ゴールデンカムイの二階堂浩平は死亡する?モルヒネ中毒などかわいそうなキャラについても

ゴールデンカムイ

皆さんには兄弟はいますか?

仲がいい方にとっても、そうでない方にとっても、同じ血を分けた不思議な他人。

兄弟の中でも、双子には特別な絆があると言われています。

離れていても、お互いのピンチが何となくわかる双子もいるそうですよ。

今回は「ゴールデンカムイ」に登場する、そんな双子の兄の二階堂浩平(にかいどうこうへい)について解説します!

二階堂は最後に死亡するのでしょうか?

 

「ゴールデンカムイ」二階堂浩平の基本情報

第7師団所属の一等卒

二階堂浩平は、第7師団の中でも鶴見中尉が率いる一派に属しています。

制服や会話からすると、階級は一等卒のようですね。

「ゴールデンカムイ」の他のキャラクターと比べると、上等兵の尾形や宇佐美が上司にあたり、谷垣や杉元(除隊前)たちと一緒です。

 

初登場は2巻第15話。

全く同じ顔をした片割れの洋平とぴったり息を合わせて主人公の杉元を追いまわすシーンは、読者に強烈なインパクトを与えました。

因みに「谷垣狩り」時の発言から、故郷は静岡のようです。(5巻第45話)

二階堂洋平の双子の兄(?)

顔が全く同じで、どっちが兄なのか分かりづらい浩平と洋平。

お互いを名前で呼ぶため、作中でも兄、弟の区別は出て来ません。

どちらが先に生まれたのでしょうか?

 

答えはヤングジャンプのHPにある作者へのQ&Aコーナーにあります。

浩平の方が兄で、洋平より少しだけ早く生まれたようです。

Q&Aに質問が寄せられるなんて、気になっていた読者も多かったんでしょうね。

弟を殺した杉元に強い復讐心を持つ

そんな二階堂浩平ですが、作品中の彼の目的はただ一つ・・・弟の洋平を殺した杉元への復讐。

二階堂兄弟は、鶴見中尉が求める刺青人皮について嗅ぎまわっている杉元を生け捕りにし、師団で軟禁することに成功しました。

 

が、相当痛手を受けた二人は、命令に背いて私刑(リンチ)を加えようと杉元に接近。

けれど案の定というか、不死身の杉元による返り討ちに遭い、しかも弟の洋平は殺されてしまいます。(3巻第18話)

浩平と洋平の絆は非常に強固でした。

残された浩平は洋平の敵討ちを誓い、以降復讐のために杉元を付け狙うようになります。

モルヒネ・義手・義足など二階堂浩平のかわいそうでかわいいキャラまとめ

ヒグマと鶴見により両耳を失う

杉元を殺すことだけが目標になってしまった浩平。

第7師団、ひいては鶴見中尉の目的である金塊探しなんて、もう彼にはさほど関心がありません。

洋平を殺された後の浩平は、尾形と一緒に鶴見中尉に背いて行動します。

何でもいいから手っ取り早く杉元に近づきたかったのかもしれません。

しかし、師団からはぐれていた谷垣の罠にかかり、ヒグマに襲われてしまいました。

 

しかもその時、ヒグマの一撃によって右耳を裂かれてしまったのです。(5巻第45話)

しまいに、結局谷垣を取り逃がし、鶴見中尉に捕まります……

「左右対称が美男子の条件」とは中尉の発言ですが、なんと中尉は裏切りの罰として浩平の左耳もそぎ落としてしまいました。

削がれた右耳を洋平に見立てる

鼻まで削がれそうになる浩平でしたが、鶴見中尉の一言で態度を変えます。

「杉元を殺させてやる」

それこそ浩平が願ってやまないことでした。

かたくなに口を閉ざしていた浩平は、あっさり謀反を企てていた仲間を売ります。

杉元への、異常というか恐ろしいまでの強い憎悪が垣間見えますね……

 

浩平はその後、再び鶴見陣営へ。

削がれた右耳は紐を通してネックレスのようにして肌身離さずもち歩くようになります。

なんと、浩平は自分の耳を洋平に重ねていたのでした。

弟に見立て、文字通り耳元で囁く浩平。

半身でもあった洋平を失ってから、浩平は心の均衡を失っていたのかもしれません。

ところでこの右耳、革製のヘッドギアを作ってもらってからは「左耳」に変わります。

浩平の左耳はヒグマに取られてしまっており、公式ファンブックの記述を見ると、ギアに付けられたのは洋平の耳のようです……

右足を失ったあとモルヒネ中毒に

行き過ぎた復讐心は、浩平の身に最悪の形で返って来ます。

鶴見中尉は策を巡らし、江渡貝(えどがい)という青年に偽物の刺青人皮を作らせていました。

その証拠を隠滅するため、中尉は江渡貝家の焼却を命じます。

しかしほぼ同時に、土方陣営や杉元たちもその家に到達。

杉元の声を聞いた浩平は、全ての神経をそちらへ向けます。

浩平と杉元、感動の再会……になるかと思いきや、土方の一太刀で、右の膝から下をばっさり斬られてしまいます。(9巻第82話)

残念ながら、杉元には届かず。

入院を余儀なくされた彼は、鎮痛剤のモルヒネを乱用するようになりました。

特殊な義足をプレゼントされる

元々、上司の命令を聞かず私刑を行おうとしたからとはいえ、かわいそうな目にあってきた浩平。

耳に続き右足まで失い自暴自棄になったものの、ある人物が贈り物をしに訪れます。(10巻第94話)

鶴見中尉のツテでやってきた、天才銃器開発者の有坂中将。

中尉に負けず劣らず強烈なキャラクターの有坂がくれたのは、変わった義足でした。

ただ歩けるだけでなく、散弾を忍ばせて仕込み銃としても使えるのです。

散弾は、近距離で相手を封じるには非常に有効な弾。

「素敵な」足を貰えた浩平は気を取り直すのでした。

お箸付きの義手をプレゼントされる

浩平と杉元、因縁の再会は網走監獄で……

浩平は、仕込み銃で杉元の足を撃つことに成功し、束の間相手の動きを止めます。

次の一発でようやく洋平の仇がとれるはずでした。

しかし、銃の仕組みを一瞬で見破った杉元に利用され、自分の義足で右手を吹き飛ばされてしまいます。(14巻第135話)

またも「杉元を殺す」という目的を果たせず、戦線を離脱することに。

しかもその後中尉から「杉元が死んだ」と聞かされ、失意のどん底に落ちこんでしまいます。

 

そんな浩平のお見舞いにやってきた有坂中将。

今度は、義手の贈り物を携えていました。

もちろんただの義手ではありません。

中指にお箸を収納できる仕掛けがあったのです。

これでどんな野営でも食べるのに困らなさそうですが、浩平が欲しかった機能ではあまりなかった模様……

二階堂浩平は境遇はかわいそうだがかわいいキャラクター

最愛の弟を亡くし、自身も身体の一部を失い続け、どんどん正気も削られていく浩平。

境遇は痛々しいほどかわいそうではありますが、そのキャラクターはどこかコミカル。

シーツに隠れて様子をうかがうなど、病院での仕草は小動物に似ています。

 

また、身体が欠けていくにつれ、乱用したモルヒネの影響かどことなく口調が幼くなっていきました。

弟との絆と杉元への憎悪が全ての浩平ですが、シーンによっては可愛らしさまで感じることも……?

「ゴールデンカムイ」二階堂浩平は最後に死亡するのか

結論を書くと、二階堂浩平は最後に死亡します。

五稜郭での戦いで杉元と戦った二階堂浩平は、杉元を道連れに手りゅう弾で自爆しようとしますが、杉元に逃げられてしまいます。

その結果、二階堂だけが爆発に巻き込まれ、最期は杉元の銃剣で体が真っ二つになり死亡(30巻第295話)。

杉元を殺して浩平と洋平に「分ける」。

狂った願望は、不死身の杉元がターゲットでは叶えられようもありません。

左右に裂かれ、死の直前にようやく浩平は自分の「半身」に再会し、双子のふたりに戻ったのでした……

 

個人的には、尾形と組んでいた時に浩平が言っていた「故郷の静岡に帰りたい」が彼の本音であったように思います。

故郷は「ゴールデンカムイ」でも非常に重要なテーマとして扱われており、散々不幸な目にあう浩平が帰りたいと口にしたのは、かなり象徴的だったのではないでしょうか。

まとめ

今回は「杉元に憎悪を燃やす双子」の片割れ、二階堂浩平について解説しました。

まとめると、

  • 二階堂浩平は、第7師団の鶴見一派に所属
  • 弟の洋平を杉元に殺され、強い復讐心を抱く

作中では、

  • 片耳をヒグマに、もう片耳を鶴見に削がれる
  • 右足を土方に切り落とされ、右手を杉元に吹き飛ばされる
  • 有坂中将が仕込み銃にもなる義足、お箸が収納できる義手をプレゼント
  • 境遇は壮絶だが、キャラクターはどこかコミカル
  • 最期は杉元の銃剣で体が真っ二つになり死亡する

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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