「ゴールデンカムイ」鶴見中尉がかっこいい!おでこの汁や目的・魅力を解説!

ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉。

敵役でありながら強烈な個性を持つ鶴見はかなり人気のあるキャラクターで、大きな目的のために金塊を狙っています。

ここでは

  • 鶴見中尉のかっこいい魅力
  • おでこから出る汁の理由
  • 鶴見中尉が金塊を狙う目的

についてまとめました!

「ゴールデンカムイ」鶴見中尉のかっこいい魅力を解説!

引用元:「ゴールデンカムイ」4巻

鶴見は大日本帝国陸軍第七師団のうち歩兵第27聯隊を率いる中尉です。

ここでは鶴見中尉のかっこいい魅力をご紹介します。

人たらし:人心掌握術にすぐれる鶴見

鶴見中尉は「人たらし」という表現がよく似合う人物です。

鶴見はあらゆる手を使い、部下の心をがっちりつかみ、忠誠心を植え付け、自分の忠実な駒にすることを得意としています。

例えば鯉登少尉は鶴見の写真をポケットに入れて持ち歩くほどの鶴見信奉者ですが、鯉登の鶴見への心酔ぶりは、鯉登が16歳のときに経験した函館での狂言誘拐が伏線になっています。

自分の部下である菊田・月島・尾形に鯉登を誘拐させた鶴見は、自らが犯人を倒したように偽装し、鯉登に強烈な印象を与えます。

しかも狂言誘拐の2年前、鶴見は鹿児島で鯉登に会った折には、鯉登にやさしい言葉をかけています。

これらの出来事が伏線となり、鯉登は陸軍士官学校に入り、鶴見の忠実な部下になります。

 

同様に父親を殺して死刑判決を受けた月島に対しても、鶴見は巧みな工作を行い死刑判決を取り消し、月島に生きる希望を与え、自分に従う忠実な部下にします。

ときには言葉巧みに、ときには事実を偽装し、鶴見は自分の人の心をつかんでいきます。

人身掌握術は鶴見の大きな武器と言えるでしょう。

部下でなくてもトリコにする!鶴見の人間力

「江渡貝剥製所」の江渡貝弥作(エドガイ君)を取り込み、刺青人皮を作らせたエピソードも鶴見の人間力をよく表しています。

鶴見はエドガイ君の作品に興味を示し、高く評価することでエドガイ君の気持ちをガッチリつかみます。

母親にも自分の作品を認めてもらえなかったエドガイ君は、鶴見に評価されたことがうれしくて、偽物の刺青人皮を作ることを了承。

さらにエドガイ君は杉元や尾形に追われながら、完成した刺青人皮を命をかけて鶴見に届けようと奮闘します。

部下でない人間さえもトリコにしてしまう鶴見の人間力がよくわかるエピソードです。

残忍ささえ鶴見の魅力?

引用元:「ゴールデンカムイ」5巻

人の心をつかむのがうまい鶴見中尉ですが、冷酷で残忍な面も持ち合わせています。

例えば組織内の裏切り者をあぶり出すために、大勢の部下の前で造反した二階堂の右耳をナイフで削いでしまいます。

また自分に異を唱えてきた上官の指を噛み切り、部下に射殺させたうえ、服を脱がせて埋めることさえします。

さらに満鉄の経営に慎重な花沢幸次郎中将を、実の息子である尾形に自殺と見せかけて殺害させています。

こうした残忍で冷酷な一面もファンにとってはたまらない魅力と考えられます。

育ちのいいお坊ちゃんの一面も

冷酷かつ残忍、情緒不安定な性格の鶴見中尉ですが、その振る舞いは決して下品ではなく、品のよささえ感じさせます。

それもそのはず、第40話「ニシン御殿」では「私の家も多少裕福だった時期がありましてね」と自ら語るほど裕福な家に生まれたのです。

ここで鶴見は見事にピアノを演奏しますが、それを見たニシン御殿の親方は「洋琴も喜ぶ」と感心していました。

ただ作中では鶴見の幼少期についての描写は他にありません。

どんな両親のもとに生まれたのか、どんな子ども時代を過ごしたのか、など今後描かれるといいですね。

若い頃の鶴見がイケメンでかっこいい!

引用元:「ゴールデンカムイ」18巻

鶴見は若い頃(20代?)、ロシアのウラジオストクで写真館を経営していました。

驚くことに鶴見は現地のロシア美人を妻に迎え、子どもまでもうけていました。

若い頃の鶴見はメガネを掛けており、とてもやさしそうな男前(?)。

当時の様子はアニメ3期で放送されると思われるので、楽しみにしていてください。

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鶴見のかっこいい名言3選

鶴見中尉の名言を3つご紹介します。

我々の戦争はまだ終わっていない(2巻13話)

上官の和田大尉の部下を勝手に動かし、武器弾薬を無断で持ち出したことを叱責されると、カッとなった鶴見は和田の指を噛みちぎり、部下に和田を射殺させます。

そのときに言った言葉がこれ。

後で解説しますが、戦っても報われなかったと感じている鶴見にとってまだ戦争は続いています。

だから鶴見は金塊を探しているのです。

私はお前の死神だ。お前の寿命のロウソクは私がいつでも吹き消せるぞ(2巻16話)

小樽で刺青人皮の情報を集めていた杉元が第七師団の兵隊に銃殺されそうになると、鶴見は「そこまで!」と空に向かって発砲し、部下を静止させます。

そして鶴見に言った一言がこれ。

お前の命は俺が握っている!と杉元に圧力をかけるには十分に迫力がある言葉でした。

それが死んでいった戦友たちへのせめてもの餞(はなむけ)である(4巻31話)

谷垣の回想シーンで、鶴見は金塊を探す理由を語っています。

戦争で戦っても報われなかった部下や仲間のために金塊を狙っていることが明らかになりました。

ただ腹黒い面もある鶴見ですから、言葉通りに受け止めていいのかという疑問は残ります。

それでも鶴見が大きな野望を胸に金塊を探していることがわかる言葉です。

鶴見篤四郎のモデルは?

Wikipediaで調べたところ、日露戦争に参加した第七師団第26聯隊に鶴見数馬中佐という連隊長がいました。

ただ作品中の鶴見篤四郎が所属する歩兵第27聯隊ではありませんし、情報将校でもないことから、鶴見数馬中佐からは名字だけ拝借したと考えるのが妥当かもしれません。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉のモデルは須見新一郎(すみしんいちろう)氏と言われています。

1892年生まれの須見氏は1922年に陸軍大学校(第34期)を卒業し、陸軍省軍務局歩兵課に配属。

満州国とソ連の国境を巡って争ったノモンハン事件(1939年)では第七師団歩兵第26聯隊長として従事しています。

ノモンハン事件で、須見氏は十分でない戦力で強大なソ連軍に挑む無謀な作戦に反対する意見をしたため、事件後は予備役編入となった経験をしています。

日露戦争の旅順攻囲戦で203高地攻略に否定的だったものの、上からの命令に従うしかなかった鶴見中尉と境遇が似ています。

 

なお須見新一郎氏は、戦後長野県上山田温泉で旅館を経営して過ごしていました。

鶴見中尉にもそのような戦後が訪れるのか、今後に注目していきましょう!

鶴見中尉のおでこの汁の秘密を解説

引用元:「ゴールデンカムイ」21巻

額のケガと額当ての理由

鶴見中尉と言えば額から目にかけての傷と額当てがトレードマーク(?)。

このトレードマークは鶴見の独特な性格と相まって、異様な雰囲気を醸し出しています。

実は鶴見中尉、前頭部の頭蓋骨と大脳前頭葉の一部を失う大ケガを負った過去があります。

日露戦争の奉天会戦で敵の砲弾の破片が額に直撃したためで、その後はケガを保護するためにホーロー製の額当てをしています。

なお「ゴールデンカムイ」の作者・野田サトルさんによると、鶴見中尉は入浴中

あの額当ても、お風呂で一緒に洗います。裏側が汁でガビガビになってると思うので。

湯船にプカプカ浮かべて遊んでいるんじゃないでしょうか。

引用元:https://youngjump.jp/goldenkamuy/contents/qa/beginner.html

湯船に額当てをプカプカ浮かべて遊んでいる鶴見中尉を想像すると、クスッとなってしまいますね(笑。

おでこから出る汁の理由

引用元:「ゴールデンカムイ」14巻

作中では鶴見のおでこから汁があふれるシーンがしばしば描かれています。

額に大きなケガをしているため、興奮するとそこから脳汁があふれるのだとか。

また擦れたときも汁が漏れ出すのだとか?

作者の野田サトルさんは鶴見の額から出る汁について

べつに脳みそがむき出しではないと思うんですよ。ある程度皮膚で覆われてはいると思うんです。

でも擦れたり興奮すると時々汁が漏れ出すんです。

引用元:https://youngjump.jp/goldenkamuy/contents/qa/beginner.html

と語っています。

また負傷前は穏やかな性格だったようですが、頭部に大きなケガをしたことで奇怪な言動が多くなったようです。

おでこのケガと額当て、興奮すると出る脳汁が鶴見の奇怪さを強調していることは間違いありません。

「ゴールデンカムイ」鶴見中尉が金塊を狙う目的

引用元:「ゴールデンカムイ」4巻

鶴見の目的

鶴見は北海道に軍事政権を樹立する軍資金を得るためにアイヌの金塊を狙っています。

日露戦争の旅順攻囲戦、情報将校だった鶴見は多くの犠牲が予想される203高地攻略に否定的でしたが、上層部が出した無謀な命令に従うしかありませんでした。

作戦は強行され、日本軍の勝利に終わりましたが、この戦いで第七師団の約半数の軍人が戦士し、鶴見自身も頭部に大きなケガを負います。

しかし戦後条約ではロシアから賠償金が取れなかったうえ、陸軍の中で第七師団は冷遇されてしまいます。

こんな経験をした鶴見は、金塊を資金にして北海道に軍事政権を作り、武器工場を作り、戦争遺族に長期的に安定した仕事を与えることで、戦士した戦友や部下たちに報いようとしています。

満州までも視野に

鶴見は軍事政権の樹立、さらにその先には戦友が眠る満州も狙っていると考えられます。

ただ軍事政権樹立や満州進出が鶴見の最終目的なのかはまだわかりません。

鶴見は日露戦争前から金塊についての情報を集めていたと思われる描写があるためです。

鶴見はさらに大きな野望を持っているのでしょうか?

それとも本当の目的は別のところにあるのか?

今後の動向に注目していきましょう!

まとめ

ここでは「ゴールデンカムイ」の反逆の情報将校・鶴見篤四郎中尉についてまとめました。

鶴見の魅力は

  • 人たらしで、人心掌握術にすぐれている
  • 部下でなくてもトリコにしてしまう人間力がある
  • 育ちのいいお坊ちゃんの一面も持ち合わせている
  • 人を平気で傷つける残忍さ
  • 若い頃はイケメンでかっこいい
  • 「我々の戦争はまだ終わっていない」など名言も残している

鶴見のおでこの汁は

  • 日露戦争の敵の砲弾の破片が額に直撃しケガを負い、興奮したりすると脳汁が出てくる

鶴見中尉が金塊を狙うのは

  • 北海道に軍事政権を作る軍資金にするため
  • 本当の目的は軍事政権樹立以外にある可能性も

個人的には杉元・アシリパ派なので鶴見は敵ですが、敵役としての魅力は認めざるをえません。

今後の鶴見に注目していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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