「ゴールデンカムイ」鶴見中尉の過去はスパイ?妻や子供・本名についても

ゴールデンカムイ

金塊を巡り、いくつもの勢力がしのぎを削る様子を描いた「ゴールデンカムイ」には、数多くの個性的なキャラクターが登場しますが、その中でも一際異彩を放つのが鶴見中尉です。

アシリパ・杉元にとっては敵役ですが、その奇抜な個性ゆえに鶴見はとても人気があります。

ここではそんな鶴見中尉の過去についてまとめました。

  • 鶴見中尉の過去はスパイだった?
  • 鶴見に妻や子供がいた?
  • 鶴見中尉の本名は?

以上の点について解説します。

なおこの記事にはネタバレがあります。

「ゴールデンカムイ」鶴見中尉のプロフィール

引用元:「ゴールデンカムイ」4巻

鶴見中尉のプロフィール

鶴見は日本陸軍第七師団歩兵第27聯隊を率いる中尉です。

情報収集と分析を行う情報将校で、作品中でのニックネームは「反逆の情報将校」。

金塊争奪戦でも優れた情報収集力と操作能力を武器に、杉元・アシリパ一派や土方一派とやり合います。

一方で網走監獄では自ら先頭を切り、銃で看守や囚人を仕留めるなど、実戦に強いところも見せています。

性格は過激、残忍、冷酷、そして情緒不安定。

一方で利害が一致すると、敵対していた相手とあっさり手を結ぶ柔軟さを持ち合わています。

なお好きなものは「和菓子」、苦手なものは「酒類」です。

鶴見が金塊を狙う理由

引用元:「ゴールデンカムイ」21巻

北海道に軍事政権を作る軍資金を作るために鶴見は金塊を狙っています。

鶴見は第七師団の小隊長として日露戦争に参加し、旅順攻囲戦、奉天会戦などで勝利をあげますが、味方の被害は甚大で、多くの犠牲者を出てしまいます。

それでいて戦争で賠償金は取れず、さらに終戦後、第七師団は冷遇を受けることになります。

死んでいった仲間や遺族、冷遇を受ける部下たちに報いるために、軍資金を元に海外から最新の武器を買い、クーデターを起こし、北海道を制圧。

軍事政権を作り、武器工場を作り雇用を創出、遺族や残された仲間の暮らしを楽にしようと考えているのです。

さらに鶴見は満州さえも視野に入れているようです。

杉元、アシリパ、土方らは、それぞれに金塊を狙う目的は違いますが、鶴見も壮大な目的のために金塊を狙っていることがわかりますね。

鶴見中尉のスパイの過去を解説

まず結論を書くと日露戦争以前、鶴見中尉はロシア・ウラジオストクでスパイをしていました。

この事実は「ゴールデンカムイ」18巻に描かれており、2020年10月開始のアニメ3期で放送されると思われます。

ウラジオストクに長谷川幸一として潜入

引用元:「ゴールデンカムイ」18巻

鶴見は日露戦争前、長谷川幸一という名前でウラジオストクに潜入し、「長谷川写真館」を経営しながら、スパイとして活動していました。

作中では「10代で父の仕事関係でロシアへ渡航。知人の写真館を譲り受けて写真師として暮らし、地元の女性と結婚した」と説明されています。

写真館なら地元の人と交流しつつ怪しまれずに生活できるので、鶴見にとっては好都合だったはず。

このときの経験が第七師団歩兵第27聯隊を率いる時に役立っているのかもしれません。

長谷川幸一には妻と子どもがいた

スパイとしてウラジオストクに潜入していた長谷川幸一には妻がいました。

フィーナという名の典型的なロシア美人!?

さらに長谷川とフィーナとの間にはオリガという子どももいました。

ごく自然にロシアに馴染むために好きでもない女と結婚したのでしょうか?

それとも妻子には愛情はあったのか?

長谷川(鶴見)がどんな気持ちでウラジオストクで生活していたのか、気になるところです。

ウイルク・キロランケ・ソフィアが長谷川を尋ねる

引用元:「ゴールデンカムイ」18巻

ある日ウイルク、キロランケ、ソフィアが長谷川写真館を訪れ、長谷川に日本語を教えてほしいと言います。

長谷川は、日本に興味があるという3人に報酬をもらい日本語を教えることにします。

このときウイルクたち3人は、長谷川がロシアに潜入しているスパイであることを知りませんでしたし、長谷川も最初はウイルクたちがロシア皇帝を暗殺したテロリストであるとは知りませんでした。

ウイルクたちを維新三傑に例える長谷川

引用元:「ゴールデンカムイ」18巻

長谷川はウイルクたち3人と接していくうちに彼らの正体を知ることになります。

長谷川は3人をそれぞれ

  • ウイルク:冷酷だが、決断力がある大久保利通
  • キロランケ:合理的で柔軟、巨大な組織に立ち向かう木戸孝允
  • ソフィア:誠実で義理堅く、軍を指揮する能力がある親分肌の西郷隆盛

になぞらえ、日本がアジアで唯一近代化を成し遂げられたのは「維新三傑」の存在があったから、という話をします。

長谷川の妻子が射殺される

そんなある日、長谷川写真館にロシア秘密警察がやってきます。

皇帝を暗殺した自分たちを捕まえに来たと思ったウイルクたちでしたが、秘密警察の狙いはスパイの長谷川でした。

どうやら秘密警察に捕まった他のスパイが長谷川の存在を白状したようです。

ウイルクらは秘密警察と銃撃戦を開始すると、警察官を次々と倒していきます。

長谷川の妻子が巻き込まれて死亡

引用元:「ゴールデンカムイ」18巻

銃撃戦の最中、ソフィアが撃った弾が長谷川の妻と子どもに当たり、2人は死亡。

長谷川は妻子が助からないことを悟ると、ソフィアたちに「もう行きなさい」と言い、3人を逃します。

3人はその後北上し、ウイルクとキロランケは流氷の上を歩いて樺太へ。

ソフィアは樺太に渡らず、革命家としてロシアで活動を続けます。

長谷川幸一の本名

引用元:「ゴールデンカムイ」18巻

長谷川の妻フィーナは、夫がスパイであることを最後まで知りませんでした。

フィーナが息を引き取る直前、長谷川は自分の名前は長谷川幸一ではないと告白。

フィーナが「あなたは誰なの?」と尋ねると、長谷川は「鶴見篤四郎」と名乗ります。

鶴見の本名はここで初めて明かされました(179話)。

その後長谷川は妻と子供の遺体をベッドに寝かせ、長谷川写真館に火を着けると、その場を去っていきます。

キロランケは鶴見=長谷川幸一と気がついたか?

キロランケは北海道で金塊争奪戦が始まった時、鶴見中尉がウラジオストクでスパイをしていた長谷川幸一であると気がついたでしょうか?

キロランケは回想シーンで「長谷川さんとはそれきりだ」と語っていることから、鶴見=長谷川幸一だとは気がついていないようです。

相手の素性を知っているのは鶴見だけのようです。

まとめ

この記事では「ゴールデンカムイ」の鶴見中尉の過去についてネタバレ解説しました。

  • 鶴見は日露戦争以前にウラジオストクで「長谷川幸一」としてスパイ活動をしていた
  • 長谷川にはロシア人の妻と子供がいた
  • 長谷川はウイルク・キロランケ・ソフィアに日本語を教えていた
  • 秘密警察と争った際、長谷川の妻と子供が撃たれて死んでしまう

妻子が死んで写真館に火をつけるとき、長谷川(鶴見)は何を思ったのでしょう?

あくまで仕事として冷静に対処したのか、それとも愛情があり苦しい思いをしたのか?

個人的には後者であることを望みたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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