「となりのトトロ」に登場するカンタのおばあちゃんは、物語の中で、サツキとメイの新しい生活を手助けするおばあちゃんの優しさが印象的で、懐かしい田舎の風景に欠かせない存在。
その話し方には、どこか親しみやすく温かみのある訛りが感じられます。
しかし、実際にどの地方の方言なのか気になった方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、カンタのおばあちゃんの方言や訛りはどの地方なのか、何弁なのか、考察し、解説していきたいと思います。
目次
となりのトトロ/カンタのおばあちゃんの方言や訛りはどの地方で何弁?
ばあちゃん役の #北林谷栄🗣️さんは、若い頃から老婆役を得意とした名女優。「#風の谷のナウシカ」の大ババ役をオファーした際はスケジュールが合わず、今回が念願の出演となりました。第一声から役作りが完璧で、#宮﨑監督🎬を「のけぞった!」と笑顔にさせたと言います。👉続く pic.twitter.com/DU0GtrZy0U
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トトロの舞台は埼玉県所沢市
映画「となりのトトロ」の舞台は、埼玉県所沢市にある狭山丘陵がモデル。
この地域は「トトロの森」とも呼ばれ、豊かな自然が広がっています。
劇中に登場する「狭山茶」の箱も、この地域を示唆。
実際に今では、クロスケの家などトトロの聖地巡礼ができる散策コースもありますよね。
おばあちゃんの方言が所沢付近という確証はない
しかし、おばあちゃんの方言が所沢付近という確証はないです。
所沢の方言には「しぇー」や「へだら」などの特徴がありますが、映画内で使用されている方言が具体的に所沢のものと一致していません。
そして、所沢周辺の方言としては、「べえ」が末尾につく言葉が多いことが知られていますね。
どの地域の方言・訛りかもわからない
聞く限りでは、どの地域の方言・訛りかもわからないのが結論。
彼女の話し方には「んだ」「~け」「そったら」といった表現が含まれ、東北地方や北海道の方言を思わせますが、具体的な地方に限定されているわけではありません。
このイントネーションはキャラクターの個性を表現するために選ばれたものだそう。
おばあちゃん役の声優・北林谷栄さんがイントネーションを考案
実はこのおばあちゃんのイントネーションは、おばあちゃん役の声優・北林谷栄さんが独自に作り上げたもので、特定の地域の方言に基づくものではないことが判明。
北林さん自身が「絵に描かれているのとは違うイメージでやりたい」と語っていて、キャラクターに親しみやすさを与えるために使われており、特定の地域に限定されないような配慮がされているんです。
「となりのトトロ」おばあちゃんのセリフ5選
メイ「メイがとったトンモコロシ、お母さんにあげるの!」#となりのトトロ #金曜ロードショー #夏はジブリ pic.twitter.com/tjaF6Bdc4e
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小ちぇー頃にはわしにも見えたが…そうか、あんたらにも見えたんけぇ
まず、初めにおばあちゃんのセリフで印象的なのは、「小ちぇー頃にはわしにも見えたが…そうか、あんたらにも見えたんけぇ。」です。
サツキとメイが新しい家で「まっくろくろすけ」(ススワタリ)を見つけた後のシーン。
おばあちゃんは、自分も子供の頃に同じようなものが見えたと語り、サツキとメイに共感を示しています。
このセリフは、子供だけが持つ特別な視点や感受性を象徴していますよね。
そりゃエライよなー。よろしく言っとくれーっ
次のおばあちゃんの名セリフは、「そりゃエライよなー。よろしく言っとくれーっ」です。
サツキとメイが父親と一緒に、母のお見舞いに行く際に、畑仕事をしているおばあちゃんにそのことを伝えるシーン。
このセリフは、サツキたちが母を見舞うことを褒める意味で使われています。
いつも声をかけてくれるおばあちゃんは、優しいですね。
お天道さまいっぱいあびてっから身体にもいいんだ
次にご紹介するセリフは、「お天道さまいっぱいあびてっから身体にもいいんだ」です。
サツキとメイが畑でおばあちゃんの作った野菜の収穫を手伝い、その後みんなで食事をするシーン。
このセリフは、おばあちゃんが自分の畑で育てた野菜が太陽の光をたくさん浴びているため、健康に良いと説明しています。
おばあちゃんならではの教えが胸をポカポカさせてくれますね。
ばあちゃんの畑のもんを食べりゃすぐ元気になっちゃうよ
背景の光✨の変化で昼間から夕方への時間🕑の変化を表現しているシーンの中で、敢えて光が当たっている部分と影の部分のコントラストをハッキリと表現している井戸端のシーン。👉続く pic.twitter.com/InIwyLwXgf
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次は、「ばあちゃんの畑のもんを食べりゃすぐ元気になっちゃうよ」と言う場面。
サツキとメイが母親の病気を心配している時に、おばあちゃんが彼女たちを励ますシーンです。
このセリフは、おばあちゃんが自分の育てた野菜が健康に良いと信じており、それを食べれば元気になるとサツキとメイに伝えて、彼女たちを安心させようとしているところ。
昔の人は、何でも自分のする事に自信を持ってやっていたのでしょうね。
現代も見習わなければならないと思わせてくれるセリフです。
バス停にもいなかったけ?
最後は、「バス停にもいなかったけ?」というセリフです。
メイが迷子になった際のシーン。
サツキがメイを探している時に、おばあちゃんはメイがバス停にいるかもしれないと考え、サツキにそのことを確認するためにこのセリフを発します。
この場面は、地域の人々が協力してメイを探している緊迫した状況を描いていましたね。
人情味がある優しいおばあちゃんを上手く演じてくれていて、なおかつ、おばあちゃんを思い出させてくれる親近感は溜まりません。
これが、となりのトトロの魅力の1つですよね。
まとめ
明日よる9️⃣時⏰
🌳#となりのトトロ🌽今年の夏☀️は、メイにサツキに、そしてトトロに会えます😆宮﨑駿監督が贈る❗️いつまでも色褪せない傑作中の傑作✨
どうぞご家族みんなでひと夏の体験を🤗#金曜ロードショー pic.twitter.com/EC5twq75Z2— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 21, 2024
いかがでしたでしょうか。
「トトロ/カンタのおばあちゃんの方言や訛りはどの地方?何弁なのか考察」でした。
となりのトトロ/カンタのおばあちゃんの方言や訛りはどの地方で何弁?
- トトロの舞台は埼玉県所沢市
- おばあちゃんの方言が所沢付近という確証はない
- どの地域の方言・訛りかもわからない
- おばあちゃん役の声優・北林谷栄さんがイントネーションを考案
おばあちゃんのセリフ5選
- 小ちぇー頃にはわしにも見えたが…そうか、あんたらにも見えたんけぇ
- そりゃエライよなー。よろしく言っとくれーっ
- お天道さまいっぱいあびてっから身体にもいいんだ
- ばあちゃんの畑のもんを食べりゃすぐ元気になっちゃうよ
- バス停にもいなかったけ?
最後まで読んでいただきありがとうございました!