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トモダチゲーム四部誠の正体はもう1人の裏切り者?父親殺しや友罪裁判についても

トモダチゲーム

「トモダチゲーム」に登場する四部誠(しべまこと)

主人公・片切友一が所属するクラスで学級委員を務めています。

天然で軽薄な印象がある四部ですが、何となく憎めないキャラクター。

そんな四部誠の正体は、片切友一たちをトモダチゲームに誘い込んだ裏切り者なのでしょうか?

今回は四部誠を取り上げ、以下の3点についてネタバレありで解説します。

  • 四部誠は裏切り者なのか?
  • 四部誠は父親を殺したのか?
  • 四部誠は友罪裁判(ゆうざいさいばん)で無罪を勝ち取れるのか?

なおこの記事は単行本19巻までの内容に基づいています。

 

「トモダチゲーム」四部誠の基本情報

四部誠(しべまこと)のプロフィール

四部誠は片切友一が所属するクラスで学級委員を務める生徒。

イケメンでスポーツ万能ですが、軽薄で口が悪いことから、女子にはあまり人気がありません。

それでいて憎めないのですから、不思議なキャラクターと言えそうです。

「トモダチゲーム」は、学級員の四部誠と副学級員の沢良宜志法が集めた修学旅行費200万円を盗まれたことから、ストーリーが始まります。

両親は離婚し父親と二人暮らし

四部誠の父親は市議会議員を務めています。

家が裕福なため、四部は小さいころから金で苦労をした経験はなし。

そんな四部の両親は、四部が幼い頃に離婚。

両親が離婚したとき、四部は母親ではなく父親と生きていくことを選びます。

四部は母親が大好きなマザコンでしたが、初恋の相手である家政婦の宮部紗央莉(みやべさおり)の借金を減額するために、資産のある父親についていくことにしたのです。

このエピソードから四部誠は軽薄だけど、心優しい人物であることがわかります。

沢良宜志法に思いを寄せている

四部誠は沢良宜志法(さわらぎしほ)が大好き!

好きな気持を抑えきれず、志法に告白したことがありますが、断られてしまいます。

不意打ちでキスを迫ったことも!?

一方の志法は片切友一のことが好き。

したがって四部の恋愛は成就することはなさそうです(笑。

四部誠の正体はもう1人の裏切り者なのか

「トモダチゲーム」には裏切り者が2人いる

「トモダチゲーム」では、作品序盤から片切友一たちをトモダチゲームに誘い込んだ”真の裏切り者(黒幕)”がいるとされてきました。

そして大人のトモダチゲーム第2ゲーム後半戦のトモダチ殺し合いゲームに入り、友一たちのグループに裏切り者が2名いることが判明。

四部誠は2名いる裏切り者のうちの一人なのでしょうか?

一人目の裏切り者は心木ゆとり

まず、一人目の裏切り者は心木ゆとりです。

ストーリーが始まって以来、おとなしくて内気な心木ゆとりは裏切り者から最も遠い存在でした。

しかしトモダチ殺し合いゲームになると、ゆとりが裏切り者であることが沢良宜志法の調べで判明。

また、ゆとりはトモダチゲーム運営の一部とつながっていたことも明らかになります。

ゆとりがには何らかの目的があり、友一たちをトモダチゲームに誘い込んだとのこと。

ただし19巻終了時点では、ゆとりの目的は明らかになっていません。

四部誠はもう1人の裏切り者

ここでようやく結論ですが、四部誠はもう1人の裏切り者です。

作品序盤から、四部は片切友一たちを裏切るような行動を取っていませんでした。

大人のトモダチゲームに入っても、友一たちを裏切る素振りは見せません。

 

ですが、大人のトモダチゲーム第2ゲーム後半戦のトモダチ殺し合いゲームで、四部がもう1人の裏切り者であることは発覚。

四部は友一たちに敵対する行動を取るようになります。

四部はだまされていた可能性が

ただし四部誠は何者かにだまされ、結果的に友だちを裏切っていた可能性があります。

つまり最初から裏切ろうとしていたのではなく、知らないうちに友一や志法たちを裏切るように仕組まれていた可能性です。

 

なぜならトモダチ殺し合いゲーム途中までは四部は友一たちと行動を共にしてきたのに、敵である斯波真次(しばしんじ)から話を聞いた直後から、真次たちの味方をするようになったから。

真次の話を聞いた四部は「だったら俺はずっと騙されてたってことか?」とつぶやき、顔色はみるみると青ざめていったとのこと。                                                                                                                                                                                                                                    

四部が誰に、どのような形でだまされていたかは不明。

ですが知らず知らずのうちに裏切り者にされてしまったことは間違いないようです。

父親を殺したのは四部誠なのか?友罪裁判(ゆうざいさいばん)の結果を解説

四部誠の父親・四部正一が汚職で逮捕されます。

正一は釈放後、自宅で遺体となって発見。

四部誠は父親を殺したとして、トモダチゲーム友罪裁判(ゆうざいさいばん)にかけられることに。

父親を殺したのは四部なのでしょうか?

ここでは友罪裁判の過程と結果を解説します。

四部誠は無罪

結論を書くと、友罪裁判で四部誠は無罪を勝ち取ります。

友罪裁判で無罪を勝ち取るには、一週間以内に陪審員であるクラスメイトから1人70,000円を集めなければなりません。

70,000円とは修学旅行費と同じ金額。

修学旅行費を盗んだと疑われる四部のために、また修学旅行費を集めることは困難なことと思われましたが、片切友一の作戦により陪審員からお金を集めることに成功。

四部誠は無罪を勝ち取ります。

次からは、四部誠が友罪裁判で無罪になるまでの過程を解説します。

陰口スゴロクで父親の汚職が発覚

第2ゲームの陰口スゴロクで、市会議員・四部正一が汚職をしていることが暴露されます。

暴露をしたのはマナブくん。

マナブくんによると、四部の父親は

  • 女性スキャンダル
  • 秘書へのパワハラとセクハラ
  • 一部業者や反社会組織からの収賄
  • 選挙のときに金をばらまき、その事実を隠蔽するときにも金をばらまく

などスキャンダルまみれ。

マナブくんはそんな四部正一のことを”人間のクズ”と切り捨てます。

父親が逮捕・釈放後に殺される

第2ゲームで暴露された内容が警察にバレたことで、四部の父親は逮捕されます。

四部がトモダチゲームのことを父親に話したので、父親は逮捕された、と片切友一は考察。

四部正一は保釈されますが、その後自宅で遺体となって発見されます。

警察の調べによると、他殺の可能性が高いとのことでした。

四部の父親を殺したのは誰?

四部正一を殺したのは、トモダチゲーム運営側の人間だと考えられます。

四部誠は修学旅行費200万円を建て替えるために、父親に借金を依頼。

そのとき、四部はトモダチゲームのことを父親に話してしまいますが、この事実をつかんだ運営側が四部正一を殺したと思われます。

 

もし運営側が四部正一を殺したのなら、自分たちで殺しておいて、四部誠を友罪裁判で有罪にしようとするのですから、やり方があまりにもえげつないですよね。

四部誠が友罪裁判にかけられる

父親を殺したとして、四部誠はトモダチゲームの運営に拘束され、友罪裁判(ゆうざいさいばん)にかけられることに。

四部が無罪を勝ち取るには、クラスメイトから1人70,000円を集めなければなりません。

さらに運営側は、四部に不利な証言をする3人の証言を用意。

四部が無罪を勝ち取るのは困難だと思われました。

ウソの証言を見破る

  • 四部家の家政婦の宮部紗央莉:四部誠が沢良宜志法に強姦未遂をした
  • 金貸しの奥園実:四部家に約5億円の借金がある
  • 池市亮介:中学時代に四部が妹を妊娠させ、金で解決しようとした

3人の証人はそれぞれこのように証言しますが、四部の弁護人を務める美笠天智はウソを吐いている証人を発見。

池市亮介です。

童貞の四部が池市の妹を妊娠させたはずはないと主張し、天智は池市の証言を不採用に追い込みます。

花宮満を利用し振込詐欺を計画するも失敗

ウソの証言を見破ったものの、天智や友一はクラスメイトから1人70,000円を集めなければなりません。

そこで計画したのが、天智のことが好きな花宮満(はなみやみつる)を利用し、クラスメイトに振込詐欺を仕掛けるというもの。

成功すれば花宮満は逮捕されるかもしれませんが、友一にとってはお構いなし。

しかし、いざ花宮満を前にすると天智は嘘を吐くことができず、計画は失敗に終わります。

先生を利用し金を集め四部は無罪に

花宮満を利用する計画が失敗すると、片切友一は担任教師を引き入れ、クラスメイトから集金する計画を実行。

  • 心木ゆとりのきわどい写真を使い、担任教師をおびき出す
  • 担任がゆとりに手を出した現場を友一が抑える
  • 担任を脅し、クラスメイトから集金させる

友一の計画はまんまと成功。

一度は四部に有罪判決が下りますが、その直前に友一が現金を届けたことで、四部は無罪になります。

まとめ

「トモダチゲーム」の四部誠は裏切り者なのか?

また四部がかけられた友罪裁判の結果についてもまとめました。

  • 四部誠はもう1人の裏切り者だった
  • ただし、四部は騙されて裏切り者にされていた可能性がある
  • 父親が殺されたことで、四部は友罪裁判にかけられる
  • 片切友一が心木ゆとりに手を出した担任教師を脅迫し、クラスメイトから金を集め、四部の無罪を勝ち取る

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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