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千と千尋の神隠し/坊の正体は?父親は誰なのかについても

千と千尋の神隠し

2001年に公開されたアニメ映画「千と千尋の神隠し」。

個性的なキャラクターが多数登場し、独特な世界観を描いている作品です。

そんなキャラクターたちのなかでも、謎に満ちた存在が「坊」。

今回の記事では、坊の正体について解説していきます。

坊の父親が誰なのかについても考察していきますね。

ぜひ最後までお読みください!

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「千と千尋の神隠し」坊の正体は何者?

坊の正体は湯婆婆の実の子ども

坊は、湯婆婆の実の子供。

しかし、坊の父親については作中では語られていません。

普通の親子関係なのかも疑われているんですね。

ですが、湯婆婆が坊を自分の子供として溺愛しているのは間違いありません。

もっとも、溺愛している割には、湯婆婆は坊の事をあまり良く理解してはいないようですが。

湯婆婆は、坊個人を見てはいなくて、「自分の子供」としてしか愛していない。

そんな風にも思えてしまいます。

年齢はわからない

坊の年齢については不明です。

見た目は幼子ですが、ふてぶてしい外見や言動から考えると、見た目通りの年齢ではない可能性も。

なにしろ、魔女である湯婆婆の息子ですからね。

なんらかの魔法をかけられていて、肉体的に成長しなくなっている、というのはあり得る話ではないでしょうか。

湯婆婆をなぜかばーばと呼ぶ

坊は、なぜか湯婆婆をばーばと読んでいます。

これも、普通の親子にしては少しおかしいですよね。

もっとも、湯婆婆の見た目から考えると、ばーばと呼ぶ方がしっくりくるのも確かなのですが。

見た目だけで見ると、二人の関係はどう見ても親子ではなく、祖母と孫。

むしろ、二人が親子であることが不思議に感じてしまいます。

性格はわがままだが臆病な一面も

坊はわがままな子供です。

湯婆婆が溺愛して、何でも望みを叶えてあげているからでしょうね。

結果として坊は、なんでも湯婆婆が何とかしてくれると考える、ワガママな子供に育ってしまいました。

同時に坊には、外に出るのを怖がるという臆病な面も。

典型的な、甘やかされて育った子供の姿ですね。

ねずみに変えられるが千尋と一緒に外の世界を経験

そんな坊ですが、作中では銭婆によって鼠に姿を変えられてしまい、千尋と一緒に外の世界で様々な経験をすることに。

坊は鼠に姿を変えられたことで、湯婆婆から離れて自立することができたんですね。

千と千尋の神隠しの物語は、千尋という「親二愛されていない子供」が自立する話であると同時に、坊という「親に愛され過ぎた子供」が自立する話でもあるわけです。

 

坊の父親は誰か考察

坊の父親が誰なのかは作中では語られていません。

次は、坊の父親は誰なのかについて考察していきましょう。

釜爺説

作中の登場人物で可能性が高いのは、やはり窯爺。

窯爺は油屋の従業員の中でも、湯婆婆と特に関係が深いように見えます。

銭婆についても詳しく知っているようでしたね。

湯婆婆と窯爺は、相当に長い付き合いのようですから、坊の父親が窯爺でも不思議ではありません。

おしら様説

油屋に客として通っているおしら様が坊の父親なのではないか、という説もあります。

根拠は、体型と服装が似ているから。

確かに、見た目で考えるとよく似ていますね。

油屋に通い詰めているおしら様ならば、湯婆婆との間に子供がいても不思議ではないでしょう。

頭説

湯婆婆の部屋にいる、頭だけの存在「頭」(かしら)が坊の父親ではないかという説も。

たしかに頭は湯婆婆の部屋にいるのだから、坊の父親だとしても不思議ではありません。

ただ、作中に登場する頭は、文字通り頭だけの存在。

あるいは、昔は頭以外の体もあった、という事でしょうか。

父親はおらず湯婆婆が魔法で生み出した説

父親はいなくて、坊は湯婆婆が魔法で生み出した子供である、という説もあります。

湯婆婆は、なんでも魔法で解決しようとしていました。

ならば、自分が愛する子供が欲しいと考えたら、魔法で創り出すのではないか。

湯婆婆なら、それくらいしてもおかしくない、というわけですね。

たしかに、作中での湯婆婆の姿から考えると、ありえそうな気もしますね。

 

まとめ

今回の記事では、坊の正体について解説し、坊の父親が誰なのかについて考察しました。

  • 坊は湯婆婆の子供でわがままだが臆病な性格
  • 銭婆に鼠に姿を変えられたことで自立への道を歩む事になる
  • 父親は不明で、様々な考察がされている

坊は、物語において千尋の裏返しの立ち位置にいるキャラクターです。

愛されていない千尋に対し、愛され過ぎている坊、というわけですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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