「となりのトトロ」は、田舎の豊かな自然を舞台に、サツキとメイの姉妹が不思議な生き物トトロと出会う心温まる物語。
その中で、さつきとカンタは、お互いに助け合いながら友情を育んでいきます。
では、10年後の2人はどうなっているのでしょうか?
子ども時代の絆が大人になっても続き、結婚して家族を築いているのか?
それとも別々の道を進んでいるのか?
今回は、そんなさつきとカンタの10年後の未来は結婚しているのか?
さらに子供もいるのかどうかについても考察していきます。
目次
となりのトトロ/さつきとかんたの関係
カンタ「ん…ん…ん…」#となりのトトロ #金曜ロードショー #夏はジブリ pic.twitter.com/COwPzBXa3F
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かんたはさつきのことが気になっている
物語の描写から、かんたはさつきのことが気になっていることが伺えますよね。
まず初対面でのシーンでは、最初カンタはサツキに対して「べー」や「おまえんち、おばけやしきー」などぶっきらぼうな態度。
これは恥ずかしさや照れくささを隠すためで、彼がサツキに興味を持っていることを示唆していると考えられます。
そして、雨の中、サツキがバス停で父親を待っている時に、何も言わずに彼女に傘を貸すカンタ。
この行動は、彼がサツキを気にかけている証拠です。
普段は照れ隠しにそっけない態度を取っていても、実際には優しい心配りを見せていますよね。
作品後半ではかんたはさつきを支えるようになる
作品後半では、かんたはさつきを支えるようになります。
サツキが母親の容態を確認するためにカンタの家の電話を借りる場面でも、カンタはサツキを助けるために協力的な姿勢を見せます。
これも彼がサツキを気にかけていることを示す重要なシーン。
メイを探すシーンでは、カンタは一緒に協力して探してくれました。
「俺が変わりに七国山行ってやるから、お前は家に戻れ」ともサツキを気遣う場面も。
メイのサンダルらしきものが見つかった時も、「まだ、メイのものと決まってないぞー」と
心配させまいとしています。
このように「大丈夫だから。安心しろ」と言わんばかりのセリフが見られましたね。
かんたはさつきが好き?
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カンタはさつきの事が好きだと考察します。
直接的な表現はありませんが、上記でも記しました通り、カンタの態度や行動からは、彼がサツキに対して好意を抱いている可能性が高いと考えられますよね。
物語の序盤でそっけない態度をとっていたことは、子どもが好きな相手に対して恥ずかしさから素直になれないことが多いため、その気持ちの表れかもしれません。
カンタは雨の日に傘を貸したり、サツキが困ったときに助けようとするなど、彼女を気にかけている行動も。
普段は無口で不器用な彼が、さりげなくサツキに対して優しさを見せるのは、彼なりの好意の表現とも考えられますよね。
このように、照れ隠しの裏に彼の気持ちが見え隠れしており、特に子どもらしい素朴な感情が表現されていて、恋愛感情に近いものが含まれていることがわかります。
さつきはかんたをどう見ている?
さつきはカンタに恋愛感情はないと考えられます。
なぜなら、さつきにとってカンタは、同じ村に住む同年代の男の子として認識されていますが、恋愛感情を抱いているようには描かれていないから。
さつきはカンタに対して感謝や友情の気持ちを持っていることは伺えます。
しかし、物語全体を通じて、サツキは家族のことや母親の病状を心配することで精一杯であり、カンタとの関係は主に助け合う友達として描かれていますよね。
「となりのトトロ」さつきとかんたの10年後を考察
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結婚していてほしいというファンの声は根強い
結婚していて欲しいというファンの声は根強いですね。
特に、2人の関係性に愛着を持つファンが多いのです。
子ども時代のさりげないやり取りや、困った時に助け合う姿を見て、2人が大人になった後に結婚しているという想像を楽しむファンが少なくありません。
このような想像は、作品の温かい雰囲気やキャラクターたちの絆が描かれているため、自然に生まれたもの。
ネット上でも、2人の未来を考えたり、「さつきとカンタが大人になったらどうなっているんだろう」
「結婚していて幸せになっていて欲しいなー」などという話題がしばしばファンの間で取り上げられ、2人の将来を期待する声が続いています。
筆者自身のさつきとカンタの10年後についての考察
さて、ここからは、筆者自身のさつきとカンタの10年後に関して、具体的に考察していきます。
「結婚して幸せに暮らしていて、2人子供がいて、カンタはさつきの尻にしかれている」と考察します。
作品のその後としては、カンタがさつきを好きな気持ちが続き、これからもさつきを助けていくような気がしましたね。
お互い信頼関係も構築していき、成長するにつれ、カンタは素直になり、告白し、さつきはいつも助けてくれるカンタを受け入れるというイメージが湧きます。
カンタは優しくて、やんちゃでおっちょこちょいなイメージで、さつきは常にしっかり者で思いやりがあり、行動力が抜群で楽しい事が好き。
10年後、さつきは毎日子育てや家事も一生懸命していて、カンタも少しさつきに怒られながら生活しているでしょう。
しかし、いざという時、カンタはさつきを支え家族を守るという良い夫婦のバランスの構図が想像できます。
縁側で家族仲良く子供達も含め笑っている様子も。
2人とも幸せになっていて欲しいですね。
それぞれ別の道に進んだという考察もできる
作品の中で彼らが将来どうなるかについては明示されていないため、それぞれ別の道に進んだという事も考察ができます。
さつきは、母親の病気や家族を気にかけるしっかり者で、責任感が強く、メイの世話も積極的に行い、家族を第一に考えているキャラクター。
そんなさつきは将来、学業や仕事などでさらに自立していく可能性が高く、都会に出て進学や仕事に打ち込む道を選ぶことも考えられます。
一方、カンタは地元の農村での生活を大切にしているように描かれていますよね。
彼の家庭や環境を見ても、農作業や地域社会に根付いた生活を続ける可能性があり、サツキとは異なる環境に身を置くことが考えられます。
さつきにとってカンタは、強い友情の絆で結ばれている事は大人になっても変わらず、何かあると良き相談相手になっている可能性も。
カンタは片思いはずっと続いていて、それに気づかないさつき・・・。という展開も有り得るかもしれません。
2人の将来をどのように想像するかは、視聴者やファンそれぞれの解釈に委ねられている事も、それもとなりのトトロの楽しみ方の1つですね。
まとめ
「となりのトトロ」の公開は1988年4月。オープニング曲「さんぽ」の作詞は、児童書「いやいやえん」や「ぐりとぐら」の中川李枝子さん。絵本を読み衝撃を受けた宮﨑駿監督のたっての希望で作詞をお願いし「トトロ」の制作時に作られた「イメージアルバム」の為に全6曲の詞が書き下ろされました👉続く pic.twitter.com/L4C9B8dIaU
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いかがでしたでしょうか。
『トトロ/さつきとかんたの10年後は?結婚して子どもがいるのか考察』でした。
となりのトトロ/さつきとかんたの関係
- かんたはさつきのことが気になっている
- 作品後半ではかんたはさつきを支えるようになる
- かんたはさつきが好きだと思われる
- さつきはかんたに恋愛感情はないと思われる
さつきとかんたの10年後を考察
- 結婚していてほしいというファンの声は根強い
- さつきとカンタの10年後に結婚していると考察できるが、それぞれ別の道に進んだとも考えられる
最後まで読んでいただきありがとうございました!