ゴールデンカムイ松田平太の正体は?モデルや最後は死亡するかについても

ゴールデンカムイ

アイヌの金塊を探す冒険活劇「ゴールデンカムイ」。

刺青の囚人を探す中で、杉元達はさまざまな闇を抱えた犯罪者に遭遇します。

松田平太も深い闇のある人物。

松田にはモデルになった人物はいるのか、最後には死亡するのか、解説します。

 

「ゴールデンカムイ」モデルなど松田平太の基本情報

明治の終わりごろ道北で砂金が見つかり、空前のゴールドラッシュが起きました。

4000人もの人が砂金を掘りに集まり、やがて北海道各地に新しい砂金地を求めて散らばっていきます。

そんな歴史背景から生まれたキャラクター・松田平太(まつだへいた)の基本情報について解説します。

杉元たちが出会った砂金掘り師

樺太から戻り、自分たちだけで金塊を探すことにしたアシリパ、杉元、白石の3人。

まずは軍資金を作ろうと、砂金を掘りに雨竜川へ行き、崖から落ちそうな男を助けます。

その男が松田平太でした。

 

腕利きの砂金堀りの松田は、助けてくれたお礼に「砂白金(プラチナを含む金属)」を掘って、もうけを山分けしようと申し出ます。

万年筆の材料になる砂白金は、当時価値が上がっていました。

松田の技術と知識に感心し、杉元、白石は「平太師匠」と慕うようになります。

4人の家族と暮らす?

松田には家族が4人います。

父、長兄、長兄の嫁、次兄です。

父や兄は、松田が杉元達を助けることに反対。

兄嫁は奔放な女性で、アシリパ達についてきたロシア人狙撃手「頭巾ちゃん」に裸の肖像を描かせます。

腹を立てた長兄は、頭巾ちゃんをアイヌの罠「アマッポ」の毒矢で殺そうとしますが、アシリパに阻止されます。

 

そんな中、松田の家族は1人ずつ、ヒグマに食べられて死んでいきますが、アシリパはヒグマの気配を見つけることができません。

実は松田の家族はずっと昔にヒグマに襲われ、全員亡くなっていました。

家族のエピソードは、全て松田の妄想だったのです。

松田平太のモデルは存在しない?

家族の死で松田は精神を病み、犯罪者になって網走監獄に入るのです。

松田の犯罪にモデルはありませんが、家族の死については似た事件があります。

 

実は松田は、自分が汗水たらして稼いだお金を散財するばかりの家族に、怒りを感じていました。

ある日、ヒグマの食べかけの獲物を見つけ、持ち帰ります。

ヒグマが獲物に執着することを知っての行動でした。

その夜、家族は全員ヒグマに襲われ死亡。

松田は猟師のおかげで1人だけ助かります。

 

ヒグマによる人間への襲撃で最も有名なのは「三毛別羆事件」。

妊婦と幼い子供が襲われて殺され、その葬式にもヒグマが乱入した事件です。

ヒグマは遺体を追って葬式に乱入したと考えられています。

最終的に死亡者7名、負傷者3名を出し、ヒグマは射殺されました。

「家族が襲われた」「ヒグマの獲物を持ち帰ったことで、被害が起きた」という点が、松田の家族の死と共通しています。

松田平太の正体を解説

人を襲って食うようになったヒグマをウェンカムイ(悪い神)と言います。

ウェンカムイを恐れる松田は、ヒグマの皮をかぶって人を殺す殺人犯になりました。

どんな経緯で異常な犯罪を犯すようになったのか、松田平太の正体について解説します。

網走監獄から脱獄した刺青囚人であり連続殺人犯

松田は「ウェンカムイが自分にとりつき、人を殺させる」と信じる連続殺人犯です。

殺人罪で網走監獄に入り、刺青の囚人になりました。

松田は看守の門倉に、自分の犯罪について語っています。

  • 自分の頭の中に家族が住みついていて、ヒグマがそれを1人1人食っていく
  • 家族が死ぬと、最後に自分が食われる
  • 食われると自分がウェンカムイになってしまい、ヒグマの皮をかぶって実際に人を殺してしまう
  • 人を殺すと、体がバラバラに飛び散り、松田は自分自身に戻る

これの繰り返しだ、と。

 

松田は、ヒグマの皮をいつも持ち歩いていました。

捕まったとき、松田は「ヒグマの皮を処分してくれと頼んだ」と言います。

しかし門倉は「保管してくれと言っていたじゃないか」と言うのです。

松田は刺青囚人ですが、自分が刺青を入れたときの記憶もありませんでした。

ウェンカムイを恐れる二重人格者

自分がしたことや言ったことを覚えていなかったり、死んだはずの家族が頭巾ちゃんを襲ったり。

実は松田は多重人格者。

全て、別人格の自分がしたことだったのです。

多重人格とは、精神的なトラウマから自分を守るため、頭の中に別人格を作ってしまう症例。

ノンフィクション「24人のビリー・ミリガン」という本で有名になりました。

 

頭巾ちゃんの前で裸になったのは、兄嫁の人格になった松田でした。

頭巾ちゃんをアマッポで殺そうとしたのは、兄の人格になった松田です。

そして、人を殺してしまうのは、ウェンカムイになり、ヒグマの皮をかぶった松田なのです。

「もう何年もウェンカムイに付け狙われている」と、松田は心の底から恐れていました。

それは、自分の心の中に住むウェンカムイだったのです。

松田平太がヒグマを恐れるようになった経緯

子どものころ、松田はアイヌからウェンカムイの話を聞きます。

それが怖くて、いつも空想していたという松田。

強欲な自分の家族をヒグマに殺させた松田ですが、そのあと何度もウェンカムイが生き返り、家族と自分を罰しに来るようになったと言います。

松田はウェンカムイと、ウェンカムイになる自分の両方を恐れていました。

松田平太は最後に死亡するのか

ウェンカムイに取りつかれた松田は杉元を襲い、戦う中で死亡します。

その死は、ウェンカムイから必死で逃れようとした松田自身が選んだものでした。

ウェンカムイ状態のまま杉元と戦う

白石は、頭巾ちゃんが描いた裸の松田が、刺青囚人であることに気づきます。

アシリパに「ヒグマは平太の頭の中にいるんじゃないか」と指摘され、動揺した松田はウェンカムイとなり、杉元に襲いかかります。

屈強な杉元を投げ飛ばす松田。

普段の松田からは想像できない怪力に、杉元は苦戦。

杉元がナイフで切りつけ、ヒグマが弱ったすきに、松田の意識がウェンカムイの中から顔を出します。

自ら放った毒矢で死亡

杉元と松田が戦っていたのは、頭巾ちゃんがアイヌの罠アマッポで殺されそうになった場所でした。

ウェンカムイの中から意識を目覚めさせた松田は、その毒矢を自分で自分に撃ちます。

松田は初めからアマッポで自分を撃とうと決めていて、その場所で杉元を襲ったのです。

「やった、あいつに勝ったぞ」と言って倒れる松田。

助けようとする白石を止め、「杉元さんが戦ってくれたおかげで、ウェンカムイを消すことができた」と言って死亡します。

まとめ

ゴールデンカムイ松田平太の正体、モデルや最後は死亡するかについて解説しました。

  • 松田は腕のいい砂金堀り師だったが、ヒグマに家族を襲わせ、心を病む
  • 松田は多重人格者。皮をかぶってウェンカムイになり、人を殺していた
  • 杉元と戦う中で自分を毒矢で撃ち、松田はウェンカムイから解放され、死亡する
  • 実際にあったヒグマ被害や多重人格者の事件が、このエピソードのモデルになっている

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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