急便」を採用。

結果的に、この作品が宮崎駿監督が手掛け、スタジオジブリの中でも最初に本格的にヒットした作品になりました。

「魔女の宅急便」は1989年に公開され、大ヒットを記録。

最終的に興行収入は約21.5億円に達し、スタジオジブリにとって大きな成功となりました。

 

その結果、「となりのトトロ」で出た赤字を補うだけでなく、ジブリの経済的基盤が強化され、後の作品制作にも大きく貢献。

「魔女の宅急便」は若い魔女の成長を描く親しみやすいストーリーで、子どもから大人まで幅広い層に支持されています。

テレビ放送されたことで人気作品に

「となりのトトロ」は、テレビ放送されたことで人気作品に。

1989年にテレビで初めて放送されたことで多くの家庭に浸透し、視聴者から大きな反響を得ました。

特に家庭向けに親しみやすい内容やキャラクターが評価され、子どもたちを中心に人気爆発。

グッズも売れてトトロはジブリの代表作品に

テレビ放送の後、関連グッズが大ヒットし、ジブリの代表作としての地位を確立することに繋がりました。

特に、トトロやネコバスなどのキャラクターグッズは非常に人気となり、ぬいぐるみ、文房具、衣料品など多岐にわたる商品を展開。

ビデオやDVDの販売も好調で、作品はロングセラーとなりました。

これらのグッズの売り上げが、作品の収益を大きく補い、スタジオジブリの経済的な基盤を支える一助に。

 

こうしたグッズの成功は、ジブリ作品全体のブランド力を強化し、次回作以降の作品に対する期待や支持も高める結果になりました。

グッズの販売による収益とテレビ放送での人気の拡大が相まって、『となりのトトロ』は今ではジブリの象徴的な作品として位置付けられていますね。

 

となりのトトロの興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1?

千と千尋の神隠しの興行収入は316.8億円

「千と千尋の神隠し」の興行収入は316.8億円。

この記録により、日本映画史上最高の興行収入を誇る作品となりました。

世界的にも高い評価を受けた「千と千尋の神隠し」は、アカデミー賞の長編アニメ映画賞を受賞するなど、国内外で大きな成功を収めた作品に。

となりのトトロの興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1

「となりのトトロ」の初公開時の興行収入は約11.7億円で、一方で「千と千尋の神隠し」は約316億円を記録しました。

2作品を比較すると、「となりのトトロ」の興行収入は「千と千尋の神隠し」の約27分の1。

商業的な成功は、「千と千尋の神隠し」の方が圧倒的。

 

しかし長期的な人気としては「となりのトトロ」はキャラクターの魅力やグッズ展開もあり、日本国内での長期的な人気が非常に高いもの。

世界的な知名度では「千と千尋」が優れていますが、国内では「トトロ」も根強い支持を受けています。

どちらもジブリの象徴的な作品として、それぞれの成功と人気を築いていますよね。

ナウシカ・ラピュタも興行収入は振るわなかった

「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」も、初公開時の興行収入はそれほど振るわず、期待されたほどのヒットにはなりませんでした。

風の谷のナウシカ

1984年に公開された「風の谷のナウシカ」は、現在では高く評価されていますが、公開当時の興行収入は約7.4億円。

商業的には大ヒットとまではいかず、赤字ではないものの、爆発的な成功を収めるには至りませんでした。

しかし、後にテレビ放送やビデオ販売を通じて徐々に人気が広がり、スタジオジブリの知名度を高める重要な作品に。

天空の城ラピュタ

1986年公開の「天空の城ラピュタ」も、初公開時の興行収入は約5.8億円と振るわず、商業的には大きな成功とはなりませんでした。

ただし、こちらも公開後のテレビ放送やビデオ販売を通じて、ジブリファンの間で人気が高まり、特に「バルス」のシーンは日本の文化的な現象として語り継がれるほどにまで成長。

これらの作品は、公開当初は爆発的なヒットとはならなかったものの、後にテレビやビデオの普及とともに人気が拡大し、ジブリ作品の代表作として現在では愛され続けています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「となりのトトロは赤字で大失敗だった?興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1?」でした。

映画となりのトトロは赤字で大失敗だった?

  • トトロの興行収入は約11.7億円
  • 観客が少なく5.9億円の赤字を出して大コケした
  • トトロの赤字を取り戻すため魔女宅が制作された
  • テレビ放送されたことで人気作品に
  • グッズも売れてジブリの代表作品になった

となりのトトロの興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1?

  • 千と千尋の神隠しの興行収入は316.8億円
  • となりのトトロの興行収入は千と千尋の神隠しの27分の1
  • ナウシカ・ラピュタも興行収入は振るわなかった

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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