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千と千尋の神隠し/湯婆婆と銭婆は仲が悪い?ハンコを盗んだ理由についても

千と千尋の神隠し

2001年公開のアニメ映画「千と千尋の神隠し」。

宮崎駿監督の手による、独特の世界観が人気の作品です。

この物語において、重要な役割を持つキャラクターが湯婆婆と銭婆。

今回の記事では、千と千尋の神隠しに登場する湯婆婆と銭婆について解説します。

二人の仲の悪さや、湯婆婆が銭婆からハンコを盗もうとした理由についても考察していきますね。

ぜひ最後までお付き合いください!

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「千と千尋の神隠し」湯婆婆と銭婆は仲が悪い?

湯婆婆(ゆばーば)と銭婆(ぜにーば)は双子の姉妹

湯婆婆と銭婆は双子の姉妹。

銭婆が姉、湯婆婆が妹です。

2人とも魔女の力を持っています。

湯婆婆は千尋の両親を豚に変え、口から火を吐いたりもしていました。

銭婆の方は、普段は魔法を使わずに生活していますが、怒らせると怖い魔法使いであることがわかります。

作中では、ハクが追い詰められていましたね。

双子だが性格は大きく異なる

湯婆婆と銭婆は双子の姉妹ですが、性格には大きな違いが。

湯婆婆の方は、千に対して厳しく当たり、名前を奪ったり両親を人質にとったりと、意地悪で厳しい人物です。

一方で銭婆の方は、千に対して優しく接してくれています。

もっとも銭婆も、怒らせると怖い人物として知られているようですが。

また、湯婆婆が日常的に魔法を使って生活しているのに対し、銭婆はできるだけ魔法を使わずに生活しているようです。

魔法に対する向き合い方も違うわけですね。

胸元のイボの数で見分けられる

ちなみに、湯婆婆と銭婆は見た目が全く一緒ですが、胸元のイボの数に違いが。

湯婆婆のイボの数は1つ、銭婆のイボの数は4つです。

とはいえ、普通はそんなところにまで目は行きませんよね。

バカでかくてしわだらけの怖い顔に意識が集中してしまうので、気付かないのも仕方ありません。

姉妹の仲はすこぶる悪い

見た目は全く一緒の双子である湯婆婆と銭婆ですが、仲は非常に悪いです。

お互いにお互いを敵視して、近づかないようにしているようですね。

だから湯婆婆は、千やハクを銭婆の下へ向かわせたわけです。

湯婆婆と銭婆は、双子という近しい関係で、二人とも魔法使い。

だからこそ、考え方や生き方の違いがお互いに許せないのでしょうね。

湯婆婆と銭婆は、近しいけれど一番遠い、背中合わせの存在ということです。

 

湯婆婆が銭婆のハンコ(魔女の契約印)を盗んだ理由

魔女の契約印とは?

魔女の契約印については、作中で「契約を書き換えられるハンコ」と語られています。

千が迷い込んだ世界は、契約や誓いが重要な意味を持つ世界。

たとえ自分の意に添わなくても、一度契約し誓いを立ててしまえば自分でも破ることはできません。

湯婆婆ですら、過去の誓いに縛られているのです。

しかし、銭婆が持つハンコには契約を書き換える力があるようです。

ですが銭婆は、ハンコを所有していても使うつもりはないようですね。

ルールを破れる方法を持っていても、銭婆はルールに従っているわけです。

悪用するために湯婆婆はハクにハンコを盗ませた?

一方で湯婆婆は、ハンコを悪用する気でマンマン。

そのために、ハクにハンコを盗ませようとしたのでしょうね。

少なくとも窯爺は、湯婆婆がハンコを手にすると自分たちは奴隷にされてしまう、と言っていました。

 

つまり、ハンコを湯婆婆が手にすれば、窯爺たちが湯婆婆と結んだ「労働」の契約が、「隷属」の契約に変えられてしまう、というわけですね。

湯婆婆の普段の言動から考えても、湯婆婆がハンコを手にしたら、従業員にとってろくでもないことになるのは間違いなさそうです。

銭婆はハンコを盗みに来たハクに呪いをかけた

銭婆はハンコを盗みに来たハクに呪いをかけて、死ぬ寸前まで追い詰めています。

このあたりが銭婆の怖いところ。

銭婆はただ優しいだけのおばあさんではなく、ルールに従わない者や自分に手出しする者には容赦しない怖いおばあさんでもあるわけです。

千尋が気に入られたのは、ルールを守ろうと考えていたからに過ぎません。

ルールや契約で他者を縛りながら、自らそれを上書きしようとする湯婆婆が、銭婆と仲が悪いのも納得ですね。

 

まとめ

今回の記事では、「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆と銭婆について解説しました。

  • 湯婆婆と銭婆は双子の姉妹で、二人とも魔法使いだが仲は極めて 悪い
  • 湯婆婆は銭婆のハンコを盗み出し、契約を書き換えようとした
    銭婆はハンコを盗みに来たハクに呪いをかけて対抗している

千と千尋の神隠しにの物語で、湯婆婆と銭婆の存在はとても印象に残ります。

この二人の存在が、物語のひとつの軸になっていると言えるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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