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推しの子/黒川あかねは何に気づいた?知りすぎて危険が及ぶことはないのか

推しの子

「推しの子」に登場する黒川あかね。

天才的な演技力を持つ女優ですが、洞察力と考察力にも優れた能力を持っており、星野アイに隠し子がいるという設定を思いつくこともできます。

そんな黒川あかねは、主人公の一人・星野アクアが気づかないことを気づいてしまいます。

今回は黒川あかねを取り上げ、以下の2点を解説します。

  • 黒川あかねは何に気づいた?
  • 知りすぎたあかねに危険が及ぶことはないのか?

 

「推しの子」黒川あかねは何に気づいた?

あかねが気づいたことは托卵

さっそく結論ですが、黒川あかねが気づいたことは托卵(たくらん)の可能性です。

托卵とはこんな意味です。

鳥が他種の鳥の巣に卵を産み、抱卵・育雛 (いくすう) をさせる習性。日本ではホトトギス・カッコウ・ジュウイチ・ツツドリにみられる。

引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/word/

さらに詳しく解説していきます。

アクアは自分の父親が上原清十郎であることを突き止める

星野アイ殺害事件の黒幕(真犯人)を探しているアクアは、自分と姫川大輝の父親が同じ人物であることを突き止めます(7巻67話)。

DNA検査によると、アクアと姫川大輝は異母兄弟の可能性が高いというのです。

 

アクアは姫川大輝から話を聞くことに。

姫川大輝によると、

  • 姫川の父親:上原清十郎・・・売れない役者
  • 姫川の母親:姫川愛梨・・・昔の朝ドラでヒロインを務めた女優

上原清十郎は自分に才能がないことをコンプレックスに感じており、才能がある女優と男女の関係を持つことでコンプレックスをごまかしていたのでは、と姫川は推測。

姫川の話が本当なら、アクアの父親は上原清十郎ということになりますね。

上原清十郎はすでに死亡していた

上原清十郎はすでに死亡していました。

軽井沢のコテージで、妻の姫川愛梨と心中自殺をしていたのです。

復讐相手が死んだことを知ったアクアは普通に生きることを決意します。

あかねはアクアから復讐相手が死んだことを聞かされる

8巻72話、あかねはアクアから以下の話を聞かされます。

  • アクアはアイを殺した人物を芸能界で探していた
  • 犯人を捜すために、100人以上のDNA検査をした
  • 上原清十郎という父親が見つかったが、すでに死亡していた

アクアは「これで自由になった」と言いますが、あかねはアクアが気が付かないことに気付いてしまいます。

あかねはアクアが気づかない托卵の可能性に気づく

あかねはアクアが気づかない”抜け穴”に気が付きます。

姫川愛莉が不倫をしていたという可能性です。

姫川愛莉がアクアの実父と浮気をして、生まれた子どもが姫川大輝だったら!?

アイを殺したアクアの実父は、今でものうのうと生きている可能性は十分にあります。

 

アクアは心のどこかで復讐を終わりにして、楽になりたいと考えていたのかもしれません。

だから「こんな簡単な抜け穴に気づかない」とあかねは感じます。

その一方で、アイの復讐から解放されたアクアが、このまま何も気が付かずに平穏に過ごせていければいい、とあかねは心の中で願うのでした。

あかねはアクアの父親の正体にも気づく

洞察力・観察力が鋭い黒川あかねは、アクアの父親の正体についても気づくことになります。

新人俳優賞授賞式の直後、あかねは劇団ララライの金田一敏朗から、かつてララライに屈指の演技は俳優がいたことを聞かされます(10巻96話)。

 

ララライに残っている映像を見たあかねは、カミキヒカルという人物がアクアの父親であり、アイの相手であることを察知。

こうしてアカネはアクアよりも先に、アイ殺害の黒幕の正体を知ってしまうのでした。

 

黒川あかねは知りすぎて危険が及ぶことはないのか?

結論を書くと、アクアの父親(アイ殺害事件の黒幕)の正体を知った黒川あかねの身に危険が及びます。

詳しく解説します。

あかねはアクアの父親について調査を開始

アイの妊娠当時、カミキヒカルは15歳の中学生。

仮に自供を引き出せたとしても、当時未成年のカミキヒカルを実刑にすることはむずかしいはず。

アクアに復讐させてはいけない、と考えたあかねはカミキヒカルについて調べ始め、

  • 誕生日:7月27日
  • 出身地:神奈川県
  • 身長:178㎝
  • 劇団ララライに10歳~16歳まで所属するが、それ以降の活動は不明

以上のことを突き止めます(10巻97話)。

歩道橋の階段から突き落とされる

10巻97話、あかねはカミキヒカルを殺そうとしていました。

しかし横断歩道の階段から男に付き落されてしまいます。

アクアが助けてくれたので大事にいたらずに済みましたが、打ちどころが悪ければ死んでいても不思議ではない状況でした。

 

実はアクアはあかねのキーホルダーに発信機を取り付けて、あかねの動きを探っていました。

あかねが犯人について何か情報をつかむかもしれない、とアクアは考えたからです。

アクアのために行動すれば消される可能性がある

自分の復讐にあかねを巻き込みたくないアクアは、あかねに別れを告げて、自分一人でカミキヒカルに復讐することを決意(10巻98話)。

しかしアクアに代わってあかねが行動を起こせば、あかねが消される可能性は十分にあります。

あかねはアクアに罪を犯させたくはないでしょうから。

 

下の記事にあるように、あかねには死亡フラグが立っています。

あかねが死亡する可能性は十分にあります。

 

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まとめ

  • 黒川あかねが気が付いたのは托卵の可能性
  • 姫川愛莉が不倫の末に産んだ子が姫川大輝であり、上原清十郎がアクアの実父ではないことに気が付く
  • あかねはアクアの父親がカミキヒカルであることも突き止める
  • カミキヒカルを殺そうとしたあかねは、階段から男に突き落とされる
  • あかねがアクアに代わり、カミキヒカルに復讐しようとすれば消される可能性がある

最後までご覧いただきありがとうございました!

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