当ブログの記事にはプロモーションが含まれています

耳をすませば雫のお父さんの声優が下手で棒読み?立花隆起用の理由や名言についても

耳をすませば

1995年公開の映画「耳をすませば(耳すま)」に登場する月島靖也(つきしませいや)。

主人公の月島雫のお父さんです。

靖也は市立図書館勤務の45歳。

本業は郷土史家という少し変わったキャラクターですね。

そんな月島靖也を演じた声優の演技に対して、「下手」「棒読み」という感想が少なくありません。

今回はお父さんを演じた声優の演技が下手な理由を考察します。

またお父さんの名言もご紹介します。

耳をすませば記事一覧はここから

 

月島雫のお父さんの声優が下手でセリフ棒読みと言われる理由を考察

雫のお父さんの声優の演技が下手で棒読み?

映画を見ればわかりますが、月島雫の父・靖也の演技は決して上手ではありませんよね(笑。

こんな印象を持った方は多いのではないでしょうか。

  • セリフに抑揚がない
  • 感情がこもっていない
  • セリフが棒読み
  • 学芸会レベル?

雫のお母さんを演じた室井滋さんと比較すると、特に下手さが際立ってしまいます。

室井滋さんは、どこにでもいるごく普通のお母さんをとても自然に演じていましたからね!

雫のお父さんの演技が「下手!」と言う声まとめ

月島靖也の声優の演技についてのTwitterの声をご紹介すると、

やはり多くの方が「下手」と感じていますね。

「下手」「棒読み」と言われる理由はプロの声優ではないから

雫のお父さんの演技が「下手」「棒読み」と言われる理由はプロの声優ではないから。

月島靖也を演じたのは立花隆さん(1940年-2021年)。

”知の巨人”のニックネームを持つジャーナリスト、評論家、作家です。

「田中角栄研究―その金脈と人脈」(1974年、文芸春秋)で、田中角栄内閣退陣のきっかけを作ったともいわれる方ですね。

プロの声優ではない立花さんが演じたのですから、下手と言われるのは仕方がないですよね(笑。

では、なぜプロの声優ではない立花隆さんが雫の父親を演じたのでしょうか?

立花隆が声優に起用された理由を解説

立花隆が声優に起用された理由

立花隆さんが「耳をすませば」の声優に起用された理由は自然さやリアリティを出すため。

ジブリ作品では、本職ではない方が声優を演じることがしばしばあります。

「耳をすませば」は、1990年代の日本のどこにでもあるような家庭を切り取った映画。

そんなごく一般的な家庭のお父さんの雰囲気を出したくて、あえてプロの声優ではない立花さんが起用されたのかもしれませんね。

個人的には立花さんの演技はお世辞にも上手とは言えないものの、そこまでひどい演技とは感じませんでした。

むしろ独特の味があってよかったのではないでしょうか。

独特の訛りは何弁?

月島靖也には独特の訛り(なまり)がありましたね。

どこ地方の訛りか、気になった方は多いはず。

実はお父さんの訛りは茨城県水戸付近の訛り、つまり茨城弁ですね。

 

スタジオジブリの鈴木敏夫さんによると、月島靖也については「(声優として)上手い下手は関係なくて、とにかく茨城県・水戸の言葉で訛りがほしかった」とのこと。

立花隆さんは中学・高校時代を水戸で過ごしています。

そんな理由もあり、立花さんが「耳をすませば」の声優に起用されたようです。

 

私は6年ほど水戸市に住んだことがあるので、茨城県の方言はわかりますが、雫のお父さんの茨城弁はやや抑え気味に感じました。

実際の水戸の人たちはもっと訛っているし、もっと荒っぽいです(笑。

「耳をすませば」月島靖也(せいや)の名言を紹介

最後に月島靖也の名言を1つご紹介します。

自分の信じる通りやってごらん。 でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。

引用元:「耳をすませば」

受験勉強もせず、物語の執筆に没頭する雫にかけた言葉がこれ。

父親から言葉をもらったことで、雫の中にさらに強い気持ちが生まれたのではないでしょうか。

心配しつつも、そっと娘の背中を押す父親の”やさしさ”が感じられる名言ではないでしょうか!?

 

まとめ

  • 「耳をすませば」に登場する月島靖也の演技が「下手」と言われる理由は、声優がプロではないから
  • 月島靖也は立花隆さん
  • 自然さやリアリティを出すため、茨城県水戸の訛りがほしかったという理由で立花さんが起用された
  • 月島靖也の名言は「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ」

最後まで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました