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ノーガンズライフのヴィクターの正体は何者?レフティなど操る拡張体についても

ノーガンズライフ

ノーガンズライフ」に登場するヴィクター

いろいろな拡張体を操り、メアリーや十三の前に姿を現しますが、本体はなかなか姿を見せないので、一体どんな人物なのかわかりにくいですよね。

そこでこの記事ではヴィクターの正体について以下の点から解説していきます。

  • ヴィクターの生い立ち、経歴
  • レフティなどヴィクターが操る拡張体
  • ヴィクター本人はどこにいるのか?

 

「ノーガンズライフ」ヴィクターの正体は何者?生い立ち・経歴まとめ

ヴィクターはメアリーの兄ですが、どんな人生を歩んできたのか、幼少期から解説します。

ヴィクターの幼少期

ヴィクターとメアリーは孤児で、エメットという整備士に引き取られ育てられます。

後継ぎが欲しかったエメットは器用なヴィクターに仕事を任せるようになりますが、世に出たばかりの拡張技術にヴィクターが興味を持ち始めると、エメットとヴィクターの関係はおかしくなります。

メアリーに虐待したり、仕事をしなくなったり、とエメットの生活は荒んでいきます。

そんなある時、ヴィクターはメアリーに何も言わず姿を消します。

後でわかったことですが、このときヴィクターは拡張技術を磨くために軍に行きたいとエメットに伝えますが、エメットは代わりにメアリーを売リ払うと言います。

これを聞いたヴィクターはエメットを殺害し、メアリーには何も告げずに軍に行ったのです。

なお拡張技術に出会ったばかりのヴィクターは

この技術があれば大切なものを亡くした人達に失った以上のものを与えてあげることが出来るかもしれない

「ノーガンズライフ」単行本5巻より引用

とメアリーに言っていますが、その後も考えは変わっていません。

従軍技師時代のヴィクター

軍の研究施設に配属されたヴィクターは、兵士の救済と戦争の勝利につながる仕事にやりがいを感じていました。

やがてヴィクターは拡張体遠隔操作に従事するようになります。

しかし高い精度で拡張体を操作しつつ、操作体から痛みなどの情報を適度にフィードバックする技術の開発で壁にぶつかります。

この問題を解決するため、ヴィクターは「並列型補助脳」を開発。

2つの補助脳をつなぐことで補助脳の処理速度を大幅に向上させることに成功しますが、ヴィクター自ら被験体となり戦場での稼働実験を行うと、思わぬ結果になってしまいます。

新たな人格が本体を乗っ取り暴走

研究施設は燃え上がり、同僚たちはみな死体となっており、そこにはヴィクターの姿をした何者かが立っていました。

簡単に説明すると、補助脳がヴィクターの「思考の癖」を元に自律行動を始め、新たな人格を形成し、本体を乗っ取って暴走してしまったのです。

 

なお軍時代のヴィクターは十三の専門技師をしていました。

また相談屋としての十三の最初の客はヴィクターで、依頼内容は「メアリーを守ってくれ」でした。

補助脳から生まれた人格のその後は?

補助脳から生まれた新たな人格は、戦争で人を殺すために作られた拡張者の存在自体を自分の罪と判断し、その罪を償うために拡張者を消すべきだと考えます。

そして拡張技術に反対するスピッツベルゲンという組織に入り、拡張者に対するテロ行為を行うようになります。

ヴィクター本人は新たに生まれた人格を「自身が生み出した影」と形容しています。

拡張技術を知り尽くしている新たな人格はテロ活動で多くの拡張者を殺害。

相手の間合いに入るとすぐに拡張者を分解できるので「解体者」の異名を取ります。

一方ヴィクターの本体は、自ら身動きができない状態で、とある施設に収容されており、レフティを通して十三に自分の体にある並列型補助脳を壊すよう依頼します。

レフティなどヴィクターが操る拡張体まとめ

ヴィクターの元の体

ヴィクターは元々普通の体の持ち主。

メアリーにとってはやさしい兄で、メアリーは兄を探すために拡張技師になりました。

ヴィクター本人は拡張技術は必ずしも悪いと思ってはおらず、人の役に立つ面もあると考えています。

並列型補助脳から生まれた人格が操る拡張体

自律行動を始めた「並列型補助脳」が操作する拡張体がこれ。

ヴィクター曰く「自身が生み出した影」。

ヴィクター本人の記憶はたどっていますが、別の人格と言っていいほどヴィクター本人とは考えた方が違っています。

拡張者は自分が生み出した罪だと認識し、反拡張処理技術主義を唱えるテロ組織・スピッツベルゲンの実行部隊として、拡張者を次々と殺害しています。

拡張技術に詳しく、拡張者をあっという間にバラバラにできる能力を持っているため「解体者」とも呼ばれています。

名前はついていない

この拡張体には名前はついていませんが、「並列型補助脳」により操作されています。

メアリーは、この拡張体のことを「ヴィクターの偽物の方」と呼び、「たとえヴィクターと思考を共有していても、あなたはヴィクターじゃない!」と言っていました。

またべリューレンの荒吐炭造(あらはばきたんぞう)は、この拡張体を「ヴィクターの復体(ドッペルゲンガー)」と形容していました。

ただし、この拡張体はテロ活動など過激なことはせず、メアリーときちんとした会話をすることができます。

ヴィクター本人の意識が操るレフティ

左腕の拡張体・レフティはヴィクター本人が操っています。

話すことはできませんが、メアリーや十三にヴィクター本人のメッセージを送っています。

なおジョージ・マクマホンがダニー・ヨーに殺害された後、レフティはジョージの娘ローサを守っていました(単行本4巻、アニメ1期12話)。

ヴィクターの補助脳を壊せば「自身が生み出した影」はなくなるのか考察

ヴィクターの並列型補助脳を壊せば「自身が生み出した影」は活動を停止すると考えられます。

「自身が生み出した影」はヴィクターの記憶を元に、並列型補助脳が遠隔操作している拡張体です。

メアリーがハルモニエを

拡張体を「車体」とするなら補助脳は「運転席」

それで本人の意志が「運転手」って感じですかね

単行本1巻

と解説していまいた。

ヴィクターの「自身が生み出した影」の場合、並列型補助脳が「運転席」と「運転手」に相当すると考えられるので、補助脳が壊されれば「車体」は動かなくなることが予想できます。

ただ拡張体はなくなることはなく、活動が停止するだけだと考えられます。

ヴィクター本人が現在いる場所はどこ?

ネタバレになりますが、ヴィクター本人は拡張者専用収容所(ヴンダーベンダー)に収容されています。

ヴンダーヴェンダーの所長ヴァイオレット・ヴァレンタインは趣味で違法拡張体を蒐集しており、彼女のコレクションの中にヴィクターも入っています。

単行本8、9巻でヴンダーベンダーを訪れたメアリーはヴィクターと久しぶりの再会を果たしますが、ヴィクターの姿は予想していないものでした。

ヴィクターは「自身が生み出した影」を消すために、十三に自分の並列型補助脳を壊すよう依頼しますが、べリューレン社もヴィクターの並列型補助脳を狙っており、十三やメアリーはべリューレンが送り込んだ相手と戦うことになります。

ヴィクターのその後を知りたい方はぜひ単行本8,9巻でお楽しみください。

まとめ

この記事では「ノーガンズライフ」に登場するヴィクターについてまとめました。

  • 妹メアリーとともに養父に育てられたが、養父との関係が悪くなり、殺して軍に行った
  • 従軍技師として並列型補助脳の開発をするが、補助脳に人格を乗っ取られ、新たな人格が生まれてしまう
  • 新たな人格は拡張者を対象にテロ行為を行うようになる
  • ヴィクター本人はヴンダーベンダーに所長のコレクションとして収容されている

最後までご覧いただきありがとうございました!

 
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